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紙の本
物質と意識 脳科学・人工知能と心の哲学
著者 ポール・チャーチランド (著),信原 幸弘 (訳),西堤 優 (訳)
心と脳は独立して存在するのか。あるいは一つなのか。心と物質をめぐる存在論的問題に加え、意味論的問題、認識論的問題、方法論的問題を整理した心の哲学の入門書。神経科学が切り開...
物質と意識 脳科学・人工知能と心の哲学
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商品説明
心と脳は独立して存在するのか。あるいは一つなのか。心と物質をめぐる存在論的問題に加え、意味論的問題、認識論的問題、方法論的問題を整理した心の哲学の入門書。神経科学が切り開く新たな内面の世界も大胆に描き出す。【「TRC MARC」の商品解説】
脳科学は心の理解に革命を起こすのか?
人工知能で心はつくれるのか?
もしそうだとしたら、どのような意味で?
――哲学的立脚点を得るための、「心の哲学」入門。
◆心と物質はどう関係するのか?◆
心と脳は独立して存在するのか。あるいは両者は一つなのか。一つだとすれば、どのような意味においてそうなのか……。
心と物質をめぐる存在論的問題(=心身問題)に加え、
・意味論的問題(=心について語る言葉は何を意味するのか?)
・認識論的問題(=心について何を知りうるのか?)
・方法論的問題(=心はどう解明しうるのか?)
を整理した、心の哲学の入門書。
心身二元論と唯物論(物的一元論)、およびその下位区分の哲学的立場を詳しく取り上げ、急所を突く思考実験を通してそれぞれを批判的に吟味する。
後半では神経科学、認知科学、人工知能開発の進展にページを割き、それら科学・工学的アプローチがどの哲学的立場を支持するかを検討。近未来の「心の科学」が常識的な心の見方を根本的にくつがえすという「消去的唯物論」の驚くべき展望についても詳述する。
――理工系・人文系を問わず定評を得てきた原書第3版の翻訳。日本の第一人者による「訳者解説」付き。【商品解説】
目次
- 第1章 本書の主題
- 第2章 存在論的問題(心身問題)
- 第3章 意味論的問題
- 第4章 認識論的問題
- 第5章 方法論的問題
- 第6章 人工知能
- 第7章 神経科学
- 第8章 遙かなる展望
著者紹介
ポール・チャーチランド
- 略歴
- 〈ポール・チャーチランド〉1942年生まれ。カリフォルニア大学サンディエゴ校名誉教授。心の哲学を専門とし、消去的唯物論の提唱者として知られる。著書に「心の可塑性と実在論」など。
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書店員レビュー
丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年10月号より
書標(ほんのしるべ)さん
何度も版を重ねてきた、心の哲学の代表的な入門書。心身問題を中心に据え、この問題に対する諸立場を明快に解説、その長所・短所までを論じる。話題の人工知能含め、心の科学の成果を詳しく紹介している点が特徴。ちなみに、著者の妻は同じく心の哲学研究で著名なパトリシア・スミス・チャーチランドである。