紙の本
コルトM1851残月 (文春文庫)
著者 月村了衛 (著)
【大藪春彦賞(第17回)】江戸の裏社会で「残月」の異名を持つ郎次は、抜け荷の稼業を一手に仕切っており、一家の跡目を襲う立場と見なされていた。だが、ひとりの因業女を始末した...
コルトM1851残月 (文春文庫)
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
【大藪春彦賞(第17回)】江戸の裏社会で「残月」の異名を持つ郎次は、抜け荷の稼業を一手に仕切っており、一家の跡目を襲う立場と見なされていた。だが、ひとりの因業女を始末したことから、次第に抜き差しならない立場に追い込まれていき…。【「TRC MARC」の商品解説】
第十七回大藪春彦賞受賞。
江戸の闇を裂いて銃撃の宴が開始される――!
熱い戦いの物語を書き続ける月村了衛、渾身の時代小説。
人呼んで〝残月の郎次〟。昼は江戸の廻船問屋の番頭、夜は裏金融を牛耳る儀平一味の大幹部。組織のために邪魔者を消す仕事を請け負っていた郎次だが、実際に殺しを実行しているのが彼自身とは誰も知らなかった。どんなに荒事に長けた連中が相手でも、郎次が決して引けをとらなかったのは、彼には切り札があったからだ――
コルトM1851、6連発。アメリカ製の最新式回転拳銃。
組織の跡目と目されていた郎次だったが、ある殺しを機にその運命は暗転する。裏切られ、組織を追われた郎次。残されたのはコルトM1851ただ一挺。それを手に郎次は江戸の暗黒街に絶望的な戦いを挑む!【商品解説】
昼は廻船問屋の番頭。夜は殺しを請け負う“残月の郎次”。切り札は懐に呑んだコルト6連発。江戸の暗黒街を熱く描く渾身の時代小説。【本の内容】
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
エンターテイメントを満喫できます
2016/04/28 19:59
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸時代にコルトの6連発の銃を使い手がいた
この設定だけでもかなり面白そうですが
荒唐無稽になりそうなところを破綻なく
それでいて楽しめる物語に仕上がっています。
特に戦闘の場面の描写は月村氏の他の作品でも
証明されていますが見事でワクワクしました。
休日に人ごみに出かけずにお家でゆっくりと
エンターテイメントを満喫できる作品です。