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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/06/23
- 出版社: 大月書店
- サイズ:19cm/220p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-272-36087-1
紙の本
3・11と心の災害 福島にみるストレス症候群
津波と原発事故で土地も地域も家族・友人もすべてを喪失し、精神的な外傷体験に見舞われた被災者たちの「心の傷」−。被災地に広がる深刻なストレス・トラウマ反応の実相を、相馬の診...
3・11と心の災害 福島にみるストレス症候群
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商品説明
津波と原発事故で土地も地域も家族・友人もすべてを喪失し、精神的な外傷体験に見舞われた被災者たちの「心の傷」−。被災地に広がる深刻なストレス・トラウマ反応の実相を、相馬の診療現場から伝える。【「TRC MARC」の商品解説】
津波と原発事故で土地も地域も家族・友人も…すべてを根こそぎ喪失し、精神的な外傷体験に見舞われた被災者たちは、それぞれの「心の傷」と格闘し苦しんできた。ストレス・トラウマ反応の深刻な実相を相馬の診療現場から伝える。【商品解説】
目次
- Ⅰ 現地・相馬では
- Ⅱ 原発事故と避難の日々のこと
- Ⅲ 震災とは、個と集団と地域の人間関係の損壊
- Ⅳ いまも震災直後の衝撃と混乱が続く福島
- Ⅴ 避難とスティグマ
- Ⅵ 震災ストレス症状の予見と見立て
- Ⅶ ストレス・トラウマ反応とは何か
- Ⅷ 福島で見たストレス症候群
- Ⅸ トラウマによる否定的認知
- Ⅹ 震災トラウマを乗り越えるために
著者紹介
蟻塚 亮二
- 略歴
- 〈蟻塚亮二〉1947年生まれ。精神科医。メンタルクリニックなごみ院長。
〈須藤康宏〉1975年生まれ。臨床心理士、精神保健福祉士。メンタルクリニックなごみ副院長。
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書店員レビュー
丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年9月号より
書標(ほんのしるべ)さん
震災後のストレス症候群の詳細な報告である。ただし無味乾燥な記録ではない。
東日本大震災以後、福島では「あいまいで宙ぶらりんの未来」との格闘が続いている。原発事故は「悲しみあうための人のつながり」も壊してしまった。本書はそのような「見えない苦しみ」を可視化しようとする取り組みである。