紙の本
子育て中の人に読んでほしい
2021/05/31 10:37
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投稿者:うえありひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
子育てにまつわる物語で、母親目線と子ども目線から語られています。
父親も時々登場するけれど父親が語る場面はなく、やはり“子育て=母親の仕事”って思われてるんですよね。
周囲からの子どもの評価が、子育てする母親にとっては通知表のように感じる気持ち。
近視眼的になりがちな子育てを、長い目で見ていこうと思える一冊。
電子書籍
子育てを卒業した後どう過ごしてるかまで書いて
2022/03/12 16:48
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投稿者:K - この投稿者のレビュー一覧を見る
ラストいつもスッキリする垣谷さんですが、私は子育てを卒業してどうなるのかな?と思って本を手に取ったので、それが書いてなくて残念。
息子二人に母がとうとう切れて「明日家から出ていけ!」は気持ち良かったですが。
紙の本
三人の主婦の「これから」
2019/07/10 18:48
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投稿者:マツモトキヨシ - この投稿者のレビュー一覧を見る
人様の家庭内のもめごとは
はたから見たってわからないけど
これを読んだら、一見幸せそうでも
すったもんだと皆大変なんだな、と
勉強になる一冊でした。
三人の主人公の話が
時をまたいで進行するので
ちょっと中だるみする部分もありました。
(学生時代の話、長くない?)
私のおすすめはいいかげんなフランス人と
結婚した紫さんのお話。
最後の最後でいい加減な夫の言葉に
救われている自分に気が付くなんて
夢のある話だわ・・・。
紙の本
3家族の話
2023/10/10 15:38
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投稿者:あや - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんて言うか色々悩みがあるけどこの人たちはそれぞれ友人に恵まれていて幸せなんじゃないか。
と思うと今回は共感できませんでした。
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うちの親もきっとこんな気持ちだろうな、と思うところもありちょっと心苦しい。
独り立ちしたつもりでも、親にとっては子供はずっと子供。
距離感ってむずかしい。
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ある方のブクログ本棚にあってm興味があって図書館で予約して借りました。
面白い!
「老後のお金がありません。」より好み。
若干、私よりも前の世代なのかな?でも、共感することばかりでした。
地方から上京して4年生大学に通う女子3人。
就職活動、結婚、育児、家族、姑・・・・。
私は1972年生まれだけど、その前後くらいなら、メッチャ共感できると思う。
「女子社員は嫁候補」という言葉に違和感感じるのであれば、共感できないかな・・・。
(だって今、おなじ職場で恋愛って、結構嫌がりますよね・・・)
育児(もちろん介護も)に勝ち負けとかないんだろうな。
でも、自分の子供には失敗して欲しくなくて、
レールを敷きたくなるのが親心。
いろいろ考えさせられました。
また、垣谷氏の作品ばかりじゃなく、こういうカラーを持つ作家さんの作品全般にいえることだけれど、
「隣の芝はあおくみえるケド、実際はみんな、大変な生活で頑張って生きてるんだよね」って実感できる、
女性にうれしい作品になってます。
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なんか読んだことあるパターンだな、と思ったら「ニュータウンは黄昏て」の作者だった。同級生の女3人、といったパターンが似てます。でももちろん違いもあり、おもしろかったです。
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四大卒業した仲良し女子3人のお話。
自身の就職から始まり。
子供達の就職進路までの話。
それぞれ子供を持ち、
子育てや親などの問題を抱え。
頑張って生きていく話。
18歳で出逢った3人が50歳となり、
自分を見つめ直す。
子育てに卒業はないけれど。
親離れ子離れを上手にやりたいなと思いました。
そして。
自分探し。
まだまだ、長いこれからの人生を、
充実した日々にするのは、
自分自身の持ちようだと思いました。
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東京の大学で知り合った3人は上京組で独り暮らしだった。
そんな3人だから、お泊まり会をしたりと楽しく過ごしていたが、就職では苦労した。
卒業後もそれぞれが結婚し、子供が出来ても、たまの集まりは続いていた。
子育て、義父母問題等、互いの悩みを語り合ってきた。
何が正解なのか、日々焦ったり悩んだり。
自分達の時代は苦労したから、子供にはそんな思いをさせたくないと思うけど、既に時代は流れている。
子育ての難しさと時代の差を感じるお話。
2020.06.08
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私世代より少し年上世代の結婚、育児の物語。
息子を付属中学に入れる為に、夫の実家の離れに住み、姑や小姑にイライラさせられながらも頑張る淳子。
看護師、薬剤師、娘を堅実な職業に就けたい明美。
奔放なフランス人と結婚し、娘を赤ちゃんモデルにさせる紫。
大学の時に出会った三人は、それぞれ田舎で育ち、大学の時に上京した仲間。
三人三様、就職、結婚、育児に悩みを抱え、それぞれ自分の歩む道を見つけていく。
特別に大きな事件が起こるわけではないが、結婚や育児に纏わる話は何故かとてもリアル。
実際にありそうな話ばかり。
結婚、育児を経験している女性にも、これから結婚しようとする女性にも、何か琴線に触れるものがあるのではないか?
そんな一冊。
読みやすくて一気読みした。
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時代の流れを感じる内容と、普遍的なのかなぁと感じる所と…。共感できるところと「うーん?」と感じるところと。いろいろ思いながら読めるのも著者の作品の面白さでしょうね。
卒業後の物語も期待したいです。
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学生時代の仲良し3人組がそれぞれ就職、結婚、出産をし、家族のことやこどもの進学、就職などに直面するリアルな物語。
フィクションなのだが、本当に喫茶店の女性たちが話していそうな実体験そのもののようなエピソードばかりで、一気読み。
関わりがないひとには全く面白みがないかもしれないし、これといって大きな問題は起きないので事件性もないのだが、最終的にはほっこりさせられました。
これまで接点のなかった作家さんでしたが、『老後の・・・』と本作を読んで、彼女の作品、全部かたっぱしから読みたい!
買うか、借りるか、迷っているところです。
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同じ世代.同じ時代に東京で大学時代を過ごした.
男女雇用機会均等法なんて,名目さえない時代.「女子は自宅通学に限る」…覚えがあるある.
もっとも,自分はそういう就活からもドロップアウトしてたけど.
3人の友人関係が羨ましい.
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3人の女性が主人公。地方出身で大学の同級生が、それぞれの人生を歩む中で、滑稽な苦労が連続する。世の中の移り変わりとともに価値観も変わっていく様も面白い。
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私自身は子ども世代にあたるので子どもたちの言動のほうが共感できる部分は多かった。一方で、親世代が就職や子育てで経験した苦労がしっかり描写されていて、そんな苦労を子どもにはさせまいと色々な口出しをしてしまう。
自分の親と重なるところもあって、あーこういう気持ちで口うるさくしてたのかなと思うところもあった。
親世代と私の世代どちらがいいとかではなく、それぞれ違った苦労があって、きっと私の子どもの世代に私の世代の常識は通用しないんだろうな。
結局、最後に幸せだと思えるのが一番だよね。
この人の本が好きで色んな作品に手を出している最中なんだけれど、この本は語り手の視点や年代がころころ変わって最初は少し読みづらかった。慣れてくると平気になるけどね。
この人の本はもっと大人になってからもう一度読みたいと思うものばかりだけれど、この本も例外ではなかった。