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紙の本
革命のインテリジェンス ソ連の対外政治工作としての「影響力」工作
著者 佐々木 太郎 (著)
ソ連の対外革命戦略のすがたとは? ねらいを定めた国の世論や政策をひそかに誘導しようとしてきた革命国家ソヴィエト。工作員たちの秘密のベールに包まれた活動を、第一級資料でリア...
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商品説明
ソ連の対外革命戦略のすがたとは? ねらいを定めた国の世論や政策をひそかに誘導しようとしてきた革命国家ソヴィエト。工作員たちの秘密のベールに包まれた活動を、第一級資料でリアルに描き出す。【「TRC MARC」の商品解説】
ソ連の対外革命戦略のすがたとは? 本書は、影響力のある個人を使って標的国の世論や政策を秘密裡に誘導する政治工作、すなわち「影響力」工作を、ソ連が戦間期から1940年代半ばにかけて世界各地で展開していたことを明らかにする。ヴェノナ文書、ヴァシリエフ文書、MI5やFBIの捜査資料などを縦横に駆使した画期的研究。【商品解説】
ソ連はどうやって「世界革命」を推し進めようとしたのか? 工作員たちの秘密のベールに包まれた活動を第一級資料で描き出す。【本の内容】
目次
- 序章 「影響力」工作とは何か?
- 1 本書の目的と意義
- 2 先行研究
- 3 使用する主な史料について
- 4 本書の構成
- 第Ⅰ部 ソ連の「影響力」工作を分析するための理論的枠組みとその検討
- 第1章 冷戦時代におけるソ連の「積極工作」概念
- 1 「積極工作」の目的
- 2 「積極工作」の手法
- 第2章 冷戦時代におけるKGBの「影響力行使者」概念
著者紹介
佐々木 太郎
- 略歴
- 〈佐々木太郎〉1980年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学。同大学院で博士(人間・環境学)を取得。専門は国際政治学、インテリジェンス論、コミュニズム論。
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革命の1世紀
2017/07/30 15:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:451 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いわゆるスパイというと、情報をとることをイメージしがちだが、情報を流すこともある。(ちなみに後者はなかなか取り締まれない…)
ヴァシリエフ文書、ヴェノナ文書などをもとにソ連の「影響力行使者」について詳細な研究がなされている。
その分類は納得性が高いし、具体的な検証の題材の宋慶齢、オットー・カッツ、カリー、ホワイト(赤いのにホワイト)などはソ連の工作に興味のある人にとってのオールスターだ。
ロシア革命100年の今年。改めてロシア・ソ連については勉強しようと思う。