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紙の本
平田篤胤 交響する死者・生者・神々 (平凡社新書)
著者 吉田 麻子 (著)
現代にも通ずる日本独自の豊かな死生観を探究した、江戸後期の思想家・平田篤胤の生涯と思想。かつて国粋主義の元祖とされ、国学において宣長学の俗化と捉えられてきた篤胤の知られざ...
平田篤胤 交響する死者・生者・神々 (平凡社新書)
平田篤胤
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商品説明
現代にも通ずる日本独自の豊かな死生観を探究した、江戸後期の思想家・平田篤胤の生涯と思想。かつて国粋主義の元祖とされ、国学において宣長学の俗化と捉えられてきた篤胤の知られざる全貌を、新資料から明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
新資料から、現代にも通ずる日本独自の豊かな死生観を探求した、江戸後期を代表する思想家としての新たな篤胤像を描き出す意欲作。【本の内容】
目次
- 目次》
- はじめに
- 第一章 平田国学の胎動
- 1 江戸にでるまで
- 2 江戸での出会い
- 3 鬼神の実在
- 4 鬼神はどんなふうにあるか
- 5 人は鬼神とどう対すればよいのか
- 6 初期の学友とその反応
著者紹介
吉田 麻子
- 略歴
- 〈吉田麻子〉1972年東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科日本文学専攻博士課程単位取得退学。博士(文学)。学習院女子大学・相模女子大学などで非常勤講師を務める。著書に「知の共鳴」がある。
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紙の本
庶民に寄り添う姿
2016/09/11 03:29
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コーク - この投稿者のレビュー一覧を見る
従来、国粋主義的な側面ばかりが強調されていた平田篤胤の思想であるが、この本はその平田の思想家としての別の側面にも焦点をあてている。
それは庶民の生活に根差した神の世界を描き出し、人間と神との距離を急速に縮める世界観であった。
電子書籍
平田篤胤の学問
2020/08/21 08:25
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
平田篤胤といえば(現代の視点から見て)オカルティックな思想という印象だったが当時の人が存在すると信じた異界について深く洞察し人間の生を肯定する思想がよくわかってよかった
紙の本
江戸時代後期の思想家で、復古神道の大成者、平田篤胤の人生を追った評伝です!
2020/05/07 10:50
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、江戸時代後期の国学者であり、神道家でもあり、また思想家、医者としても活躍した平田篤胤(ひらた あつたね)について書かれた評伝です。平田篤胤は、復古神道(古道学)の大成者であり、大国隆正によって荷田春満、賀茂真淵、本居宣長とともに国学四大人の中の一人として位置付けられている人物であり、現代にも通ずる日本独自の豊かな死生観を探究しています。同書では、平田篤胤の人生を紹介した貴重な書です。同書の構成は、「第1章 平田国学の胎動」、「第2章 西洋の接近と『霊能真柱』」、「第3章 地城の奇談と平田門人」、「第4章 世界像と祈り」、「第5章 生の肯定、死生の捉え直し」、「第6章 近世後期の知識人たち」、「第7章 平田国学における倫理」、「第8章 広がりゆく書物と篤胤の最期」となっています。