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蜜蜂と遠雷

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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2016/09/23
  • 出版社: 幻冬舎
  • サイズ:20cm/507p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-344-03003-9

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紙の本

蜜蜂と遠雷

著者 恩田陸 (著)

【直木賞(156(2016下半期))】【本屋大賞(第14回)】養蜂家の父とともに各地を転々とし自宅にピアノを持たない少年、かつての天才少女、サラリーマン…。ピアノコンクー...

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蜜蜂と遠雷

1,944(税込)

蜜蜂と遠雷

1,555 (税込)

蜜蜂と遠雷

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商品説明

【直木賞(156(2016下半期))】【本屋大賞(第14回)】養蜂家の父とともに各地を転々とし自宅にピアノを持たない少年、かつての天才少女、サラリーマン…。ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、音楽を描いた青春群像小説。『星星峡』『ポンツーン』連載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

俺はまだ、神に愛されているだろうか?

ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った青春群像小説。

著者渾身、文句なしの最高傑作!

3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」ジンクスがあり近年、覇者である新たな才能の出現は音楽界の事件となっていた。養蜂家の父とともに各地を転々とし自宅にピアノを持たない少年・風間塵15歳。かつて天才少女として国内外のジュニアコンクールを制覇しCDデビューもしながら13歳のときの母の突然の死去以来、長らくピアノが弾けなかった栄伝亜夜20歳。音大出身だが今は楽器店勤務のサラリーマンでコンクール年齢制限ギリギリの高島明石28歳。完璧な演奏技術と音楽性で優勝候補と目される名門ジュリアード音楽院のマサル・C・レヴィ=アナトール19歳。彼ら以外にも数多の天才たちが繰り広げる競争という名の自らとの闘い。第1次から3次予選そして本選を勝ち抜き優勝するのは誰なのか? 【本の内容】

著者紹介

恩田陸

略歴
〈恩田陸〉1964年宮城県生まれ。「六番目の小夜子」でデビュー。「夜のピクニック」で吉川英治文学新人賞と本屋大賞、「中庭の出来事」で山本周五郎賞を受賞。

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みんなのレビュー430件

みんなの評価4.6

評価内訳

紙の本

聴かせる文学

2017/06/08 17:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kemtarou - この投稿者のレビュー一覧を見る

国際ピアノコンクールを舞台に、人生ドラマが重層的に展開されていく。1次、2次、3次、本選と40曲を超える演奏が深い音楽感の知識のもと、文章だけで聴かせる迫力がすごい。登場人物も魅力たっぷりの存在感で物語を引き締めている。最後まで結末を予断できない面白さは秀逸。取り上げられた曲を一通り聴きなぞりたい気持ちにさせる。音楽を文学に溶け込ませ高みに引き上げていく文章表現力が素晴らしい。

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紙の本

人物の描写が素晴らしい

2017/05/28 09:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さくら - この投稿者のレビュー一覧を見る

各コンクールで実力を発揮してきた天才ピアニストが集結する時、自分の世界観を楽曲に反映させる方法をそれぞれが認め合い、昇華させて次の演奏に繋げていくさまは、まさに自分が会場の片隅で鳥肌を立てながら聞き入っている感覚になりました。

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電子書籍

ベストセラー

2017/05/27 04:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たた - この投稿者のレビュー一覧を見る

ハードカバーを買おうかどうしようか迷っていましたが、分厚くて邪魔になりそうなので電子書籍にしました。結果大正解で、長文もスマホでサクサク読め、快適でした。ピアノコンクールの日々が、天才奏者達によって彩られ、飽きることなく読み切りました。文章から音楽がにおい立つようで、面白かったです。登場人物の天才たちが当然のように勝ち進むのがちょっと予定調和すぎますが、それほど気になりません。夏の避暑地とか、秋の夜長にまた読み返したいです。

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紙の本

『蜜蜂と遠雷』

2017/05/26 17:33

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヤッチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

