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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/06/10
- 出版社: ふらんす堂
- サイズ:19cm/134p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7814-0856-9
紙の本
遊刃 楠戸まさる句集
著者 楠戸 まさる (著)
十六夜のかうかうと河曲りゆく 定まらぬこころをさめし榾火かな あめつちにしんそこひとり亀鳴けり 平成21年から27年までの3千句の中から自選。「飛火野」から15年ぶりの第...
遊刃 楠戸まさる句集
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商品説明
十六夜のかうかうと河曲りゆく 定まらぬこころをさめし榾火かな あめつちにしんそこひとり亀鳴けり 平成21年から27年までの3千句の中から自選。「飛火野」から15年ぶりの第3句集。【「TRC MARC」の商品解説】
◆第三句集
「遊刃」は、『荘子』【内篇】にある故事、「恢恢乎其於遊刃必有餘地矣」に拠ります。料理人丁の見事な牛刀さばきに感嘆した魏の恵王に対して丁が答えたとされる一節。畢竟するに、技よりも道が大切であるとの謂。この書の命名には、定型詩としての俳句に、自らの生きる道を重ねつつ芸の道を深めたいという思いを込めています。(あとがきより)
◆自選十五句より
十六夜のかうかうと河曲りゆく
時國家なほ覚めやらず梅の花
洛中にひと日溺れて鱧の皮
鳶の輪のしだいに高き大花野
洞といふ窓ひらく木々十三夜
眇々のこゑ松林図屛風より
怒る笑ふ円空仏のこゑや春
明易や蒔絵文箱の銀の月
定まらぬこころをさめし榾火かな
円位忌の海のにほへるところまで【商品解説】
目次
- 蜷の道 平成二十一年~二十二年 5
- 檻の窓 平成二十三年~二十四年 21
- 咀嚼音 平成二十五年 49
- 雄ごゑ 平成二十六年 75
- 遠筑波 平成二十七年 99
- あとがき
著者紹介
楠戸 まさる
- 略歴
- 本名:楠戸 勝
昭和16年11月28日 神奈川県南足柄市生れ
昭和54年 「狩」入会、鷹羽狩行に師事
昭和63年 第10回狩座賞(新人賞)受賞
平成元年 狩同人
平成₂年 第₁句集『竹聲』出版
平成12年 第₂句集『飛火野』出版
狩大阪支部長を経て一身上の都合により平成14年狩退会、その後妻の里倉敷市内に転居。慢性腎不全の治療のかたわら、水墨画に没頭、各地をスケッチして巡る。
平成20年転院のため世田谷区内に転居。腎不全の悪化が進み妻の腎臓を貰い、平成23年生体腎移植を受ける。
俳句集団「翡翠会」代表
俳人協会会員
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