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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/01/20
- 出版社: 白水社
- サイズ:20cm/349,13p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-560-08487-8
- 国内送料無料
紙の本
愛犬たちが見たリヒャルト・ワーグナー
犬たちがいなかったら、ワーグナーはワーグナーたりえなかった? こよなく愛した犬たちとのかかわりを通して、大作曲家の生涯と創作の秘密を明らかにする、敬意と皮肉とユーモアに満...
愛犬たちが見たリヒャルト・ワーグナー
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商品説明
犬たちがいなかったら、ワーグナーはワーグナーたりえなかった? こよなく愛した犬たちとのかかわりを通して、大作曲家の生涯と創作の秘密を明らかにする、敬意と皮肉とユーモアに満ちた斬新な評伝。【「TRC MARC」の商品解説】
大作曲家と犬たちの愛情物語
本書はワーグナーの生涯のうち、リガを夜逃げし出世作となる『リエンツィ』を書いた時期からバイロイト祝祭の開始までという、もっとも重要かつ激動の時代を、当時共に暮らしていた犬たちに視点が寄り添う形で記している。ワーグナー自身の手紙や覚え書き、自伝といったオリジナルなテキストと、同時代から現代にいたる研究書や評伝をもとにした記述を大胆にリミックスした、物語のように読める斬新な評伝である。
動物には理性がないと決めつけ、人間より一段下に見るような傲慢な考え方とは、ワーグナーはいっさい無縁だった。幼いころ、犬がらみで衝撃の体験をしてしまったワーグナーは、通りすがりの他人の馬車馬の扱いや家禽の運送方法にまで心を痛めるようになる。犬たちも、元の飼い主を捨て、自分からワーグナーのもとにやってきた。彼の人生の重大な局面のあれこれは、犬をはじめとする生き物たちの存在があったからこそ起こったのであり、著者は、生き物たちとの交流とそこから生まれた思想が作品に影響を及ぼした可能性まで、さまざまに考察する。
笑いと涙と感動に満ち、時には呆れつつも心揺さぶられる、敬意と皮肉とユーモアにあふれた一冊。【商品解説】
こよなく愛した犬たちとのかかわりを通して、大作曲家の生涯と創作の秘密を明らかにする、敬意と皮肉とユーモアに満ちた斬新な評伝。【本の内容】
目次
- まえがき
- ロッバー、あるいは『さまよえるオランダ人』
- アアカワイソウナイヌ
- 天命は自分で決める
- 「ここはザントヴィーケだ」
- ルール・ブリタニア!
- トネルリ通りにて
- 店じまい!
著者紹介
ケルスティン・デッカー
- 略歴
- 〈ケルスティン・デッカー〉1962年生まれ。ドイツ人ジャーナリスト、作家。哲学博士。新聞記者、コラムニストとして活躍するかたわら、ハイネなど詩人、芸術家に関する著書多数。
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