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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/08/18
- 出版社: 森北出版
- サイズ:22cm/152p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-627-85371-3
紙の本
人狼知能 だます・見破る・説得する人工知能
著者 鳥海 不二夫 (共著),片上 大輔 (共著),大澤 博隆 (共著),稲葉 通将 (共著),篠田 孝祐 (共著),狩野 芳伸 (共著)
人間ならではのコミュニケーションが戦略の鍵を握るゲーム「人狼」。人狼をプレイするAIシステム「人狼知能」研究の概要および越えるべき課題、そして現状について解説する。人狼ゲ...
人狼知能 だます・見破る・説得する人工知能
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商品説明
人間ならではのコミュニケーションが戦略の鍵を握るゲーム「人狼」。人狼をプレイするAIシステム「人狼知能」研究の概要および越えるべき課題、そして現状について解説する。人狼ゲームのルールやプレイ方法も紹介。【「TRC MARC」の商品解説】
◆AIの次なるチャレンジは「人狼」だ!◆
コンピュータを相手に人狼ゲームを楽しめる日はくるのか……?
「人狼知能大会」等で注目されるプロジェクト発の解説書。
村人にまぎれた人狼は誰か? 誰が嘘をついているのか? 自分の嘘がバレないようにどう取り繕うか?
「だます」「見破る」「説得する」といった、人間ならではのコミュニケーションが戦略の鍵を握る人狼ゲーム。将棋・囲碁・早押しクイズなどとはまったく異なる、「社会的知性」を要求するこのゲームに、いま人工知能の研究者が着目しています。人狼をプレイするAIシステム(=人狼知能)はどのように実現でき、そして、どのように実社会で活かせるのでしょうか。
本書では、人狼ゲームを研究する意義・方法だけでなく、詳細な分析を通して見えてくる「そもそも人狼とはどのようなゲームなのか」についても詳しく説明。人狼ゲームの愛好家のあなたにも、きっと新しい発見があるはずです。
また、認知モデル構築・自然言語処理・エージェントロボットの開発など、多岐にわたる研究プロジェクトの全貌を紹介していきます。
◆人狼知能大会に参加しよう!◆
集合知的なAIの開発を目指し、著者らは年1回の「人狼知能大会」を開催中(第2回大会は2016年8月24日-26日開催予定)。本書を片手に、自分の「人狼知能」をつくって勝負してみてはいかがでしょうか。
「人狼知能は人工知能のひとつの新しいフロンティアである。… 本書では、人工知能研究者がどのように具体的な問題に取り組むか、どういった思考をするかが、具体的な事例を通じて分かりやすく示されている。… 著者らの人狼に対する愛を感じながら読んでほしい。」(東京大学特任准教授 松尾豊氏)
「人狼ゲームならではの『嘘をつく、見破る、説得する』という人間を真似たAIは面白いですね。応援しています。いつの日か人狼AIと対決してみたいです。」(ドラゴンクエストシリーズ ゲームデザイナー 堀井雄二氏)【商品解説】
目次
- 第1章 人狼知能とは何か?
- 第2章 人狼ゲーム概説
- 第3章 人狼知能の実現に向けて
- 第4章 人狼知能のための認知モデル
- 第5章 人間どうしによるプレイの解析
- 第6章 集合知による人狼知能の構築~人狼知能大会
- 第7章 人狼知能エージェントの構築
- 第8章 人狼知能が拓く未来
著者紹介
鳥海 不二夫
- 略歴
- 〈鳥海不二夫〉東京大学大学院工学系研究科准教授。博士(工学)。人狼知能プロジェクトを牽引する。
〈片上大輔〉東京工芸大学工学部コンピュータ応用学科准教授。博士(工学)。
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