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商品説明
鶴見俊輔が自らを語る際、頻発する「虐待する母の像」は何を意味するのか? 祖父−父−母という流れにある出自の貴種性を鍵に、新たな鶴見像を提出し、「日常性の発見」とプラグマティズムを核にした鶴見思想の内実に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
《シリーズ 第7弾》 これまでの鶴見像を転換させる評伝
鶴見俊輔が生涯を費やしたのは己の「貴種」との格闘だった。
鶴見俊輔が自らを語る際、頻発する「虐待する母の像」。それは何を意味するのか? そして、なぜかれは、それに固執したのか? 祖父・後藤新平―父・鶴見祐輔―母・愛子という流れにある出自の貴種性を鍵に、戦前・戦中・戦後・現代を生きる新たな鶴見像を提出するとともに、「日常性の発見」とプラグマティズムを核にした鶴見思想の内実に迫る評伝決定版!
没後1年 鶴見思想の何を継承するのか【商品解説】
目次
- Ⅰ 「貴種」を体験する 第1章 幼年期――「貴種」の芽ばえ 第2章 少年期――「貴種」のおごり、「悪人」への親和 ほか
- Ⅱ アメリカにて 第4章 戦時中の体験 ほか
- Ⅲ 日本からの出発 第6章 「日本語を失う」という体験から 第8章 最も大事な思想――「日常性」の発見へ ほか
- Ⅳ 六〇年代思考 第9章 プラグマティズム 第11章 天皇制・転向・戦争責任の問題へ
- Ⅴ 人生の「折り返し」から 第14章 三・一一、原発事故を受けてほか
著者紹介
村瀬 学
- 略歴
- 〈村瀬学〉1949年京都生まれ。同志社大学文学部卒業。同志社女子大学生活科学部特任教授。著書に「次の世代のための吉本隆明の読み方」「古事記の根源へ」など。
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