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〆切本
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.9 33件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2016/09/01
  • 出版社: 左右社
  • サイズ:19cm/365p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-86528-153-8
  • 国内送料無料

紙の本

〆切本

著者 左右社編集部 (編)

なぜか勇気がわいてくる! 夏目漱石、谷崎潤一郎、谷川俊太郎、吉本ばなな、西加奈子ら、明治から現在にいたる90人の書き手たちによる、泣けて笑えて役に立つ〆切にまつわるエッセ...

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〆切本

2,484(税込)

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商品説明

なぜか勇気がわいてくる! 夏目漱石、谷崎潤一郎、谷川俊太郎、吉本ばなな、西加奈子ら、明治から現在にいたる90人の書き手たちによる、泣けて笑えて役に立つ〆切にまつわるエッセイ・手紙・日記・対談などを収録する。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

締/切 白川静 著 8−9
田山花袋 著 12−15
文士の生活/執筆/読書と創作ほか 夏目漱石 著 16−21

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書店員レビュー

しめきり。そのことばを人が最初に意識するのは、おそらく小学生の夏休みです――。

丸善京都本店さん

冒頭の言葉に「ううっ…」と唸って読み始めると、手が止まらない。しめきりにまつわる文豪たちの悲喜こもごもが詰まったアンソロジー。紹介には"しめきり症例集"あるいは"しめきり参考書"とあるが、"しめきり恋文集"と呼んでみたい一冊でもある。

泣いても笑ってもつきまとうしめきりに、迷い、悩み、頭を抱え振り回される者。かと思えば、そつなく付き合い理想的な美しい関係を築く者。はたまた繰り返される第三者(大抵の場合、編集者である)の介入に戦々恐々とする者――。

しめきり前に必ず書き上げ、書き上げたものが身近にあると落ち着かず、「早くてすみませんが…」と添え書きまでして原稿を送る吉村昭氏が、編集者に「神様仏様」と感謝されるが、〆切過ぎてやっと手にした原稿こその醍醐味を聞いてしまう…なんて、追いかけても追いついても、しめきりとは全く思い通りにいかない。

こちらの性分ひとつで善人顔にも悪人顔にも変化するしめきりに宛てた、偉大な先人たちの言葉は、しめきりを今より少し、愛しく感じさせるかもしれない。

みんなのレビュー33件

みんなの評価3.9

評価内訳

紙の本

胸中お察し致します。が、

2017/02/23 19:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る

こんなに苦しく無惨な本があるだろうか。アイデアが浮かばなくて七転八倒。逃げる者籠る者開き直る者、小心者ゆえ〆切前に脱稿し恐縮する者、実に様々。ほとんどの作家がこの地獄の苦しみを経て、我々を楽しませてくれているのかと思うと何とも有難いではないか。新作まだか、早く書けなどと気軽に宣ってすみません。でも読みたいから早く書いてください。ふふふ。添えられている原稿性発熱しおりがまた実におつ。私のは泉鏡花先生。曰く「私は筆を取つたとなると、一気に何枚でも」とのこと。でも書けないんですよね。お察ししますが、早く原稿を。

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紙の本

シバレン先生、ぶっ飛ばす。

2017/01/30 21:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:田舎初段 - この投稿者のレビュー一覧を見る

NHKのラジオで高橋源一郎先生が紹介していたのでさっそく購入。百人近い作家の弁明、陳謝、開き直りが小川から大河のようにまとまることで魅力的な一冊に仕上がった。異色なのは長谷川町子先生ほか、漫画もまざっているところ。何よりも面白かったのはタイトルにも掲げた柴田錬三郎先生。じっくりと考えさせられたのは川本三郎先生。どれをとっても面白かった。

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2016/10/18 07:24

投稿元:ブクログ

+++
しめきり。そのことばを人が最初に意識するのは、おそらく小学生の夏休みです――。

本書は、明治から現在にいたる書き手たちの〆切にまつわる
エッセイ・手紙・日記・対談などをよりぬき集めた“しめきり症例集"とでも呼べる本です。
いま何かに追われている人もそうでない人も、読んでいくうちにきっと
「〆切、背中を押してくれてありがとう! 」と感じるはずです。
だから、本書は仕事や人生で〆切とこれから上手に付き合っていくための
“しめきり参考書"でもあります。
+++

