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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2016/08/23
- 出版社: 法政大学出版局
- サイズ:22cm/220,13p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-588-37603-0
- 国内送料無料
紙の本
帝国・〈陰謀〉・ナショナリズム 「国民」統合過程のロシア社会とバルト・ドイツ人
著者 山本 健三 (著)
19世紀後半のロシア。ドイツ系住民の陰謀を唱える書物をきっかけに、出版戦争と呼ばれる大論争が巻き起こる。包摂を原則とする帝国の論理と国家内国家を拒絶するナショナリズムの激...
帝国・〈陰謀〉・ナショナリズム 「国民」統合過程のロシア社会とバルト・ドイツ人
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商品説明
19世紀後半のロシア。ドイツ系住民の陰謀を唱える書物をきっかけに、出版戦争と呼ばれる大論争が巻き起こる。包摂を原則とする帝国の論理と国家内国家を拒絶するナショナリズムの激突を追跡し、言論が社会に及ぼす力を描く。【「TRC MARC」の商品解説】
時は十九世紀。一冊の書物をきっかけに帝国ロシアで「出版戦争」と呼ばれる大論争が勃発した。その書物は、帝国内のバルト地方で数世紀にわたって特権的地位を享受してきたドイツ系住民を、帝国への陰謀を企てる「裏切り者」と糾弾する。そこには、包摂を原則とする帝国の論理に抗い、国家内国家を拒絶するロシア・ナショナリズムが胚胎していた。言論が社会に及ぼす力を描き出す、新しいロシア史の挑戦!【商品解説】
目次
- 第Ⅰ章 ロシア帝国とバルト・ドイツ人
- はじめに
- 第一節 特権階層としてのバルト・ドイツ人
- 第二節 エカチェリーナ二世による改革の試み
- 第三節 一九世紀初頭の情勢
- 小括
- 第Ⅱ章 サマーリンによる問題提起とその衝撃
- はじめに
- 第一節 サマーリンの生涯と思想におけるオストゼイ問題の位置づけ
- 第二節 『リガからの手紙』前史
著者紹介
山本 健三
- 略歴
- 〈山本健三〉1971年生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(学術)。島根県立大学北東アジア地域研究センター研究員兼嘱託助手、同大学総合政策学部非常勤講師。政治思想史専攻。
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