- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/08/25
- 出版社: 亜紀書房
- サイズ:20cm/139p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7505-1483-3
読割 50
紙の本
生きていくうえで、かけがえのないこと
著者 若松英輔 (著)
同じタイトル・同じテーマで、吉村萬壱と競作したエッセイ集。「食べる」「喜ぶ」「愛する」など、25のテーマで、“人生にとってほんとうに大事なこと”を綴る。ウェブマガジン『あ...
生きていくうえで、かけがえのないこと
生きていくうえで、かけがえのないこと
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- 税込価格:11,990円(109pt)
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商品説明
同じタイトル・同じテーマで、吉村萬壱と競作したエッセイ集。「食べる」「喜ぶ」「愛する」など、25のテーマで、“人生にとってほんとうに大事なこと”を綴る。ウェブマガジン『あき地』連載に書き下ろしを加えて単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
ふれる、聞く、愛する、憎む……
悲しみの先に広がる
25の風景
NHK「100分de名著」(9月)著者出演!
『悲しみの秘儀』に続き魂の思想家が贈るエッセイ集!
生きていればときに闇の中を歩かなくてはならないことがある。そうしたとき、私たちは、内なる言葉を、ともしびにしながら歩くことができる。言葉など、と思ってはもったいない。たった一つの言葉にも闇にある人を光へと導く力が宿っている。
(「祈る」より)【商品解説】
目次
- まえがき―吉村萬壱
- 眠る
- 食べる
- 出す
- 休む
- 書く
- ふれる
- 悲しむ
- 喜ぶ
- 嘆く
著者紹介
若松英輔
- 略歴
- 〈若松英輔〉1968年生まれ。慶應義塾大学文学部仏文学科卒業。批評家・随筆家。「叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦」で西脇順三郎学術賞を受賞。著書に「井筒俊彦」「イエス伝」など。
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紙の本
言葉とその感性に静かに向き合う大切さ
2021/09/25 20:53
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は25の章立てから構成されています。その殆どに対して思わずハッとさせられたり、同感を呈したりと、驚きと共に安らぎの連続でした。
驚きという点に関しては、本書では漱石の『こころ』に出てくる言葉「人生観」と「人世観」でした。夫々一度しか出てこない言葉だとの事で、今一度読み直してみたい気が隆盛してきました。漱石は書き終えると、殆どの場合顧みないという事は知りませんでした。故に「人世観」が誤字なのか意図的なのかは今となっては定かではありませんが、非常に興味深いです。
本書に於ける安らぎという点は、滔々と流れるような文体と書かれている内容とに尽きます。
本書に出逢えた事に感涙しそうです。本書こそは私にとって折に触れ再読となる第一書に間違いありません。
紙の本
探していた一文
2016/12/19 18:14
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:靴下ネコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
2016年も終わりに近づいて来ている中で、そろそろ一年間に読んだ本のベスト10を決めないとなぁ…と思っていた。そこに予約本として届いた一冊なのですが、じんわりと心にしみる言葉の数々に感動して今かみしめるように読んでます。初の若松さんの本。吉村さんの方も一緒に読もうと思っています。