〆切にまつわるあれこれが集められている。エッセイにしろ手紙にしろ日記にしろ、突き詰めれば〆切に遅れる言い訳であり、理由はさまざまなのである。さらに、そのテイストも、ひたすら謝る、開き直る、理屈をこねる、自分を責めるなどなど、千差万別なのだが、書き手の必死さがどれからもにじみ出てくるようで、傍から見ていると苦笑を禁じ得ないが、人間的なおかしみをも感じられる。〆切が守れない言い訳までもが衆目に晒される作家稼業とは計り知れないほど大変なものであるなあと思わされる一冊でもある。

2016/11/08 21:34

投稿元:ブクログ

表紙、装丁が良い。内容は表紙でお察しの、作家諸氏の書けない言い訳がずらずら。中には編集者側のものも。

小川洋子「イーヨーのつぼの中」が好き。

2016/12/22 09:30

投稿元:ブクログ

〆切とは、何でしょうか?
人生において、一番始めに〆切という言葉を意識するのはおそらく「小学生の夏休み」ではないか、とこの本にあります。
なるほど、宿題を早めに終わらせ遊んだ方、ギリギリになって慌てて取りかかった方、十人十色いらっしゃいます。
さて、世の中には多種多様な〆切がありますが、そのなかで想像しやすいのは、作家の原稿の〆切ではないでしょうか?
あなたは、〆切と作家と聞いて、どんな様子を浮かべますか?
「書けない、どうしても書けない。」とペンを握りしめ白紙の原稿用紙に向かっている様子でしょうか?
〆切前に編集者の方によって缶詰にされている様子でしょうか?
「あと2日、いや1日。」と〆切をのばして欲しいと言っている様子でしょうか?
夏休みの宿題の取り組み方が人それぞれ違ったように、作家の数だけ色々とあるようで…。
明治時代の文豪から現代の人気作家まで、 総勢90名による〆切にまつわるエッセイ、日記、手紙、対談等を集めたこの本。
なかには、きっと自分とよく似た方もいるかもしれません。
好きな作家のものを読んでみると、こんな風に書いてるんだなと、今度その方の本を手に取るとき、また違った視点でみることができるかもしれませんね。
読んだあと、作家の方々がどこか身近に感じられる一冊です。

ペンネーム ネコヤナギ

2016/09/08 07:33

投稿元:ブクログ

表紙から、発想にやられた!と思った。
そして、読みたい欲に駆られる。

作家のラインナップもさることながら、
冒頭、白川静からか!ああ、もう負けました。

「締め切り」というたった一日の約束事が、こんなにも多くのドラマを生み出すことの面白さ。
ある者は高揚感に満ち溢れ、ある者はどこともなく徘徊を始め、ある者は哲学に入り始める。
けれどまた、ああ、この作家は確かにこんな風に考えてそうだなぁという性格も垣間見えるから面白い。

村上春樹が締め切りは(編集者の家族のためにも)守るという話にはなんだか大きく頷ける。
反対に、川端康成が締め切り間際に半ばやけくそで書いた「禽獣」を、自身の代表作のように言われるのに不快を示すのは意外だった。

作家を目指す者でなくとも、各々の持つ仕事には大体「締め切り」があると思う。
冒頭では小学生の夏休みを例に挙げているけれど、まさに小学生からその魔の一日に抗いきれない生活をしている。

「締め切り」が刻一刻と近づいてきた時の焦燥感と、それを過ぎたからってまぁ一日二日くらいはという我儘と、そんなものに私は縛られたくない!という開き直り。
こうしたことの共感が切実に感じられ、癒される。
そして、今日も締め切りを守ろうと心の中で呟ける一冊だった。

2016/10/09 18:56

投稿元:ブクログ

 〆切に関する様々な作家や編集者のエッセーやコラム、対談等を集めたもの。
 作家側からの視点が主であるが、編集者側からの視点も掲載されており、バランスは取れているように思える。
 〆切を「善」とする作家もいれば(勿論少数派)「悪」とする作家もいる。
 〆切に泣かされる作家もいれば、〆切に泣かされる編集者もいる。
 読んでいると、単なる文章作品に対する〆切という範囲に縛られず、人生訓を教えてもらっているような気持にもなるし、事実人生訓も語られているのだろう。
 僕の大好きな作家を含む90名の文章が載せられており、読み応えも充分。

2016/12/17 11:41

投稿元:ブクログ

〆切に追われているときの気持ちというのは、大作家も庶民もあまり変わらないのかな。生みだされるものには雲泥の差があるのに。

2016/12/27 14:57

投稿元:ブクログ

様々な作家の〆切に関する文章等を集めた本。
ものによっては部分だけを抜粋して、あまり意味のわからない文章になっているものもあり、少しすっきりしませんがまぁ企画勝ちの本ですね。

