紙の本
重い内容だが、読後は爽快でもある。
2016/10/25 21:33
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投稿者:クッキーパパ - この投稿者のレビュー一覧を見る
家庭内や職場のあの会話、この言葉も、こういう風に整理できるのか。店や病院でちょっと気になる日本語も、そう感じるのは自分だけではなかったのだ、とすっきりする。ヘイトスピーチのメカニズムもそう考えるのか。日本社会が抱える問題点もズバリと言い切ってくれる。最初から最後まで納得出来る一冊はすばらしい内容だった。
紙の本
わかりやすい
2023/11/09 12:41
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
言語によるコミュニケーションの難しさがよくわかり、よかったです。ヘイトスピーチなどに至る心理が、理解できました。
紙の本
あまり心地のよくない読了感
2016/09/14 06:27
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投稿者:マリリン - この投稿者のレビュー一覧を見る
これが現実の社会の中で蔓延しているのかと思うと、人間関係が更に面倒になった。自然体で生きた方が楽なのかなと思った。
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TOKYO FM Time Line「まえがきは謳う」
http://www.tfm.co.jp/timeline/index.php?itemid=112849&catid=1485
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『言語の社会心理学』の続編的な。今回はうっかり,皮肉,嘘,ヘイトスピーチなど,悪意を感じ取られてしまうやりとりに焦点を当ててある。
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悪意の心理学という題名ですが、言語学の分野が中心でヘイトスピーチ等に対する分析はオマケみたいな感じですね。
論の中心となる言語心理学、コミュニケーションに対する分析については、それはそれで興味深かったですが、タイトルとはズレてますね。
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心理学半分、ことばの説明半分の本である。ヘイトスピーチについてもっと心理的な説明があればもっとよかった。
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失言、嘘、炎上、ヘイトスピーチ等々の様々な悪意に基づくことばを、心理学的に解説している本。我々が普段目にしたり経験する場面を、学問的に解き明かすとどうなるのか、その上で何に気をつければいいかが書いてあり、興味深かった。ところどころ著者の主観が入っているのは留意が必要。
あと欲を言えば、ひたすら相手を罵倒することを目的としたような、うっかり発言とも違うまじりっ気のない「悪意」への対処法についても触れてほしかった。そこまでいくと、テーマが変わるのかもしれないけれど。
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心理学というよりは言語学寄りの話題が多い印象。期待していたものとはやや違った。
ただ、ヘイトスピーチに関する部分は、近年話題となっていることもあり、読み応えはあった。
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悪意の心理学―悪口、嘘、ヘイト・スピーチ。岡本真一郎先生の著書。悪口、嘘、ヘイト・スピーチ、誹謗中傷、いじめ、嫌がらせといった行為は、人間が持つ悪意、先入観、嫉妬心や劣等感に結びついている。自分は虚言癖や醜悪発言癖がないだろうかと改めて自問自答するきっかけになりました。
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160730 中央図書館
タイトルは悪意やヘイトなどをクローズアップしているが、全体を読むと、コミュニケーションモデルに関わる心理学のキーワードを順次解説しているという、普通の本。
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【由来】
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【期待したもの】
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※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。
【要約】
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【ノート】
・う〜ん、何かダメダメ。相手があまり考えずに流されて使っている言葉遣いに対して、こういうツッコミをすること自体が悪意の連鎖の最初のトリガーになると思う。
・自分自身も、「〜〜でしたでしょうか?」という形で仕事を依頼してくる輩にはちょっと好感は持てないので、分かるのだが、そこで、そういう言葉遣いに潜む無意識の心理を分析している自分のような人間は意地悪だなあという自覚がある。この観点に立てば、本書は実は「悪意の心理学」を広めるための本と言えるのかも知れない。同じ内容をもっと軽妙洒脱に解説するのはアリだと思うが、ご本人、至って真面目なので余計にタチが悪い。
【目次】
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悪口などの分類を分けてケース紹介しているのが多いが、実用性には乏しい。ライトな学術書ですね。
最初のコミュニケーションの章は、この本が出た2016年と今とで変わってきているものも多くて言葉の移り変わりを感じますね。(レストランにて、こちら〜〜になります。に気分悪くする著者とか)
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●読んだ理由
この本の内容とは少しずれるかもしれないが、職場内での人の悪口(面と向かってでない)、会社のコンプラ研修のトピックスとなってた部落、最近の日本・韓国関係のお互いの罵り合いから、コミュニケーションにおける悪意に興味をもったことから。
●感想
8つある章のうち7章は、コミュニケーションの説明でうっかり発言、クレーマーとセクハラ、嘘、ヘイトスピーチなどなど...でかなり細かく丁寧に説明されてる、最終章が対処法。
この説明部分がとても興味深かった。普段何気なく行っているコミュニケーションについて、話し手の意図と聞き手の受け取り方、ミスを起こしてしまう要因がわかる。記載されている内容を知っておくと、悪意に接してしまったときに、それにもろに反応してしまうのではなくて、相手がどんな心理状態なのかを考慮したり、言葉の裏側を読んだりして、適切に対処できるようになるのでは、自分の発言・対応がどう相手にとらているかを思い図り配慮した行動ができるのではと思った。
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ネットのコメントと職場のヘイトが気になって読んだ本。デマは重要性と曖昧さを乗じて流布の程度が導かれるなど興味深い。人間のコミュニケーションとは本当に複雑であるとこれを読んで思った。この本の内容を知ったからと言って何をどうすることはできにくいとは感じる。ただただ言葉にする前の心を整えることが大事だとであると感じた。