電子書籍
日本の論点
2016/04/24 09:54
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投稿者:なお - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎年買って読んでいる。
著者の視点や考え方には、いつも刺激を受け、考えさせられる。
ますます知への欲求が高まってきた。
紙の本
いつもの大前節
2016/01/23 12:07
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投稿者:shinshok - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎年発刊しているこのシリーズ、様々な時事問題を理解し、大前さんの意見とともに一歩深いところまで解説してくれます。
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毎年恒例の日本の論点。
高齢化社会、イスラム国などのトピックスに大前節でバッサバッサ。
最初のテーマが日本を見つめ直す論理思考というのが良い。農業は土地を手放さずに補助金をもらい続ける人がいるから駄目に。大型とは日本の農業からみたら桁違い。
日本の歴史について。ボーダレスワールドは昔からの論調だが、まさに今のセカイ。自分の論理がまだまだ偏り、グローバルな視野からのコメントでないかを思い知る。前提条件となる経済実態が変わっていることに早く気がつかなければならない。
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大前さんの『日本の論点』シリーズを初めて読みました。プレジデントの連載まとめなのね。最大で1年間の時差が合っても揺るがない大前見立てはさすがだなと思いますし、世界は早く動いているけど、でも幹の部分はそんなに早くもないんだなという感覚でしょうか。米国、EU、ロシア、中東。地勢面と宗教面を主軸にした利権とお金の物語。定点観測的に読むには本当によいなぁと関心しました。意見のある池上彰さんなんですねw(2016.01.24ごろ読了)
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大学は稼ぐ力を身に着けるための高等職業訓練所。
中国が国内世論に緊張感を与える対立関係となれば、アメリカしかない。中国はアメリカに追ア付きすぎた日本を引き戻そうとする局面に移っていく。日本からしっぽを振らなくても、向こうから飼ってによってくる。
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大前研一のおっさんの本。久しぶりに本を買った。ビジネスマンならこのレベルの論理力を持ちなさいと。
以下メモ。
●前提となる事実を間違えては三段論法が成り立たない。
●GPIFの運用比率見直しの背景には安倍晋三首相の強い意向がある。株価を上げてアベノミクスを正当化するための手段。しかし日本人は株を15%くらいしか持っていない。アメリカ人は資産運用の85%が株だから株価が上がれば景気が良くなるが日本はあまり関係ない。GPIFが外債比率を高めるのはアメリカへの配慮。アメリカは経済状況が悪くなってきた中国が保有する米国債を売ることを恐れている。日本と中国は米国債の保有高世界一を争うが、中国の代わりにお前が買い取れという要請に対する回答がそれ。
●世界ではそれぞれのコミュニティで容積率などの建築基準を決めている。それが世界の常識であり特徴的な街づくりができ、由緒ある街並みが守られる。
●いざという時のために食料自給率を高めよ、という議論くらい無意味なものはない。日本は石油が入ってこなくなったらコンバインもポンプも動かなくなる。そして農家の平均年齢は65歳以上。
●沖縄返還に際しアメリカ政府は、軍政がこれまで通りなら、民政については返還するという条件を出した。しかし時の自民党政府は国民に一切説明せずに、我々が沖縄を取り戻した、と手柄だけアピールした。
●従来の業態を変えずに従来通りに人手をかけて、しかも低賃金で過酷な労働を強いていて、人が集まらない、と嘆くのは筋が違う。
●仕事のやり方は革命が起こっている。朝9時に営業マンを集めて、頑張ってこいと気合いを注入して、夕方5時にも皆で顔を揃えて営業報告している会社は日本の外では見たことがない。
●戦後賠償を放棄するとなれば中国も大義名分が必要となり、そこでひねり出されたアイデアが、中国人も日本人も共に日本の軍部独裁の犠牲者、という理屈でA級戦犯を加害者とした。そういう手打ちを角栄はした。しかし靖国に合祀され中曽根が参拝し朝日新聞が批判報道をして日に油を注いだ。日中友好の裏で交わされた合意を知らない日本人はなぜ靖国問題で中国がエキサイトするのか理解できない。
