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商品説明
福島第一原発事故後に起こった被災地産品の買い控え行動は風評被害だったのか、合理的な危険回避行動だったのか? 全国約8700人の消費者を対象に実施したアンケート調査を基に、風評被害の実態を探る。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
有賀 健高
- 略歴
- 〈有賀健高〉ロードアイランド大学環境資源経済学科博士課程修了。Ph.D.(環境資源経済学)。石川県立大学生物資源環境学部生産科准教授。
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紙の本
福島原発事故後の福島県産の食品に対する消費者イメージの実態が良く分かるようになります。
2017/02/09 17:20
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hontoユーザー - この投稿者のレビュー一覧を見る
風評被害や食品の安全性などに関心のある方にはおすすめの本だと思います。
一見専門的で難しそうな本のように感じましたが、福島原発事故後の風評被害の原因について、難しい言葉をあまり使わず、わかりやすく解説していたので、放射能汚染が原因で起こる風評被害の実態がよくわかって勉強になりました。
ネットなどで福島の食品を買わないのは風評被害じゃなくて本当に危険だからといった投稿をよく見かけますが、この本を読んで本当に放射能や放射線の知識が全然ないのに、人の噂だけを信じて福島県産の食品を買わない人もいることがわかり、風評被害って本当にあるのだなと感じました。
また、野菜、果物、林産物、水産物、ミネラルウォーターなど非常に色々な種類の食品について消費者意識を分析していたので、食品の種類によって風評被害がどう違うのかといった点もよく分かりました。