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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2016/01/22
  • 出版社: 河出書房新社
  • サイズ:20cm/170p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-309-02439-4

紙の本

小松とうさちゃん

著者 絲山 秋子 (著)

52歳の非常勤講師・小松は、年下の呑み友だちである宇佐美(うさちゃん)に見守られ、同い年の女性・みどりとの距離を縮めていくのだが…。小さな奇蹟の物語。『文藝』『文學界』掲...

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小松とうさちゃん

税込 1,540 14pt

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商品説明

52歳の非常勤講師・小松は、年下の呑み友だちである宇佐美(うさちゃん)に見守られ、同い年の女性・みどりとの距離を縮めていくのだが…。小さな奇蹟の物語。『文藝』『文學界』掲載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

小松とうさちゃん 5−130
ネクトンについて考えても意味がない 131−159
飛車と騾馬 161−170

著者紹介

絲山 秋子

略歴
〈絲山秋子〉1966年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。「イッツ・オンリー・トーク」で文學界新人賞、「袋小路の男」で川端康成文学賞、「沖で待つ」で芥川賞を受賞。

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みんなのレビュー48件

みんなの評価3.7

評価内訳

紙の本

併録の掌編にやられました。

2017/12/26 23:21

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

五十代のさえない非常勤講師の小松と、蓄電会社に勤める
中年の宇佐美。居酒屋たらればの常連で、店で出会った時だけ
一緒に飲む間柄です。

小松は新潟大学に出張に行った時、上越新幹線で隣席の
女性と言葉を交わします。温かく迎えられた気がして、
小松の心はゆったりします。
女性が燕三条で下りたあと、携帯が落ちていました。
そこから二人の交流が始まります。

そんな話を聞く宇佐美は、ネットゲームで国盗り合戦の
盟主を務めていて、仕事半分・ゲーム半分でだらだらと
過ごしています。

なんてことのない日常に現れた、ふとした出会いによる
緩やかな変化。二人とも現状に満足はしていませんが、
何か変えようというエネルギーが湧いてきません。
等身大の日々は、それでもゆるゆると形を変え、
落ち着くところにはまり込む、そんなお話です。

負け犬じゃないけど成功者でもない。
微妙な閉塞感がなんともリアルな作品でした。

さて。併録が二本あります。
「ネクトンについて考えても意味がない」
「飛車と騾馬」

飛車の方は、小松とうさちゃんの下敷きになった掌編なので、
実質的に併録といえるのはネクトンです。
三十頁弱なのですが、切れ味鋭く、自らを短篇書きと称する
絲山さんの真骨頂を見た思いです。

南雲咲子さん。
空の高みから一本の線を伝う滴のように、
深く深く降下し、陸地の景色が変形し、
海が見え、青くなり、
水深とともに色が変わり、
海底を見透かします。

伝ってきた一本の線の中間に自分を結わえます。
同じ深さには、一匹のオスのミズクラゲがいました。
ズクラゲは、感情を色にして明滅させることができる、
意思を持った生き物でした。

南雲さんの心とミズクラゲの心が通い合い、
笑い合い、
海の中をたゆたってゆくお話です。

ネクトンとは、自らの意思で波をかき分けて泳いでいく
生き物です。プランクトンは、自ら泳ごうとしない生き物です。
クラゲもその仲間です。
海底に生活している生き物たちはベントスと呼ばれます。
海洋生物たちの区分けをとらまえ、南雲さんは静かに
漂ってきた己の人生を振り返ります。

小松とうさちゃん。ネクトン。漂う人たちの心の物語でした。

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2016/02/17 23:09

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2016/01/22 11:20

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2016/02/08 19:10

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2016/02/26 18:50

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2016/03/29 11:26

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2016/03/26 07:16

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2016/04/10 08:44

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2016/04/24 22:50

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2016/04/30 14:09

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