大丈夫か？マイナンバー 使いこなせばこれだけ便利、こんなに変わる！ （ワニブックス｜ＰＬＵＳ｜新書）

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投稿者：朝に道を聞かば夕に死すとも。かなり。　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

マイナンバーがよくわかんないから買いました。この手の本って、パンフレット分厚くしただけって感じの本が多いのですが、衆議院議員ですので、内部的な思想がちょっと分かるかな？って思って買ったんです。読後感はですねぇ「わかんなくて当然。」

情報漏えいに関しては「マイナンバーに書かれている情報をどこからどこに流して良いかはすべて法律に明記されており、法律に書かれていること以外の情報のやりとりは禁止されている。あなたのマイナンバーのついた情報の流れはマイナポータルで確認することができる。」とします。

わしゃ、トレーサビリティうけた牛かいな。

「予防接種にマイナンバーを使う予防接種は引っ越し等で住所が変わっても個人が特定できる。コンビニで実家のある市区町村から夜間でも戸籍抄本を取得できるようになると便利。」などのメリットが描かれています。

そして、マイナンバーの有効期間は概ね10年ただし20歳未満の人は5年公的個別認証にも別の有効期間があり、これは大人も子供も概ね5年ってのは初耳でした。そりゃそうですもんね。顔写真送って30年後もあの顔なわけないですし。

で、保険証の機能を持つかもしれないし、相続の手続きで自宅のパソコンでワンストップで利便性の高い社会になるかもしれない。電子政府で歳出削減されるかもしれない。

今のところ、病歴や税、年金情報などプライバシー性の高い情報は登録されないようですが、既往歴がわかったら救急で役立つからこの原則は崩れるかもしれないし、そうじゃないかもしれない。

何すか？この「しれないしれない」ばっかり。

マイナンバーカードって IC チップの空きスペースが半分あって、そこに公務員の身分証の機能を持たせたり、民間でも社員証、ポイントカードの機能を持たせることが考えられているようです。

つまり、走りながら作った制度。わかんなくて当然。ま、もうちょっと様子、見ましょう。