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商品説明
10年前、親父が盗撮で逮捕されて、母と貧乏暮らしするハメになったぼく。だが盗撮事件の裏には警察の陰謀があった。チートな美少女として現れた幼なじみのメイとぼくは、最低な人生をやり直す冒険へと電気自転車で走りだす!〔「横浜ではまだキスをしない」(ハルキ文庫 2018年刊)に改題〕【「TRC MARC」の商品解説】
僕×彼女×猫×横浜
横浜の黄金町でシングルマザーと暮らすぼくの夏休みに
とびっきり不思議な美少女と、人間の言葉をしゃべる三毛猫
そして人生を変えるミステリーがやって来た!!
【カバー】
来夢(講談社ミスiD2015 受賞、スターダスト)
撮影:飯田えりか(少女写真家。ユカイハンズ所属(yukaihands.jp)
ミスiD2016公式写真集「黒いさかなのユメを見る」ショートカット推進委員会写真集「0410」)
<内容>
夏休み目前の7月。母と離婚した親父に、半年振りに呼びだされた高校二年生のぼくは、
父の隠し子を名乗って現れた女性・能代早葉子さんの身元調査を頼まれる。
早葉子さんが横浜県警の刑事であるため、10年前の盗撮事件で逮捕されたから
すっかり警察嫌いになった親父は、僕を頼ってきたのだ。
だが実際に会ってみると、僕は彼女から盗撮事件の背後には、
親父をハメようとしていた陰謀の存在があったことを知らされる。
――加えて、幼馴染で不思議な美少女お嬢様・メイに、言葉を喋る猫「ミケ」が登場したことで、
僕の夏休みは、「ミステリー」と「恋」が交錯することに
…そしてそれは人生をかけた大事件へと変わっていってしまう――。
青春ミステリの鬼才が新境地を開いた傑作の登場!!
【本の内容】
著者紹介
樋口有介
- 略歴
- 〈樋口有介〉1950年群馬県生まれ。國學院大學中退。「ぼくと、ぼくらの夏」でサントリーミステリー大賞読者賞を受賞しデビュー。ほかの著書に「林檎の木の道」「雨の匂い」など。
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紙の本
ライトだけれど樋口作品らしい充実感
2016/09/14 03:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タンポポ旦那 - この投稿者のレビュー一覧を見る
カバーと多用されている写真には驚いたが、喋る猫だの幽霊だの樋口作品には珍しいライトさから言えば納得できる。
クライム・ノベル的な香り付けの「亀と観覧車」や「金魚鉢の夏」といった作品も好きだが、やはり「柚木草平」的な、洗濯好きで家事に精通する男子を主人公に据えた小説は落ち着く。なおかつ、結末に少し捻りを入れるところにも安心感さえ抱く。遠山の金さんや水戸黄門ではないけれど、ああ“樋口有介”を読んだ……という充実感が得られる。
紙の本
カバーイラストは微妙
2016/09/05 12:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わんわん - この投稿者のレビュー一覧を見る
樋口さんの最新作で迷わず購入。内容はどんどん期待できるが、終わり方が少し微妙が最近の傾向のご都合主義。樋口ファンなら購入して損はないけど、表紙イラストが少し恥ずかしいかも。