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紙の本
無量寿経 (ちくま学芸文庫)
著者 阿満 利麿 (注解)
法然や親鸞がその解釈に骨身を砕き、長く日本人に親しまれてきた浄土仏教の最重要経典、「無量寿経」。全文の漢訳と読み下し、懇切丁寧に施された解説により、万人のための宗教という...
無量寿経 (ちくま学芸文庫)
無量寿経
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商品説明
法然や親鸞がその解釈に骨身を砕き、長く日本人に親しまれてきた浄土仏教の最重要経典、「無量寿経」。全文の漢訳と読み下し、懇切丁寧に施された解説により、万人のための宗教というその核心を鮮やかに浮かび上がらせる。【「TRC MARC」の商品解説】
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本願寺派の勧学の孫が注釈した本
2016/11/23 22:09
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「浄土三部経の研究」などで著者と同姓の学者が出て来るが、「あとがき」で書かれているように実際にその本願寺派の勧学の孫だった。大学とNHKの後輩で大谷派の宗務総長の孫で大谷大学の学長の息子がいるが、他にもいるのかもしれない。
でも底本として使われているのは本願寺派の「浄土真宗聖典」や「浄土三部経」ではなく、大谷派の「真宗聖典」を使っている。普通なら本願寺派の浄土三部経を使いそうなものだが。本願寺派から大谷派に転派したのだろうか?同著者の他の本と違って、それほどイデオロギー的なものは少ないから読みやすい。
37頁にアメリカ帝国主義が「諸悪の根源」であるかのような記述があるが、中国や北朝鮮も世界中に武器を売って外貨を稼いでいるのは、どうなるのだろうか?アフガニスタンに不幸をもたらした原因は制度的にもイデオロギー的にも金属疲労を起こしていたブレジネフ政権下のソ連の失政だが、不思議と気がつかないものだ。