2016/11/15 07:25

投稿元:ブクログ

和光でかりてもらった。
最近、小説を読んでいた遠藤周作、彼も書き始めるのに逡巡してから、というのは驚き。
大岡昇平の息子の話、おもしろい。
西加奈子の「肉眼ではね」も、おもしろい。使ってみたい。
森博嗣は、うっかり嫌いになりそうなくらい、きっちりしている。
全部、きっちり読んだわけではないが、

2017/01/19 23:07

投稿元:ブクログ

 締め切りは 明日と思え 三日前

 帯に「なぜか勇気がわいてくる。」ってあるけど、勇気はわいてこないな。「こうはなるまい」って思うわ。
 どちらかと言わずとも、完全に森博嗣的思考。学生時代森を読みまくったからね。読んでも影響されないひとだっているんだから、もともと感覚的にそっちに近かったんだろう。締め切りは守れよ。ビジネスだったらなおさらだろ。芸術? 文学? そこに金銭が絡んだらビジネスだ、商売だ、約束は守れ。
 まあこっちは趣味で同人やってるし、締め切りも自分で決めるんだけど、それだってちゃんと守るし、守れるよう脳内で日数計算もするよ。基本バカだから、がばがばな計算だけど、そこを見越して余裕持って計算するもん。夏休みの宿題は、さっさと終わらせるタイプでした。
 っていってもね、自分もいつか締め切り守れないってことがあるかもしれないしね。そんなきっついことばっかりも言ってられんのもあるだろうしね。わかっててもできないひとっているわけでね。ただその場合、努力のあとが見えるか見えないかなんだなぁ。結果が出せそうもないなら、せめて経過を逐一報告しろ、仕事をしているアピールをしろ、と昔上司から教わりました。それだけで印象がだいぶ違うそうで。
 締め切りは破ってこそだとか、本気で言ってんのかね。正直好きな作家がそういうこと言ってたら読むのやめそうなので、やっぱりできるだけ作家の私的な面は見たくないなぁ。
 金井美恵子が劇的に合わないってことが分かったので、今後読むことはないでしょう。あと内田百聞がひどくて笑える。
 社会学者樋口収のは面白かった。なんで人間は締め切りまで余裕があると楽観的に考えちゃうのかっていうことに対する、心理学的な考察。
 締め切りが迫ってきててあたふたしてる文章とか、普通に読んでて面白い。発想の勝利な本。

2016/11/22 11:59

投稿元:ブクログ

大家が様々な弁を尽くしてひたすら言い訳してる。
ように最後にはもう見えてくる。

一方で、〆切後に得た原稿こそ価値があるとする編集者に対して「酔っ払ってるとしか思えない」と切り落とした彼がちょっと好きになりました。

2016/12/14 20:32

投稿元:ブクログ

 日本の古今東西のあらゆる書き手が〆切について書いた文章をまとめた一冊。

 なんじゃ、これは。面白い。
 多くの有名作家が〆切に四苦八苦していた。嘘を平気でつく人、そもそも最初から守る気がない人、自己嫌悪する人、〆切ブーストを訴える人。。。中にはきっちり〆切を守る人の文章や原稿をもらう側の編集者の言葉もあって面白い。
 書き手も作家だけでなく学者や漫画家など非常に多岐に渡る。
 歴史に残る大作家も〆切守れずキリキリしてたんだねぇ。なんか勇気がわく一冊。

2017/02/20 13:57

投稿元:ブクログ

〆切に関して作家には「井上ひさし型」と「村上春樹型」がある。なーんて、今思いついたんだけど。このお二人はそれぞれ「遅筆→〆切破り(どころか結局書けないことも)」「〆切厳守←いつも早く原稿を渡す」ことで知られている。話として面白いのは、当然ながら圧倒的に前者だろう。

本書には実に89人もの(たぶん。「著者紹介」で数えた)方の、〆切にまつわるエッセイやら葉書やらマンガやらが収録されているが、何と言っても〆切に苦しむ(または編集者として苦しめられる)話が多い。よくもまあ、これだけ集めたものよと感心してしまう。つらつらいいわけがましい文章が連ねてあったり、平身低頭していたり、なかには開き直っているような人もいて、気の毒なような、どこか滑稽なような。結構分厚い本だが、飽きることなく楽しんで読んだ。


