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商品説明
世界屈指の繁華街、新宿・池袋・渋谷駅一帯はどのように戦災から再生し、高度経済成長期に激しく「成長・変化・代謝」したのか。闇市を原形に都市の構造変化を解明した、副都心ターミナル近傍の形成史。【「TRC MARC」の商品解説】
あの一等地はいかに形成されたのか――
世界屈指の繁華街、新宿・池袋・渋谷駅一帯の景観は、戦後復興期の変容にもとづく。闇市を原形に都市の構造変化を解明した、近現代都市史研究の俊英による副都心ターミナル近傍の形成史。
「新宿、池袋、渋谷等の戦後の状況は、一見無秩序とも思えるような激しい新陳代謝と景観変容に特徴づけられる。[……]ではどのようにしてターミナル近傍の形成過程を捉えればよいのか。[……]本書はこうした複数の主体の意志の重合として現れる物的な都市空間を対象化するために、都市組織(urban tissue)に注目する」(本書より)【商品解説】
目次
- 序章 東京のターミナルと闇市
- 1 東京のターミナル
- 2 戦後東京の闇市
- 3 都市組織の動きを読む
- 4 本書の視点と構成
- Ⅰ 東京のターミナルの形成と駅前広場
- 1 東京の鉄道網の形成過程
- 2 ターミナル近傍の基盤整備計画と事業
- Ⅱ 四組のテキ屋が組織した闇市の盛衰 新宿の戦災復興過程
- 1 テキ屋と建設業者によるマーケット建設とその整理 新宿駅東口駅前街区の戦災復興過程
著者紹介
石榑 督和
- 略歴
- 〈石榑督和〉1986年岐阜県生まれ。明治大学大学院理工学研究科博士後期課程修了。同大学理工学部建築学科助教。博士(工学)。ツバメアーキテクツ参画。日本建築学会奨励賞、住総研博士論文賞受賞。
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紙の本
ターミナル駅の形成過程
2016/12/21 21:49
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:地理屋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ターミナル駅である新宿、渋谷、池袋の街区の変遷に焦点を当てた力作である。カラーページがあり、街区の変化を詳細に扱った図表は、地理屋であっても脱帽である。著者がどれだけ丹念にその時代の街の変化を研究したかが分かる。
東京オリンピックを控えたいま、街の連続性を考えれば資料的価値も高い。