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読割 50
紙の本
ドラマデイズ (小学館文庫)
著者 吉野万理子 (著)
退屈な毎日を送っていたOL茉由子に、シナリオコンクール入賞の朗報が届く。「これで脚本家に!」と期待に胸躍らせるが、待っていたのは厳しい現実…。迷い傷ついた先に見つけた本当...
ドラマデイズ (小学館文庫)
ドラマデイズ
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商品説明
退屈な毎日を送っていたOL茉由子に、シナリオコンクール入賞の朗報が届く。「これで脚本家に!」と期待に胸躍らせるが、待っていたのは厳しい現実…。迷い傷ついた先に見つけた本当に書きたいドラマとは。〔角川書店 2007年刊の改稿〕【「TRC MARC」の商品解説】
OL人生一発逆転なるか?リアルお仕事小説
仁藤茉由子28歳OL。仕事はデータの入力。会社では気の合わない同僚と嫌味な上司に囲まれ、帰宅後は部屋で一人ビールを飲む毎日。そんなかわり映えのしない日々からの脱却を目指す茉由子に、大手テレビ局が主催するシナリオコンクルール入賞の朗報が届きます。「会社を辞めて書くことに専念しよう!」そう心に決めて臨んだ授賞式でしたが、突きつけられたのは厳しい現実でした。
仕方なくOLを続けながら脚本家を目指すことにした茉由子に、ドラマ制作会社からプロット書きの仕事が舞い込みます。脚本家としての足掛かりにと、徹夜を続けて必死にプロットを書きあげますが、執筆料は出ないありさま。一方会社では、華やかな世界に身を置く茉由子をねたんでか、同僚の態度はどこかよそよそしくなり……。
落ち込む茉由子の前に現れたのは、駆け出しの俳優、秋月愁。「いつの日か、君が脚本を書いて、僕が主演する」――愁の言葉に書くことへの意欲を取り戻した茉由子でしたが、愁はまたたく間に人気俳優へと駆け上がり、あっという間に遠い存在に。
そんな中、いつもの職場で待っていたのは、予想もしなかった事件。茉由子はようやく、自分が気づかずにいた人々の温かさ、自分自身の本当の思いに気づき始めます。そして、自分が本当に書きたい「ドラマ」を見つけるのでした。
【編集担当からのおすすめ情報】
「このまま平凡な退屈な毎日を続けていて、いいのだろうか」そう思う人はたくさんいるはず。そんな方々にこそ是非読んでいただきたい,ハートフルなお仕事小説です。
いったん良いことが起こったように見えて、その後はしょっぱい展開が待っていたり。平凡だと思っている日常にこそドラマは溢れています。
あまりにリアルなヒロインの奮闘ぶりに、いつの間にか力一杯応援したくなる、そんな元気が湧いてくる作品です。
痛快お仕事小説であり、癒やされる人間ドラマでもあり、甘酸っぱい恋愛小説でもある、贅沢な一冊。脚本家としてデビューの経験がある筆者だからこそ書ける描写ばかりです。
巻末の対談、脚本家の後藤法子さんをお招きして実現した「『ドラマデイズ』あるあるエピソード」も必読です。【商品解説】
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紙の本
「普通」の女性
2016/05/10 22:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
シナリオコンクールで入賞するが、現実はなかなか思い描いたようにはいきません。
会社をやめたいと思ったり、思うようにいかなくてもがいたり、すぐに一喜一憂したり、恋をしたり。本人も言うように「普通」の女性が主人公。感情移入しやすいのでは?また素直な主人公で好感が持てます。そういうところもあってけっこう人には恵まれているのかな。何をするにもコミュニケーション力って大切だと思います。
作者がもと脚本家出身の小説家のようで、現脚本家との対談によると、この本の内容はリアルだそうです。ええーっと思うこともありました。やっぱりたいへんな世界なんですねー。
面白くて読みやすいです。ぐいぐい読めました。
紙の本
甘い
2021/10/25 14:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
甘いストーリーというわけではなく、設定が甘い。
主人公の女性、基本、努力しないよね。
書けないって言ってるだけじゃ、いつまでも書けないでしょ。
最後、希望のある終わり方だったけど、どうなんだろう。