田山花袋
なかなか書けないつらさを縷々述べた後に、ふと夜中などに興が湧いてきて筆が走るときの気持ちが綴られている。
「筆が手と心と共に走る。そのうれしさ!その力強さ!またその楽しさ!」「心は昔の書生時代にかえって行っている。暗いランプの下で、髪の毛を長くして励んだ昔の時代に…。その時には文壇もなければ、T君もなければ、世間も何もない。唯、筆と紙と心とが一緒に動いていくばかりだ」
ああ、本当にそうなのだろうなと思って、文学史でしか知らない作家に親しみを感じた。

内田百閒
百閒先生、やっぱり変人である。年の瀬を迎え、あちこちに支払いをしなければならないのに、金がない。原稿を書けばいいのだが、書けない。そこで先生、奥さんの一着きりのコートを質に入れたり、知人から金を借りようと東奔西走したりする(ここでタクシーを使うところがおかしい)。結局全然うまく行かないのだが、先生いわく「やっぱり原稿を書いたりなんかするよりは、こういう活動の方が、晴れ晴れとしていて、私の性に合うと思った」だと。まったくもう。

野坂昭如
原稿の〆切が集中している上に、テレビ出演やら対談やらいくつも重なり、どう考えてもムリだというときに、これはもう天の配剤としか言いようのないタイミングで事故に遭い骨折して、そのおかげで原稿が書けたことがあるという。しかも二度も。野坂氏、「怪我することを潜在的にのぞんであるのではないか」と我が身を顧みていて、まあ実に壮絶である。笑っちゃうけど。

川端康成
代表作とされる「禽獣」は、「編集者への義理からどうしても書かねばならぬ小説の〆切が明日に迫り」「やけ気味」で「書きなぐった」ものだと書いている。「編集者の私の作品に対する愛情が感じられ、その義理に追ひ迫られないと、絶対に書けぬといふ悪習が身にしみてゐた」とも。ノーベル賞作家にして、そうなのだなあ。

山口瞳
「なぜ?」と題されたこの一文は読んだことがあり、よく覚えている。著者が雑誌の編集者であった頃の、三島由紀夫の思い出が綴られている。三島由紀夫は「村上春樹型」だったらしい。淡々とした一文は、「私は、三島さんという人が好きだった。感じのいい人だった。」と結ばれているが、そこには言うに言われぬ複雑な思いが沈殿しているように思われ���。こういう文章を久しく読んでいないなあと思った。

森博嗣
この方は「村上春樹型」の最右翼。タイトルはずばり「何故、締切にルーズなのか」。〆切に遅れることを当然のことのように考える出版界の「非常識ともいえる不合理さ」を「とんでもない悪習」として舌鋒鋭く批判している。「こんなビジネスが、ほかにあるだろうか」と言われれば、お説ごもっともで、まったくその通りなのだが…。〆切より早く書く作家はなんとなく軽んじられるということも、「村上春樹型」の複数の方が書いていて、それはまったくおかしな事だとは思う。思うのだが…。やっぱり単純な「ビジネス」じゃないってことでは。

車谷長吉
「村の鍛冶屋」と題したこの一文が一番心に残っている。子どもの頃、近所の鍛冶屋の前で「村の鍛冶屋」という唱歌を歌ったら、そこの親爺さんに「こらっ、糞ったれめが」と怒鳴られたそうだ。原稿が売れるようになってからの日々は、「鍛冶屋が絶えず耳もとで『村の鍛冶屋』を歌われているような、何か居たたまれない、生の中味が流出して行くような時間であった」と書かれている。「文学は私にとって『魂の記録』であっても、編輯者にとっては『商品』である。併し、長い間、出版社の人に原稿を売り続けて来たのは、私である」とも。〆切は「商品」となる原稿だからこそあるもの。割り切れなさはそこから来るのだろう。

2017/01/04 15:30

投稿元:ブクログ

古今、〆切にまつわる、小説家を中心にした作家たちの随筆、エッセイなどをまとめた本。なので、当初想像していた「ひたすら苦悶する作家の呻き」ではなく、ある程度整って紡がれていたので、読みやすいような、肩透かしでもあるような読書だった。

とはいえ、〆切を守らない作家、かならず守る作家、効用を語る作家等創作者ならではの視点が楽しめ、応対する編集者の苦悩も推し量れて面白い。

ただ一番印象的だったのは、〆切を社会心理学の側面から研究している論文だった。一般人にも、言ってしまえば人生にも、〆切の効用はあるんだなぁ。