これは凄い小説ですね。あまり手放しでほめて呆気に取られていると何だか「自分」と言うものの存在が見えなくなってしまって自ら馬鹿を演じているみたいだけれど、これは幾ら褒めてもそれで足りる事の無い、それで居て登場人物の独り独りの色分けが実に明快で、今にもその眼の前の独り独りが動き出し、「自分」と言うものの存在を語って芝居を始めそうな、一本の映画が始まるような予感にゾクゾクさせられる。
 ゾクゾクさせられるだけにこの一編の物語は何処までも面白く、気が付くと読み疲れた疲労感が心地良さと共に残るだけだ。この物語はそんな小説である。この長大な一編のドラマを読んでその行間に類稀なる天上の音楽を耳にしたのは私だけだろうか。其処に生き生きとした若者たちの生き様と共に、青春時代の情熱を情熱の赴く儘に気持ちよりも体の方が勝手に動き出す躍動感と、色香と、はつらつとしたエロスを読者に感じさせる。が、その底辺に在るものは彼ら一人一人の「業」に他ならない。そしてそんな若者の持つ業をピアノを演奏すると言う音楽に生きる姿の中に何処までも描く事で彼らの自我が読者に手に取る様に見えて来る。マイケル・パウエルとエメリック・プレスバーガーが監督した『赤い靴』の様にね。もっともあちらはバレエ映画だけれども。
 『蜜蜂と遠雷』はそんな小説だ。恩田陸と言う名前はこの小説で初めて知ったがこれからが楽しみで為らない、次はどんなにスリリングでトリッキーな作品を書いて仕掛けて来るのだろうと読み進めるたびにワクワクさせる青春グラフィティに早くこれが映画化、ドラマ化される事を独り密かに望むばかりである。

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電子書籍

圧倒

2017/05/24 12:58

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投稿者:バルゴン - この投稿者のレビュー一覧を見る

音楽をどうやって表現するのかと思ったら、凄い描写でした。実際に音を聞いている訳でもないのに、まるで自分が聞いて感動しているかのような錯覚にも陥りました。素晴らしい

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電子書籍

なんかすごいものを読んだような気がする

2017/05/22 04:07

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投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

読み終えた最初の感想は「なんかすごいものを読んだような気がする」でした。なんというか、ミューズに愛された綺羅星のごときピアニストの卵たちの奇跡的とも運命的とも言える出会いと成長を芳ヶ江国際ピアノコンクールという舞台とその舞台裏を通して描かれた青春群像みたいな?

なんか言葉にしてしまうとちょっと陳腐な感じがしてしまうのですが。

私はこれほどまでに音楽を語る小説を読んだことありませんでした。

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電子書籍

もう少し各人物の話を読みたかった

2017/05/17 16:51

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投稿者:ラテン猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る

序盤で登場人物の背景を描写するところはとても引き込まれました。
特に明石さんの葛藤に共感しました。
演奏シーンも、特に宮沢賢治の曲の描写は、コンテスタントそれぞれの解釈の違いが面白かったです。ただそれ以外の演奏の展開は退屈に感じてしまい、後半の演奏シーンは読み飛ばしてしまいました。
もう少し演奏を通じて各人物の話を読みたかったです。
あと、外国暮らしの長い登場人物の振る舞いや口調、考え方が日本人ぽいのは読んでいてひっかかり、若干ストレスを感じました。

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電子書籍

読み終えちゃった…。

2017/05/15 01:13

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投稿者:のこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

なかなか読み応えのあるお話でした。クラシックへの教養の無さを嘆くのはこの作品以前からのことですが、また後悔してしまった。

あるピアノコンクールに関わる日々を追ったお話。

若いのに、彼ら凄いなぁ。羨ましくもあり、微笑ましくもあり。

コンテスタントそれぞれの、その後のお話も読んでみたいな。

それを創造するのは読者それぞれかもしれませんね。

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紙の本

音楽との向き合う

2017/05/14 19:13

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投稿者:ともみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

それぞれの登場人物が、それぞれの音楽に対する姿勢をもち、コンクールを通してそのスタンスを尊重し合う姿が読んでいて気持ちよかったです。
ピアノっていいなぁって音を聴いてではなく、文字を読んで感じることができる本に初めて出会いました。

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紙の本

映像が観える。

2017/05/14 12:34

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投稿者:ナウシカ - この投稿者のレビュー一覧を見る

映画、ドラマ、もう映像が、浮かびます。
間違いなく映像化されると思います。
俳優さんを自分っ考るのも楽しいです。

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電子書籍

直木賞

2017/05/13 10:44

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投稿者:tomo - この投稿者のレビュー一覧を見る

作品ということで読みました。さすがだと思いました。聞こえていない音楽を活字でよく表現されています。一気に読み終えました。オススメですね。

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紙の本

ピアノコンクールがダイレクトに伝わる

2017/05/12 19:03

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投稿者:かんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

