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- カテゴリ:一般
- 発売日:2017/01/05
- 出版社: 講談社
- サイズ:21cm/525p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-06-377589-1
紙の本
水木しげる漫画大全集 056 河童の三平 上
著者 水木しげる (著)
水木しげるの全時代の漫画作品を完全網羅した全集。056は、『週刊少年サンデー』版「河童の三平」を完全収録。カラーイラストや、小松和彦による解説も収載する。【「TRC MA...
水木しげる漫画大全集 056 河童の三平 上
河童の三平 水木しげる漫画大全集(上)
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:297,880円(2,708pt)
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商品説明
水木しげるの全時代の漫画作品を完全網羅した全集。056は、『週刊少年サンデー』版「河童の三平」を完全収録。カラーイラストや、小松和彦による解説も収載する。【「TRC MARC」の商品解説】
-「水木しげる漫画大全集」FINAL SEASON!-
「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」といった代表作はもちろん、幻の貸本や新聞掲載の1コマ漫画まで、あらゆる水木漫画をコンプリート。未収録原稿や、カラーイラストなども余すことなく収録した唯一無二の完全版をお届けします。
京極夏彦責任監修『水木しげる漫画大全集』第3期全35巻刊行開始!!
切ない郷愁に誰もが心震わせる……それは不思議な山里の物語。水木漫画の魅力が全て詰まった傑作を、美麗な扉絵・未使用原稿も収録した初めての完全版として刊行! 上巻では、不定期連載された「河童の三平」から、「河童の三平・ストトントノス大王七つの秘宝の巻」の第十二回までを収録。 ★解説「水木しげるはいつから妖怪漫画家になったか」小松和彦【商品解説】
目次
- 『水木しげる漫画大全集』056(1968-1969)、第3期、第1回配本。
- ★収録作品
- <『週刊少年サンデー』版 河童の三平>
- 「河童の三平」「河童の三平・空中水泳の巻」「河童の三平外伝・ふしぎな甕の巻」「河童の三平・ストトントノス大王七つの秘宝の巻 第一回~第十二回」
- ★解説「水木しげるはいつから妖怪漫画家になったか」小松和彦(文化人類学者・民俗学者)
- ★初出一覧
- ★付録「茂鐵新報」3-2号(通巻70号)
- ・ある日の一言「週刊誌はエライですよ!」
- ・「カッパの三平」『テレビくん』収録リスト
- (ほか)
収録作品一覧
河童の三平 | 5−198 | |
---|---|---|
河童の三平 空中水泳の巻 | 203−289 | |
河童の三平外伝 ふしぎな甕の巻 | 291−321 |
著者紹介
水木しげる
- 略歴
- 本名、武良茂。1922年(大正11年)生まれ。鳥取県西伯郡境町(現・境港市)で育つ。幼い頃から物語をつくる力に優れ、また天才的な画力を発揮。高等小学校在学中に個展を開き、新聞に絶賛される。しかし学業のほうは芳しくなく、一旦は上級学校への進学を断念するが画家になる夢は諦めず、仕事の傍ら塾や独習で画力を磨く。
やがて太平洋戦争の召集により、南方の激戦地に送られマラリヤと爆撃で左腕を失うが、九死に一生を得て帰還する。
戦後は様々な職業を経て、紙芝居作者、貸本漫画家となり、「別冊少年マガジン」に発表した『テレビくん』で講談社児童漫画賞(現・講談社漫画賞少年部門)を受賞。その後『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』とヒット作を続けて発表、日本を代表する国民的漫画家となる。
近年、夫人との暮らしぶりがNHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で描かれ、爆発的なブームを巻き起こした。
紫綬褒章、旭日小受章、文化功労者の栄を得て、世界各国の漫画賞も受賞し、漫画史に名を刻む存在となった。
2015年11月30日、逝去。享年93。
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紙の本
少年サンデーと別冊少年サンデー、学年誌に掲載された作品を収める。
2022/12/25 17:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:L療法 - この投稿者のレビュー一覧を見る
紙芝居に始まり、何度もリライトしてきたにもかかわらず、物語的には行き当たりばったりで、忙しくなり始めた(『鬼太郎』メジャー連載開始直前)ことも関連するのだろうが、民話の世界。
トリック・スター、タヌキの大活躍が、文化人類学的興味をそそる。
小松和彦の解説によると、水木が本格的に妖怪にのめり込んだのは、メジャーで仕事し始めてからで、それまでは、依頼に応じてなんでも描いてたっぽい。
怪奇ものをいくつも手がけ、『悪魔くん』など。オカルトものもあるから、興味は強く抱いていたのだろう。
貸本版、ぼくら版の延長とは別に、オカルト大活劇が収められてる。
タヌキはこの冒険譚に同行しないためか、お笑い要素は少なめ。
編集部の要請流行云々で、活劇要素をいれただけかもしれない。
『神曲』ノストラダムス、神話、いくつかの要素があるようですが、時代背景はよく分からない。
『ノストラダムスの大予言』五島勉は、まだ出てないけれど、澁澤その他で、西洋オカルト関連の紹介はあったのだろう。
1950年代の終わりということで、学生運動や、ヒッピーカルチャーがチラッと出てくる。
長編途中で、以下下巻に続く。