書かない自分史 新しい自分史のつくり方〜提案と実例２８ （ぴあＭＯＯＫ）

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投稿者：佐々木　なおこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「自分史づくりのハードルをもっと下げたい」そんな想いがカタチになった一冊。

前向きにいるエネルギーとなる自分史、
このフレーズに、おお！と心が動きます。

たくさんの提案と事例は、目からウロコでしたよ。

例えば、
自筆で気持ちが伝わる書の自分史や、
持ち歩いて見せたくなるペットの自慢史、
自分史で家業を伝える、
ブログで発信していてきたことを元に自費出版などなど。

一番すごいと思ったのは、自分史を製作しながら、
親の家の片づけをする方法でした。
本のスタイルではなく、動画ファイルでスライドショー形式にしたそうで、
デジタル自分史が完成してから、実家に親子三代が集合し上映会を開いたそうです。

すごろくや映画など、表現方法はさまざま。
自分史を作る過程で、過去の出来事に感謝の気持ちがふつふつとわいてくる。
そんなこともあるなぁと思いました。

自分史を書いてみようと思っていた人はもちろん、
これまでそんなことを思ったことがなかった人でも、
この一冊を読んだら、
「自分史を書いてみようかな」と思い始める人も多いのでは？

自分史フェスティバル、全国各地で開催されているようです。