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紙の本
新史論/書き替えられた古代史 5 『万葉集』が暴く平城京の闇 (小学館新書)
著者 関 裕二 (著)
従来の古代史観を根底から覆す、著者渾身の新史論。5は、正史「続日本紀」が隠蔽した藤原氏の陰謀と悪行を、飛鳥の都を懐かしがる人びと、藤原氏に命乞いする名門貴族、天皇・皇后ら...
新史論/書き替えられた古代史 5 『万葉集』が暴く平城京の闇 (小学館新書)
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商品説明
従来の古代史観を根底から覆す、著者渾身の新史論。5は、正史「続日本紀」が隠蔽した藤原氏の陰謀と悪行を、飛鳥の都を懐かしがる人びと、藤原氏に命乞いする名門貴族、天皇・皇后らの歌を手がかりに明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
雅な万葉歌に秘められた、藤原氏への怨念
「あをによし 寧楽の京師は 咲く花の 薫うがごとく 今盛りなり」と歌われた平城京。しかし、花の盛りを謳歌していたのは、ひとり藤原氏だった。8世紀初頭、大宝律令の制定にかかわった藤原不比等が、その法を自家に都合よく解釈し、駆使することで、国家の中枢へと昇り詰めていく中で行われた平城京遷都(710)。そこには一体どんな意味が隠されていたのか? そして、藤原氏だけが栄えたこの時代、天皇の外戚の座を手に入れるためにどんな策謀がめぐらされ、いかなる真実が歴史から消し去られたのか?
シリーズ第5巻では、『日本書紀』の次なる正史『続日本紀』の時代に突入し、藤原京から平城京に都が遷った8世紀の歴史をつぶさに振り返る。これまで「謎なき時代」とされてきた「品行方正」な奈良時代。しかし、『万葉集』に載る歌の数々が、平城京の闇をあぶりだしている。飛鳥の都を懐かしがる人々、藤原氏におもねり命乞いをする古豪の貴族、なにものかに怯える女帝、聖武天皇を操っていたとされる不比等の娘・光明皇后の心情……。『万葉集』は大伴氏によって編まれた「正史告発の書」と見る著者が、万葉歌を手がかりに歴史の真実に迫る。
【商品解説】
これまで「謎なき時代」とされてきた奈良時代。しかし、そもそも平城京遷都など行う必要はなかったのだ——。正史には記されることのないこの時代の真実の姿を、人々の思いがこもる万葉の歌を手掛かりに解き明かす。【本の内容】
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