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奥の部屋 ロバート・エイクマン短篇集 (ちくま文庫)
子供の頃に買ってもらった人形の家には、外からは見ることのできない部屋があった。大人になった私は、あの人形の家そっくりの屋敷を見つけ…。「奥の部屋」など全7篇を収めた、怪奇...
奥の部屋 ロバート・エイクマン短篇集 (ちくま文庫)
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商品説明
子供の頃に買ってもらった人形の家には、外からは見ることのできない部屋があった。大人になった私は、あの人形の家そっくりの屋敷を見つけ…。「奥の部屋」など全7篇を収めた、怪奇小説の巨匠エイクマンの傑作集。〔国書刊行会 1997年刊に「何と冷たい小さな君の手よ」および新訳「スタア来臨」を加え、再編集〕【「TRC MARC」の商品解説】
不気味な雰囲気、謎めいた象徴、魂の奥処をゆさぶる深い戦慄。幽霊不在の時代における新しい恐怖を描く、エイクマンの傑作集。【商品解説】
不気味な雰囲気、謎めいた象徴、魂の奥処をゆさぶる深い戦慄。幽霊不在の時代における新しい恐怖を描く、今世紀怪奇小説の極北エイクマンの傑作集。【本の内容】
収録作品一覧
学友 | 7−53 | |
---|---|---|
髪を束ねて | 55−103 | |
待合室 | 105−126 |
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紙の本
古典の香りがするモダンホラー
2016/10/26 12:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:文蔵 - この投稿者のレビュー一覧を見る
モダンホラーとなっているがエイクマンのは多分に先達のポーやビアス、デ・ラ・メア、マッケン、ラブクラフトを彷彿させるところがある。とは言うものの彼らとは明らかに違う。不可解な悪夢めいているが、わざとらしく抽象的でもない。描写が秀逸で本書でも後の作品ほどその印象が強い。キングやバーカーの亜流ばかりの現代ホラーに飽き飽きしている人には案外新鮮に思えるかも。
紙の本
わからないからコワイ
2016/02/17 12:48
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
怪異といえど、つい読み手はその原因なり因縁なりが、当然あるものと思っている。
ところがエイクマンの生み出した不思議な物語には、そのあたりの事情が曖昧模糊としている。
すると、怪異が本当に起きたのだろうか、とすら不安に襲われてくる。
得難い読後感を約束してくれます。
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ぐんにゃりと
2016/05/24 20:03
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:igashy - この投稿者のレビュー一覧を見る
嫌な感じの話が並んでいます。
収録作にもありましたが、悪夢の中で夢と自覚しているけどゆっくりとしか動けないような。
「待合室」は結構因果関係がはっきりとして見えましたが、わからない「学友」の方が怖かったり。
「奥の部屋」の両親のキャラクターづけが結構好み。理由はわかりませんが。