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紙の本
ばけもの好む中将 5 冬の牡丹燈籠 (集英社文庫)
著者 瀬川貴次 (著)
人が殺される現場を目撃してしまい、鬱々とした気持ちを抱える中将・宣能。事情を知らぬまま宣能を案ずる宗孝は、彼を元気づけるために本物の怪を探すことに。怪異を追ううち、宣能は...
ばけもの好む中将 5 冬の牡丹燈籠 (集英社文庫)
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商品説明
人が殺される現場を目撃してしまい、鬱々とした気持ちを抱える中将・宣能。事情を知らぬまま宣能を案ずる宗孝は、彼を元気づけるために本物の怪を探すことに。怪異を追ううち、宣能は様々な話をしはじめ…。平安冒険譚第5弾。【「TRC MARC」の商品解説】
近ごろふさぎ込みがちで、大好きな化け物探訪もぱったりやめてしまった中将宣能。彼を心配した宗孝は、今まで二人で訪れた怪異スポットを再訪しようと誘うことにするが……? 大人気シリーズ第5弾!
【商品解説】
収録作品一覧
冬の牡丹燈籠 | 7−60 | |
---|---|---|
騒がしい家 | 61−96 | |
浮かびあがる想い | 97−139 |
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姉君たちの存在感
2017/05/06 17:52
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
宗孝の十二人の姉たちがこの作品の肝ですね。こんな個性的過ぎる姉上たちに比べ宗孝の普通力の高さ(笑)これからは春若と十二の姉上の話になるかな?
紙の本
時に、中将様方の区別が難しい…。
2016/11/13 12:07
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヒトコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
宗孝の十二の姉君と春若こと東宮様の恋の進展は? が気になって続きが楽しみだった。あの弘徽殿の女御が母后であるのに、ちょっとおバカだけど健気で元気なお子様である春若君、なんか憎めない。母の妨害を心配しながらも案外勇気と行動力があるし、並みの事は畏れぬ十二の君とは、案外お似合いなのだけど。一方の初草の君にも幸せになってほしい。みんなに幸せな未来はあるのか…。今回は最初に謎解きありきの怪が多かったが、怪を求める中将の気持ちや、初草の両親に手紙など、人間関係の謎も少しずつ語られ、て更に先が楽しみ。
ところで、ばけもの好む中将である宜能の他、チャラい宰相の中将雅平、頭の中将、もう一人いたかな? 中将が何人もいて区別が難しい。