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商品説明
ドーピングの発覚で失墜した世界的英雄が、突然ツール・ド・フランスに復帰した。彼の真意が見えないまま、レースは不穏な展開へ…。「サクリファイス」シリーズ第5弾。『小説新潮』連載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
得体の知れない過去の幻影が、ペダルを踏む足をさらう。それでもぼくたちはツールを走る。すべてを賭けて! 黒い噂が絶えない、堕ちたカリスマの復活。選手やファンに動揺が広がる中、今年も世界最高の舞台(ツール・ド・フランス)が幕を開ける。かつての英雄の真の目的、選手をつけ狙う影、不穏なレースの行方――。それでもぼくの手は、ハンドルを離さない。チカと伊庭がツールを走る! 新たな興奮と感動を呼び起こす、「サクリファイス」シリーズ最新長編。【商品解説】
著者紹介
近藤史恵
- 略歴
- 〈近藤史恵〉1969年大阪生まれ。93年「凍える島」で鮎川哲也賞を受賞しデビュー。2008年「サクリファイス」で大藪春彦賞を受賞。ほかの著書に「スーツケースの半分は」など。
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紙の本
白石誓 チカが還ってきた
2017/02/19 15:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:どや - この投稿者のレビュー一覧を見る
サクリファイス エデン サヴァイブ キアズマに続く自転車ロードレースシリーズ5作目のスティグマータ 主人公は白石誓ことチカである チカは平坦な道でも山道でも平均的に走るがトップレベル選手ほどパワーやスピードはない 彼の得技は山道の頂上を上り切った後の下りのスピードである その爽快感溢れる描写に痺れた 主人公は天才よりも一芸に秀でる凡人の方が感情移入しやすい 悪役の真意を物語途中で明かさずに最後で解決する点も興味深かかった 単行本で310ページもあるが会話文や改行も多くスピード感を持って読破できた
紙の本
待ってました!
2016/10/27 08:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あかんべ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回も臨場感あって、最後まで一気に読んじゃいました。
自分も一緒に走ってる気分に!
チカが今回も良かった〜
最後、ニコラがチカに向かって叫んだ言葉に、ジーンときちゃいました。
チカの表彰台もちょっと見たかったなぁ
またまた続きが楽しみです!
紙の本
栄光無き道
2017/02/16 17:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
チカさんのストイックさに磨きがかかった最新刊。自らの勝利では無くエースの勝利を目指すアシスト役は精神的にタフじゃないと務まらないのですね。ラストがちと弱いので星は4つで。
紙の本
走る男たちの勝負の行方。
2016/07/05 20:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本人にはあまりなじみのない自転車競技だけれど、読んでいるうちにドンドン引き込まれる。
頬に当たる風や灼熱の太陽、冷たい雨、選手同士の駆け引きやプライド、読めないレース展開を追うごとに、だんだんと息苦しくなってくる。それと同時に美しい風景や純粋にレースを走る主人公の喜びが体中を駆け巡り、一度でいいからツールを間近で見たいと思わせる。
紙の本
聖痕
2016/12/20 16:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:katu - この投稿者のレビュー一覧を見る
近藤史恵の自転車ものは全部読んでいるはずだが、以前の内容をほとんど覚えていない。まあ、それでも大丈夫なんだけど。通奏低音としてサスペンスがあるんだけど、基本的にはツール・ド・フランスを最初からほぼ最後まで描いている。ロードレースが好きでテレビでよく観ているので、文章はたやすく脳内で映像化出来た。ロードレースを知らなくても楽しめると思うけど、知っているとより楽しめると思う。