とても美しかった。





【天才】とよばれる人たちがどんな思いを抱えるのか、【凡人】はどんな人生を歩むのか。

天才にも種類があって、自覚していて凡人の考えもわかる人、音が好きで天才だと自覚していない人、【音楽を解放する】なんてすごいことを考える人。






ピアノコンクールに出る人たちがどんな思いでその場に立つのか。

緊張するのか、しないのか。

ピアノを弾くことへの意識の違い。

どんな景色を思い浮かべ、弾くのか。

それがよく伝わり、感動できる作品ではあった。








しかし、私にとって演奏シーンは物足りないものだった。

中山七里作、【岬洋介シリーズ】の方が臨場感はあり、表現が豊かであったため、ピアノの演奏表現だけで言えば中山七里が良い。





ただストーリーは面白く、とても長いがいつまでも読んでいたい感覚に陥り、読み終わった後は余韻に浸れる作品だった。

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紙の本

テクニックと体力と

2017/05/08 22:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひややっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

50代も過ぎた恩田さん。これまでもたっぷりと作品を書いてこられ、テクニックも磨かれ、さらなる大作を書き上げる体力も十分にあり・・円熟期といえるのではないでしょうか。
特に序盤からクライマックスまでの盛り上げ方が惹きこまれます。登場人物それぞれの描き方も見事だし、音楽を聴きたくなるその文章のありかた。どうしたら文章で音楽を描けるのでしょうか。ミステリを読んでいるかのようにコンテストの結果が知りたい先を読みたい最後まで早くたどり着きたいでも登場人物たちとの時間をもっと一緒にいたい
いろいろな思いがわきあがります。
ラストはちょっとおつかれな感じもありました。最後方の一人称「あたし」を読んでいくと、ふっと新井素子氏の少女漫画的SFを思い出してしまいました。

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紙の本

すぐれたRoman populaire

2017/05/07 11:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コアラ - この投稿者のレビュー一覧を見る

やはり本屋大賞はいい。芥川賞がすっかり内輪受けに堕してしまい,見向きもされなくなった今(というのは言い過ぎか,いまだに芥川賞をありがたがっている読者は多い。),本屋大賞こそ読者のための文学賞という気がする。だって,たかが小説ですよ。めったに小説は読まないのだが,純粋に楽しめた。「紙のピアノ」も楽しめたけれど,あまりにラノベラノベしていて白けるところもあったが,こちらはさすがに大ベテラン。500ページを見事に演じきった。なにしろ無性にピアノが弾きたくなった。明日は日曜日。久しぶりにバッハでも引いてみるか。

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紙の本

飛ばし読みしました。

2017/05/07 10:40

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:oi - この投稿者のレビュー一覧を見る

恩田陸さんの小説を読むのは初めてでした。まるで「作者自身がお面を被って演じた実写版の映像を、作者自身が見て感想文を書いた」ようだなとがっかりしました。こんなに面白くないと感じたのは久しぶりです。
ストーリーは興味深い題材だと思いますが、文章が稚拙で入り込むことができませんでした。大げさな表現で同じ言葉が繰り返されて、単調で読み辛かった。。設定は立派なのに、作者が持て余して書ききれていないということでしょうか。人物の書き分けもはっきりしていないのに、登場人物が多い。魅力のある人は1人もいませんでした。海外暮らしのはずのマサルや塵やナサニエル等も何故か日本人ぽい思考・行動。年齢より幼く感じられました。一番の違和感は、恵まれた環境で育ったはずの音楽家である女性陣の一人称がすべて「あたし」であること。また、亜夜や奏やマサルの言葉のチョイスがおばさんぽいことです。しっくりきたのは三枝子くらいだったので、すべて三枝子目線で書けばいいのにと思いました。明石と亜夜が初対面で2人で抱き合って泣くシーンもありえないし気持ち悪い。半分以降、飛ばし読みで最後まで読みました。
こんな作品が直木賞であり本屋大賞だなんて残念以上の何者でもありません。

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