紙の本
アイデアを出す心構え
2004/05/14 20:02
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投稿者:さにお - この投稿者のレビュー一覧を見る
アイデアとか創造力って一体何なのだろう? どうしたら、いいアイデアが浮かぶのか、創造力が高まるのか、そんなことを考えていた時にであったのが、本書です。ある雑誌で薦められていました。
アイデアを出すための方法論はたくさんあります。KJ法やNM法、ブレーンストーミングなどです。本書は、アイデアを出すための前段階である、心構えについて書かれています。
現在、中国やアジア諸国から安い工業製品が大量輸入されるようになりました。日本の賃金の数十分の一の国々に、日本が価格競争を挑んでもとても勝てません。これからの日本の企業は既成概念、既成価値観をブレイクスルーして「何か新しいこと」を創造するアイデアが必要です。これからのビジネスマンはアイデア勝負なのです。
本書はさまざまな事例を紹介しながら説明しているので、とてもわかりやすくまとまっています。アイデアを出すためのヒントがきっと見つかりますよ!
こちらに要旨をまとめてあるので購入する前にぜひ読んでみて下さい。他にもビジネス関係の本の要旨がありますので、参考にして下さい。
紙の本
アイディアマンの人生哲学!?
2003/03/02 06:39
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投稿者:ケロ父 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「アイディアとは既存の要素の組み合わせ以外の何ものでもない」と著者はアイディアを定義しています。つまり斬新なアイディアとはまったくの無から生まれるものでなく、アイディアを生み出そうとしている人の、常日頃の問題意識、情報収集といった努力の結果生まれるものなのだそうです。言われてみれば当たり前のことかもしれません。
いいアイディア、解決策がなかなか得られなくて日々ストレスにさらされているビジネスマンにとっては、ちょっとがっかりかもしれませんね。でも本書を読むと、もう一度そのストレスの意味を考えてみたくなるかもしれません。なぜならば、そのストレスが、自分にとっては未知であるが有用な情報源の在り処への、自分の五感、言い換えれば野性的な感度を高めてくれるからです。普段何気なく見ている通勤電車からの風景も、高まった野生的カンによって、最高のアイディアのヒントを提示してくれるかもしれません。普段見ているテレビも、そのストレスの解決に関係しそうな情報が流れてくれば、無意識のうちにあなたの集中力はたかまり、自分の頭にその情報をインプットしているはずです。そのインプットの積み重ねが、筆者の言う「既存の要素の組み合わせ」なのだと思います。
本書はよいアイディア、発想を得るための原則をよくまとめてくれていると思います。いろいろな発想法のハウ・ツー本が出版されていますが、そういった発想法を勉強し、実践する前に、是非とも本書を一読することをオススメしたいです。発想法を実践した結果に、本書を読んだ人と読んでいない人では差が出るはずと思います。
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タイトル通り、アイディアを生み出す為のヒント集。
別に特別な事は何も書いてない(生卵100個飲め。とか。)けど、
すごいためになる本。何事にも前向きに。楽しく仕事をしましょう。
仕事につまずいてる人、仕事が最近面白くない。って人に是非読んでもらいたい一冊。
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著者ジャック・フォスターの上司の言葉が印象に残った。
何より肝心なのは「根気」だ。
才能じゃない - 才能があっても成功しない人はうようよいる。
金じゃない - 金持ちに生まれて、貧しい中で死ぬ人はたくさんいる。
天才じゃない - 天才が報われないのは、ほとんど常識だ。
教育じゃない - 世の中には学のある落伍者があふれている。
運じゃない - 運命の気まぐれは何人もの王の命を奪ってきた。
根気と決意だけがすべての道を拓く。
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アイデアを手に入れる人はアイデアが存在することが「わかって」おり、そうしたアイデアを自分が見つけられることを「わかって」いる。アイデアが浮かばない人はアイデアが存在することが「わかって」おらず、自分がアイデアが見つけられることが「わかって」いないのだ。「アイデアなんて考えつくはずがない」と自分に言い聞かせているうちは、アイデアは絶対浮かばない。自分はアイデアの源なんだ、泉に水が湧き出てくるようにアイデアが湧き出てくるんだと毎日、自分に言い聞かせよう。毎日だ。いや一日に何回もだ。それを繰り返していれば、そのうち自分で創り出した「新しい自分のイメージ」に応えられるようになるだろう。一度目の目標は「落ちないこと」だった。二度目の目標は、「赤ん坊を救う」ことだった。心がゴールだけをしっかり見つめれば(例えば「アイデアを手に入れる」というゴールだけを)あなたの心はそこへ到達する道を考え出してくれるだろう。
