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商品説明
庄内のドンガラ汁、西伊豆のおでん、瀬戸内の魚料理、屋久島の焼酎…。忘れられない“味”がある。ドイツ文学者でエッセイストの池内紀が、旅と食を語る。WEB連載を中心に単行本化。切り取り式「旅の絵はがき」3葉つき。【「TRC MARC」の商品解説】
ふらっと旅に出かけてみれば、きっとすてきな発見がある。
忘れられない人との、そして食との出会い。
居酒屋料理からおやつまで、心に残る「そこでしか食べられない味」を求め、
今日も旅の達人・池内紀がゆく。
ゆったりのんびり旅気分にひたれる、大人のための散歩エッセイ。
著者直筆の味わいあるイラスト多数収録。【商品解説】
忘れられない人との、そして食との出会い。居酒屋料理から甘味まで、心に残る「そこでしか食べられない味」を求めた、
旅の達人・池内紀による大人のための散歩エッセイ。著者直筆の味わいあるイラストを多数収載。
お金をかけずに旅を楽しくするマル秘テクニックも収録。
【本の内容】
目次
- ~訪れた土地と、出会った絶品~
- 最上川とそば/庄内のドンガラ汁/岩手の漬物/仙台のホヤ/石巻のイカ料理
- 石狩川と鮭/西伊豆のおでん/魚沼の嗜好品/越後・蒲原のハタハタ
- 甲州のほうとう/敦賀のカマボコ/金沢のドジョウのかば焼き/播州のそうめん丼
- 瀬戸内の魚料理/大阪目食帳/伯耆の地産料理/デニムとサワラ/伊予のマントウ
- 長崎のカツ丼/豊後・日田の鮎料理/屋久島の焼酎/八丈島と黒潮料理
著者紹介
池内紀
- 略歴
- 〈池内紀〉1940年兵庫県生まれ。ドイツ文学者、エッセイスト。「ゲーテさんこんばんは」で桑原武夫学芸賞、「海山のあいだ」で講談社エッセイ賞、「恩地孝四郎」で読売文学賞を受賞。
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書店員レビュー
丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年11月号より
書標(ほんのしるべ)さん
ドイツ文学者にしてエッセイストの著者による食の旅日記。ぶらりと出かけた旅先で出会う旬の食材を使った料理が一篇ごとに立ち上る。「庄内のドンガラ汁」「八丈島と島寿司「敦賀のカマボコ」など。
冒頭は「石狩川と鮭」。石狩鍋を語りながら話は本庄陸男の小説「石狩川」へと飛び、最後は故郷を失った開拓者へと思いを馳せる。「鮭は生まれたところにもどってくるが、人間には帰るところがない」と。
食を語りつつ描かれているのは、旅先で見た川や忘れられた詩人、幼い頃の記憶だ。
食だけに留まらぬ豊かな時間が全篇通してゆっくりと流れている。