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正直、新しいものの見方の発見はなかったなぁ。
日経新聞と、ちょっと池上彰や佐藤優の本読んでたら、そのくらいもう知ってるよ、という内容だった。
んなもんでコメントしようがないや。
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大前研一さんの毎年恒例になりつつあるこの書籍は1年の始まりに世界情勢と相対的な日本の論点を考えることができた。
だが、内容は雑誌プレジデント誌での連載が元になっているので、論点によっては1年以上前の記事でもあり若干古さも感じた。
2016-2017の論点としては、いささか鮮度的にきびしいものもある。
大前さんの論理思考に基づき導き出された結論を浴びることによって大前イズムを感じることができる。
断言的な物言いが気持ち良かった。
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新聞やネットでの情報より深い洞察の視点がとても参考になった。1つのテーマが簡潔でとても読みやすいので、こういう本はとてもいいですね。
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毎年読んでる現代の賢人の書。世の中を大局的に見れるようになる。白黒つけようとしすぎてまた戦争が起きそうだなと思った。
日本は世界で見れば国土は広いし、人口もすごい多い。だから変化は難しい。大前さんの言う変化は日本がもっと細かく刻まれなければ実現しない。
そのための道州制だったのに、橋下さんときたら。せっかくいうことは正しいのに、やり方が悪いから初志貫徹できないというのは悲しいな。おかげで道州制自体が悪いみたいなイメージがついてしまう。
日本はカネ余り故にどうにもならなくなる。それは間違いない。
大事なのは、歳とるまでにどれだけ金をため込むかではなく、どれだけ稼ぐ力をつけるか。どうすっかなー。
あと日本の経済成長は人口が多いからという事実。人口が減っていくこれからの世の中、日本はどうやって生きていくのか。それを真剣に考えて、アクションに移していかないといけない。
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2015年に発売されたのですでに事実になっていること、外れていることもあるけど、考察と考え方は非常に参考になる。カタルーニャ地方など今のホットな話題もこのころから取り上げられていて、やはり物事には原因と結果、というか過程があるんだな、と改めて。
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・2015-2016に引き続き読んだが、この本で読むべきは巻頭特集の「事実」と「論理」の積み重ねから結論を導き出せだろう。
・日本人は「議論が苦手」その理由は、明治以降の近代化プロセスが「欧米列強に追いつけ追い越せ」であり、そのために論理は必要ないとのこと。
・これって「本物の教養」で出口さんがおっしゃっていたこととまったく同じ。自分がいかに考えずに生きてきたかを気づかされ、最近とても共感している考え方。
・各論も興味深く読んだし、勉強になったが、「どうしたらこのような意見を導けるようになるか」がずっと気になっている。
・巻頭特集によると、まず読み取ってほしいのは、事実を見つめなおすこととのこと。
大学教育の頁では、ご自身の大学ではリアルケーススタディをやっているとのこと。
疑問に思ったことあhノウハウ本でなく、専門書や統計を読んで自分なりの論理を組みたてることか。
・また、大前さんのおっしゃる世界のどこにいても稼げる三種の神器は「英語、ファイナンス、IT(スキルを含んだ問題解決力)」も大いに納得。
少し前から英語学習を再開した。
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自分の目で事実を観察し、事実と事実を結びつけオリジナルの答えを出す
大きな流れの中で自分がやりたいのか、そのために目の前の戦いをどうやって展開していくか、不必要な戦いをどうやって避けるか
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前半はいつもの主張のリマインド的な内容で、いつも氏のHPなどをチェックしてる身としては特に真新しさはなかったが、中〜後半から展開される安保法制の真意、中東混乱の現状と背景は特に勉強になった。1日あれば読めるボリュームだが、手っ取り早く「イマ」を知るのに適した良書。
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ここ数年、著者の本を読んで年末を迎えています。
来年は、どんな年になるのだろう。
勉強になりました。