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紙の本
三人の大叔母と幽霊屋敷 (文春文庫)
著者 堀川アサコ (著)
不思議なモノ、コトが生息するこよみ村。村長の娘・湯木奈央とボーイフレンドの溝江麒麟は今日も怪事件に首を突っ込む。湯木家の天敵・大叔母たちが村の古屋敷で暮し始める表題作ほか...
三人の大叔母と幽霊屋敷 (文春文庫)
三人の大叔母と幽霊屋敷
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商品説明
不思議なモノ、コトが生息するこよみ村。村長の娘・湯木奈央とボーイフレンドの溝江麒麟は今日も怪事件に首を突っ込む。湯木家の天敵・大叔母たちが村の古屋敷で暮し始める表題作ほか、全3編を収録。予言村シリーズ第3弾。【「TRC MARC」の商品解説】
怖いけれど愛しい「予言村」の世界へようこそ!
不思議なモノ、コトが生息するこよみ村。村長の娘・湯木奈央とボーイフレンドの麒麟は、今日も怪事件に首を突っ込む!
こよみ村中学の女王・麗華の陥落、村人にとって最も大切な「予言暦」盗難事件、湯木家の天敵・三人の大叔母が村の古屋敷で暮らし始めるお話。怖いけれど愛しい「予言村」の世界へようこそ! 「ほのコワ」青春冒険ファンタジー第三弾!【商品解説】
「不思議」があたりまえのこよみ村。村長の娘・奈央とボーイフレンドの麒麟はいじわるで頑固なおじいさん、おばあさんたちと対決。【本の内容】
収録作品一覧
混戦、収穫祭 | 7−129 | |
---|---|---|
予言暦盗難事件 | 131−235 | |
三人の大叔母と幽霊屋敷 | 237−367 |
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ほのこわ予言村
2022/04/24 17:53
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
予言村シリーズ第3巻。3編の連作短編集で、湯木ファミリー他こよみ村の雰囲気を堪能できる。第1編は中学校の文化祭周辺でのゴタゴタ騒ぎ。中学2年ながら長年連れ添った夫婦のような奈央と麒麟が楽しい。第2編は湯木家に持ち込まれた予言録がもたらす騒動。予言録を前に曝け出されるその人の本性がスゴい。「人生のカンニング」は言い得て妙。育雄のしっかりした振る舞いは流石に村長。第3編表題作は著者の本領発揮の「ほのこわ」。でも物の怪よりも現に生きている人間の言動の方が怖いと思う。楽しいシリーズだが続編は期待薄なのは残念。