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商品説明
もうずっとあかるいままのにんげんのとおくて淡い無二のふるさと どんなにか疲れただろうたましいを支えつづけてその観覧車 消えてゆくはずの予感に守られて砂糖菓子から美がやってくる 今を詠う歌人・井上法子の歌集。【「TRC MARC」の商品解説】
【言葉が奏でる究極の結晶】
とうめいな水の底に光る幻影は、
深い祈りが集めた光なのだと思う。
(東 直子)
[自選短歌五首]
どんなにか疲れただろうたましいを支えつづけてその観覧車
月を洗えば月のにおいにさいなまれ夏のすべての雨うつくしい
煮えたぎる鍋を見すえて だいじょうぶ これは永遠でないほうの火
ふいに雨 そう、運命はつまずいて、翡翠のようにかみさまはひとり
ぼくを呼んでごらんよ花の、灯のもとに尊くてもかならず逢いに行くさ【商品解説】
著者紹介
井上 法子
- 略歴
- 1990年7月生まれ
福島県いわき市出身
明治大学文学部卒業
立教大学大学院修士課程修了
東京大学大学院博士課程在学中
2009年 早稲田短歌会入会
2013年 第56回短歌研究新人賞次席
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