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紙の本
青の数学 1 (新潮文庫nex)
著者 王城夕紀 (著)
その数式(まほう)が、君の青春を変える−。数学オリンピックを2年連続で制した天才少女・京香凛。彼女との出会いから、栢山の高校生活は始まった。高校生活を賭して数学に挑む少年...
青の数学 1 (新潮文庫nex)
青の数学(新潮文庫nex)
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商品説明
その数式(まほう)が、君の青春を変える−。数学オリンピックを2年連続で制した天才少女・京香凛。彼女との出会いから、栢山の高校生活は始まった。高校生活を賭して数学に挑む少年少女たちを描く、熱く切ない青春小説。【「TRC MARC」の商品解説】
その数式(まほう)が、君の青春を変える。雪の日に出会った女子高生は、数学オリンピックを制した天才だった。その少女、京香凜(かなどめかりん)の問いに、栢山(かやま)は困惑する。「数学って、何?」――。若き数学者が集うネット上の決闘空間「E2」。全国トップ偕成高校の数学研究会「オイラー倶楽部」。ライバルと出会い、競う中で、栢山は香凜に対する答えを探す。ひたむきな想いを、身体に燻る熱を、数学へとぶつける少年少女たちを描く青春長編。【商品解説】
収録作品一覧
雪の数列 | 7−17 | |
---|---|---|
春の確率 | 19−162 | |
夏の集合 | 163−317 |
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紙の本
熱く爽やかな青春小説! 表現もとても繊細でキレイです!
2017/05/14 20:00
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しょうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
数学はニガテなのに、なぜか心惹かれて購入した本です。
ニガテだから、やっぱりなかなか手に着かなかったけれど、教え子が「おもしろかった!」と絶賛していたのもあって読み始めました。
うん、たしかに面白いです!
数学の方程式はムズかしく、出てくる例題も難解で「わからん!」となりますが、それでも読む手が止まらない!
数学がニガテで置いてけぼりになっても、それでも楽しめるのは、登場人物がみんな魅力的だからでしょうか。
そして、ただ「数学を解いていくだけの物語」なのに、とても熱い! みんな、青春してますっ。
数学という閉ざされた空間で、ここまで熱い青春ストーリーが繰り広げられるとは思いませんでした。
文系なのに、ストーリーは熱血のスポ根ってカンジです。
表現もとてもキレイで爽やか! ちゃんとした純文学のような、それでいて詩のような表現が続きます。
主人公やヒロインなどの名前が、氏名ともにムズかしくて、久しぶりの登場人物の場合は「ん? なんて読むんだっけ?」となりましたが(結構、登場人物も多いです)、簡単な名前じゃなかったからこそ、久々の登場でもごちゃ混ぜにならずに済みました。
(名前だけはふりがなが多かったほうが助かったかも…)
数学ニガテでも、爽やかな青春ストーリーが好きな人、熱いスポ根のような展開が好きな人にオススメできる本です。
電子書籍
情熱をかたむけるもの
2022/09/09 01:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しつじのショーン - この投稿者のレビュー一覧を見る
数学はあらゆる分野の基礎となり
影響を及ぼす学問だと言われています
論理的かつ美しくなければならないという
その魔物のような魅力あふれるものに
若者たちが挑んでいきます
静かにそして激しく闘い、青春のすべてを捧げられる
彼らや彼女たちのひたむきさが羨ましい
定理を解き明かしても、その証明に専門の学者たちが
年単位で挑むのですから
天賦の才とは凄まじいものですね
紙の本
数学が苦手な人でも……。
2019/02/05 20:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Makoto - この投稿者のレビュー一覧を見る
はじめにこの本を手に取ったきっかけは“数学”の小説ってなんだろうと思ったからでした。数字や中学校や高校で習った複雑な公式がたくさん出てくるのだろうかと思い読み始めました。だけど読んでいくといい意味で期待を裏切るようなキラキラとした青春やその背景などが描かれていて途中で読む手を止めることが惜しくなるほどに話に飲み込まれました。個性豊かな登場人物たちに出会える素敵な小説です。
紙の本
青の数学
2016/11/27 10:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Carmilla - この投稿者のレビュー一覧を見る
「数学」にとりつかれた高校生たちを取り巻く世界を扱った群像劇。テーマがテーマだけに、ここで繰り広げられる世界を理解できる人は、おそらく数学が好きな人、理系的な思考に長けている人に限られるだろう。文体が独特すぎて、ついて行けない人も多いだろうな。もっとも「独特な文体」といっても、「魔法科高校の劣等生」の作者が織りなすそれとは、趣が異なるとはいうまでもない〈理由はいうまでもない)。彼らの目標は「数学オリンピック出場」であり、そのために彼らは己の能力を最大限に振り絞る。1対1の決闘形式あり、タッグマッチの対戦ありという試合形式は、スポーツと何ら変わりない。ある少年は問う。「なぜ数学をするのか?」と。そもそも、この問いには正解というのがないのかも知れない。「マニュアル」という概念が隅々まで浸透したことで、人々は手軽に「正解」をほしがるようになった。だが彼らにとって「数学」とは「生き方」そのものなのだと思えるのである。「人生」に正解などないということを、作者は一番訴えたいのかもしれない。
紙の本
静かに熱い青春小説
2023/11/24 14:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
明快な答えが出るところは好きだったけど、
数学はあまりにも苦手だった。
それでも、彼らの見る数学世界を見てみたいと思わせる、
静かに熱い青春小説だった。
紙の本
数学がとても魅力的に思える本
2020/07/04 09:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
一度みた数字を覚えておける才能をもった主人公が、E2というサイトで数学の決闘をしたり数学を愛する他の高校生と交流したりしながら成長していく話。数学がとてつもなく奥深く、楽しいものだと思えてきました。中学生か高校生のときに読んでいたら、もっと数学を好きになれたと思います。こういう世界があったのか!
紙の本
おもしろいわけではない
2019/08/06 16:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんかずっと同じ語り口で進んでいったような。
途中、誰だか分からない昔話が混じったり。
ヒロインになるかと思った子が、ほとんど出てこなかったり。