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読割 50
紙の本
僕が愛したすべての君へ (ハヤカワ文庫 JA)
著者 乙野四方字 (著)
人々が少しだけ違う並行世界間で日常的に揺れ動いていることが実証された世界。両親の離婚で母親と暮らす高崎暦は、進学校に入学。85番目の世界から移動してきたという和音と出会う...
僕が愛したすべての君へ (ハヤカワ文庫 JA)
僕が愛したすべての君へ
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商品説明
人々が少しだけ違う並行世界間で日常的に揺れ動いていることが実証された世界。両親の離婚で母親と暮らす高崎暦は、進学校に入学。85番目の世界から移動してきたという和音と出会う。「君を愛したひとりの僕へ」と同時刊行。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
先に「君を」から読みましょう
2016/07/18 21:54
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は乙野四方字さんの同時刊行された2冊の並行世界SF作品のうちの1冊です。先日、もう片方の本についてレビューを書いた際に、どちらから読んでも良いみたいなことを書いてしまいましたが訂正します。
先に「君を愛したひとりの僕へ」から読んでください。
本書の終わりの方で「君を」の内容を読んでいないと分かりにくい内容が入ってます。もちろん本書から読んでも十分楽しめますが、終盤のやりとりの意味をしっかり理解できるとこの本の魅力が格段に上がります。
並行世界+恋愛+青春モノというとありきたりな作品だと思われるかもしれませんが、「目の前の恋人を”可能性”ごと愛せるか」というテーマはなかなか考えさせられます。とても良い作品でした。
紙の本
感動した。
2022/09/10 00:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:rin - この投稿者のレビュー一覧を見る
1冊でも十分面白く、感動した。『可能性ごと全ての君を愛す』?そんなような言葉が1番胸に刺さった。様々な選択の中から選んだその選択に感動した。この本だけでも面白いが、もう一冊も合わせて読むと最高。
紙の本
君ならどんな君でも僕は愛せる
2021/09/01 23:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:melt - この投稿者のレビュー一覧を見る
これは平衡世界が存在する世界のお話です。
いつの間にか私たちは平行移動していることがあるんです。
あれっと思った事があったときはもしかしたらあなたもしているのかも...
幸せな終わり方が好きなあなたはぜひ、
先に、「君を愛したひとりの僕へ」を楽しんでからこちらを読んでください。
紙の本
今この一瞬を大切にして生きていこう
2016/12/12 14:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コスモス - この投稿者のレビュー一覧を見る
並行世界を題材にした恋愛SF小説。
「君を愛した一人の僕へ」と同時刊行の本作品。
ハヤカワ文庫の他のSF作品に比べて、文量も少なく、口調も砕けた感じになっていると思います。ライトノベルに近い作品だと思います。
本作品と同時刊行の別作品の主人公は同一人物です。
それなのに、両親の離婚の際に、どちらの親に引き取られるかをきっかけに、
それぞれの性格や物事に対する考え方が微妙に変わってきます。
それにより、異なる並行世界で生きる主人公の人生は全く違うものになります。
つまり、その時々で何を思いどう行動するかによって人生が大きく変化する。
だからこそ、今この一瞬を大切にして生きていこうと思わせてくれる作品です。
本作品は同時刊行の別作品に比べて、比較的明るい内容になっていると思います。
紙の本
並行世界
2023/06/16 10:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みるちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
並行世界がまるで本当にあるかのように描かれ、それが自然に受け入れらるようになった世界を描く。もしかしたらと思うような作品。
紙の本
映画化していたので
2023/06/15 00:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:プルシア - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画化するということと少し前に友人が面白いと言っていたので購入した。単体でも楽しめるがやはり二作とも読んだ方が面白さは増すと思う。
紙の本
どちらを先に読むべきか
2017/05/07 13:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukiちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「僕が愛した…」と「僕を愛した…」の2冊。どちらを先に読んだ方が良いのか?
私は、「僕が…」を先に読みました。
まあ、どちらが先かという話は置いといて(しかし、その選択は一生に1回しかできないのですよ。ふ・ふ・ふ)、この本の中で一番印象的だったシーンは、主人公の二人が結婚式にIP端末を着けるか着けないかで悩むところ。
「何を面倒くさい」と思うかも知れないが、二人にとっては、それが本当の自分の意思なのかそうでないのか悩むところなのであって…とまあ、せんでもいい心配をしてしまったことです。
それから最後に近くなって、「99%の幸せが、1%の不幸で出来ているとしたら」というフレーズがあるのだが、「ああ、やっぱりオメラスから歩み去っちゃうのね」という古典的テーマに行き着いてしまった感がある。SFには、このテーマは避けて通れない部分があるよな…って一人で頷いていた。
さて、こちらの1冊では、冒頭の「レオタードの女」の謎は解けなかった訳だが、その謎解きを楽しむためにも、「僕が…」の方を先に読むのが良いのかも知れない。