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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2016/02/12
  • 出版社: 東京創元社
  • レーベル: 創元推理文庫
  • サイズ:15cm/245p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-488-18603-6

読割 50

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紙の本

罪悪 (創元推理文庫)

著者 フェルディナント・フォン・シーラッハ (著),酒寄 進一 (訳)

ふるさと祭りの最中に突発する、ブラスバンドの男たちによる集団暴行事件、何不自由ない暮らしを送る主婦が続ける窃盗事件…。刑事事件専門の弁護士が、現実の事件に材を得て描いた全...

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罪悪 (創元推理文庫)

税込 792 7pt

罪悪

税込 713 6pt

罪悪

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商品説明

ふるさと祭りの最中に突発する、ブラスバンドの男たちによる集団暴行事件、何不自由ない暮らしを送る主婦が続ける窃盗事件…。刑事事件専門の弁護士が、現実の事件に材を得て描いた全15篇を収録した連作短篇集。【「TRC MARC」の商品解説】

ふるさと祭りの最中に突発する、ブラスバンドの男たちによる集団暴行事件。秘密結社イルミナティにかぶれる男子寄宿学校生らの、“生け贄” の生徒へのいじめが引き起こす悲劇。猟奇殺人をもくろむ男を襲う突然の不運。何不自由ない暮らしを送る主婦が続ける窃盗。麻薬密売容疑で逮捕された老人が隠す真犯人。弁護士の「私」は、さまざまな罪のかたちを静かに語り出す。本屋大賞「翻訳小説部門」第1位『犯罪』を凌駕する第2短篇集、ついに文庫化!【商品解説】

ふるさと祭りの最中に突発する、ブラスバンドの男たちによる集団暴行事件。秘密結社イルミナティにかぶれる男子寄宿学校生らの、“生け贄” の生徒へのいじめが引き起こす悲劇。猟奇殺人をもくろむ男を襲う突然の不運。何不自由ない暮らしを送る主婦が続ける窃盗。麻薬密売容疑で逮捕された老人が隠す真犯人。弁護士の「私」は、さまざまな罪のかたちを静かに語り出す。本屋大賞「翻訳小説部門」第1位『犯罪』を凌駕する第2短篇集、ついに文庫化!
【本の内容】

収録作品一覧

ふるさと祭り 11−23
遺伝子 25−34
イルミナティ 35−60

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みんなのレビュー27件

みんなの評価4.3

評価内訳

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  • 星 3 (6件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

電子書籍

前作「犯罪」に負けず劣らずの傑作

2020/12/02 22:50

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:KazT - この投稿者のレビュー一覧を見る

弁護士の作者が、弁護士が語る形式で描く短編集の第2弾です。
前作の短編集「犯罪」に負けず劣らず、バラエティに富んだ内容で読み手を引き付けます。
短い作品は3ページほどのショートショートですが、最後の「秘密」はわずか3ページ。
わずか3ページながら解説にも書かれている通り、最終話にふさわしい意外性のある作品になっています。

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紙の本

傑作「犯罪」に負けず劣らずの作品

2020/10/11 15:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:KazT - この投稿者のレビュー一覧を見る

弁護士の作者が、弁護士が語る形式で描く短編集の第2弾です。
前作の傑作「犯罪」に負けず劣らず、バラエティに富んだ内容で読み手をぐいぐい引き付ける作品ばかりです。
短い作品は3ページほどのショートショートにもかかわらず、研ぎ澄まされた文章で、読者に行間を読ませるテクニックは最高。
最後の「秘密」もわずか3ページながら解説にも書かれてますが、まさに最終話にふさわしい作品になっています。

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紙の本

研ぎ澄まされた語りと騙り

2016/02/27 07:32

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る

『犯罪』に次ぐシーラッハの第二短編集。
前作よりも収録話数は多いのにページは薄い、という削ぎ落とすだけ削ぎ落としつつも、語らないことで多くを語るというシーラッハ節が確立された感がある。
行間を読むことがこんなに怖いとは!

こういうのを読むと、さすがドイツは「ニーチェとヘッセの国」と自慢したくなるのもむベなるかな、である。
とりあえず日常生活は怖くなるけれども。

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紙の本

よりダークに。

2016/02/19 01:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る

本作は「犯罪」に次ぐ短編集です。前回よりも収録作品が増えただけでなく、より多様な作風が展開されていて、かつダークな印象を受けました。杉江松恋さんの解説にある通り、「理解できない壁」の存在を感じます。
「犯罪」では主に、どこにでもいるような人が犯罪者に変わる瞬間が描かれていましたが、本作では犯罪者同士のやりとりをコメディタッチに描いた「鍵」、どの作品よりも唐突な最期を迎える「解剖学」、最後まで不穏さが拭えない「アタッシェケース」など一筋縄ではいかない作品が多いように感じました。
短く救いようのない展開の中に「罪悪」の魅力が詰まっているように思えます。ぜひ一読を。

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紙の本

やや弱いか

2024/01/24 15:44

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る

弁護士でもあるシーラッハによる犯罪小説集。これまでの手法を踏襲したものではあるが、『犯罪』などの作品のインパクトと比べるとやや弱いか。

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紙の本

弁護士は正義ではなく権利を追求する

2016/03/02 11:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:sin - この投稿者のレビュー一覧を見る

単に人生に訪れた犯罪の瞬間を描くことに留まらず、犯罪に巻き込まれた人間自身に焦点が当てられて描き出されているように感じた。司法が裁く刑罰と当事者の思い描く罪悪は違うということか…興味深い作品ですが、この短さと読みやすさは物足りない(笑)今更の感ではありますが弁護士は正義ではなく権利を追求する立場ということ

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2016/06/24 21:54

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2016/03/12 17:50

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2016/03/21 18:55

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2016/06/15 08:47

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2016/04/09 00:57

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2016/04/23 08:57

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2016/04/26 23:12

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2016/05/22 09:38

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2023/04/26 23:39

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