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商品説明
「伊勢物語」125章段に、ある時期の「伊勢物語」の本文と認められる19章段を加え、頭注に語釈や和歌の他出などを掲出する。解題、関係系図・年表、和歌各句索引、語彙索引も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
我が国の古典文学の中で、『伊勢物語』ほど、多くの読者に愛され親しまれた作品はない。清少納言や紫式部もこれをこよなく愛していたようであるし、鎌倉・室町時代の古写本が最も多く残っているのも、また江戸時代に木板本として上梓されることが最も多かったのも、『伊勢物語』だったのである。
こんな『伊勢物語』を、声に出してゆっくりと読んでみることは現代の日本人に与えられた至宝の時間であると言ってよかろう。
【商品解説】
目次
- 凡例
- 本文(第一段~第百二十五段)
- 勘物と奥書
- 付録(補充章段一~十九)
- 解題
- 関係系図
- 関係年表
- 和歌各句索引
- 語彙索引
著者紹介
片桐 洋一
- 略歴
- 〈片桐洋一〉1931年生まれ。京都大学大学院博士課程単位修得。大阪女子大学名誉教授。文化功労者。
〈田中まき〉1955年生まれ。神戸女子大学大学院博士課程修了。神戸松蔭女子学院大学教授。
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