- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/05/17
- 出版社: 河出書房新社
- サイズ:20cm/416p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-309-25347-3
紙の本
この世界を知るための人類と科学の400万年史
ヒトの誕生から言語の獲得、古代ギリシャの哲学者、ニュートンやアインシュタイン、量子の奇妙な世界の発見まで、科学研究という営みの歴史をたどることで、科学の本質、科学者の人間...
この世界を知るための人類と科学の400万年史
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商品説明
ヒトの誕生から言語の獲得、古代ギリシャの哲学者、ニュートンやアインシュタイン、量子の奇妙な世界の発見まで、科学研究という営みの歴史をたどることで、科学の本質、科学者の人間的側面、人間特有の自然の見方を探る。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
レナード・ムロディナウ
- 略歴
- 〈レナード・ムロディナウ〉1954年アメリカ生まれ。物理学者・作家。カリフォルニア工科大学で博士号取得。マックス・プランク物理学研究所などで量子力学の理論研究を行う。著書に「しらずしらず」など。
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真理との付き合い方
2021/10/09 16:50
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投稿者:ペンギン - この投稿者のレビュー一覧を見る
「どうして勉強しないといけないの?」と、のたまう生意気な小学生に読み聞かせてやりたい一冊。初見で量子論を理解するのは難しいかもしれないが、本書全体が一つの回答「だって知りたいだろ?」になっているのは分かるんじゃないだろうか。
世界を説明したいというあくなき願望、優れた理論が持つとんでもない破壊力、自分の撒いた種に翻弄される物理学者の姿はロマンチックでさえある。要するに、われわれが夢と同じ材料でできていようが、星と同じ材料でできていようがそんなことは気にしないという大人もいるかもしれないが、真理の価値は実用性ではない、ということ。とても物理学者らしい考え方だと思う。