勇気とは、恐れないことではない。勇気とは、怖くても、絶望に襲われていても、危険を冒して前に進むことだ。
ある問題が煮詰まったら他の仕事をやる。ギアを変える。壁にぶつかっている問題を無意識化で考える一方、意識の上では別の問題を考える。たくさんやるだけ、たくさんのことがやれる。少ししかやらないと、少ししかできない。仕事は仕事を生む。努力は努力を生む。そしてアイデアはアイデアを生む。どっちにしろ何かは考えずにおれないのだ。どうせならほかのアイデアとか、問題とかプロジェクトを考えてみようじゃないか。頭を休ませるのは逆効果、それまでの勢いが止まり、好奇心が押しつぶされ、類似点やつながりや関連性を見つけるための鋭い観察眼を持とうとする努力がストップしてしまうから。
アイデアの出し方。視点を変えながら問題を把握し、情報をかき集め、出来の善し悪しは気にせずにとにかくできる限りの考えを量産する。
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アイデアは既存の要素の新しい組み合わせ!
この言葉がずっと頭に残ってます。
思った以上に読みやすくて、お勉強になりました♪
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どうもここのところアタマが固くなってきてるな、と思って「発想系」の本をいくつか読んでみてる。アイデアとは何か?に始まり、発想したあとのアクションまでを様々な具体例を交えながら書かれている。内容としては、とりたてて新しいことは書いていない、いわゆる基本だと思われる事項にフォーカスされている。とっかかりにはちょうどいいかも
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「アイデアは既存のアイデアの組み合わせでしかない」という革命的名言を残した「アイデアの作り方」。かの本が概念のエッセンスだけを抽出したものだとすると、この本はそれを実践で応用するためのヒントが書かれた詳細解説バージョンと位置づけられる。「アイデア抽出」に頭をひねらせて悩んでいた人必見。
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簡単で読みやすい。ゆえに何か得たような気になれる。実際にはアイデアの発想法というよりかは生き方・考え方がよくなる。
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その答えはすぐにわかったので、僕は喜んで答えた。「わかりません」って>マーク・トウェイン
答えが存在するかどうか自信がないと、その答えを探し出すのは非常に難しくなりかねない。>答えはたくさんある!
紙飛行機が飛行機の形をしていなくてはいけないなんて、誰が言ったっけ?
創造性そのものが制限を必要としている。なぜなら、自分を制限するものと苦闘するところから創造という行為は生まれるからである>ロロ・メイ>アメリカの心理学者
アイデアとは既存の要素の組み合わせ以外の何ものでもない。
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「アイデアのつくり方」を補完する形で書かれた本。
内容としては既存の考えをアイデアにするためには?を日々の心持の段階から考えさせるものになっている。
質問を変えるという考え方には今までにないぐらいびっくりした。
既存の考え方から視点を変えれば答えは無限大に広がっていく。
企画、アイデアを仕事にしたい人間にぜひ読んで欲しい一冊
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アイデアとは既存の要素の新たな組み合わせに他ならない
この本が言いたいことの全てはこれである
この本に出会って僕の世界は一変した
最高の本だと思う
ただ、この作者が最高のクリエイターとはいえない
なぜならこの本、引用だらけだから
すばらしい編集能力は賞賛しよう
でも、アイデアとは既存の要素の新たな組み合わせに他ならないという言葉も引用じゃーねー(笑)
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品川のecuteで購入。「笑われることを恐れるな」という所に影響を受け、最近不思議発言を頻発させて周りをきょとんとさせています。出会えてよかった本です。
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何か「アイディア」を求めて煮詰まった時はこの本をぺらぺらめくってみようかなと思わせる。熟読するというより、忙しいと忘れがちな「ちょっとした心がけ」を思い返すための本...かもしれない。
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ジェームス W.ヤング (著)の『アイデアのつくり方』を引用し、具体的にどうしたらいいのか「ひらめくためのハウツー」が書かれた本。
アイデア作りのプロセスの楽しみ方が書かれていて、アイデアがうまれるまでの具体的な話は、読んでいるだけでも面白かったです。