灰色のマリエ ２ （レジーナ文庫 レジーナブックス）

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投稿者：S910　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

悔い改めた男の努力が実るまで。

いや、本当に良かったですね。二人とも。
もう最後のエヴァラードがベタベタに甘くてとても良かった。

ところで、未亡人は前回あんなにはっきり切られたのに、あんな策略でマリエを追い出しさえすれば彼が戻ってくると本気で考えたんだろうか。
お粗末にもほどがあるのでは？
仮にマリエが手紙も残さずに去っていたら誘拐を疑われて探されたし、マリエが別れを承諾したのだと例のマリエのサイン入りの書類を見せて説得しようにも、偽りのエヴァラードの署名があって苦しいよね。

どう転んでも彼が未亡人の元に戻ってくる未来が見えない……。
まぁ未亡人よりも幼馴染の彼の方がライバルとしてめちゃくちゃ不快だったんですけど。

あの男勝手な嫉妬で暴力を振るった上に「お前がいなければマリエは俺のものだった」発言。本当に最低。
もの扱いしておいて「愛してる」はないわ。長年袖にされ続けてよく言えたものだと思う。
どっちもマリエとエヴァラードが向き合って素直になったから無事にざまぁされて満足です。
あと想いが通じた日に勢いでマリエを抱かずに我慢したエヴは株を上げたわ。
良い男になったねぇ。

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投稿者：ヒマ人主婦　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

一巻から続けて一気読みしました。
まぁ、見事なすれ違いぶり。
旦那様は言葉使いまで変わってる？ヘタレだよね？
幼馴染みは言ってるのにお前は言わんのか〜！って思ってたら最後にやっと言えたね〜。頑張りました。
しかし、オーロール様はあんなことしてどうするつもりだったのかなぁ？
単なる嫌がらせ？それとも旦那様のこと本気だったりして？
あと、おじいちゃんとおばあちゃん、なんだか泣ける。
口では罵っていてもどこか繋がってるのかな…夫婦って。