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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2016/10/25
  • 出版社: 小学館
  • サイズ:20cm/253p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-09-386456-5

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紙の本

夜行

著者 森見登美彦 (著)

僕らは誰も彼女のことを忘れられなかった。長谷川さんが姿を消した夜から10年。僕ら5人の仲間は、鞍馬の火祭りの日に再会した。「夜行」とは何か。彼女と再会できるのか−。『ST...

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商品説明

僕らは誰も彼女のことを忘れられなかった。長谷川さんが姿を消した夜から10年。僕ら5人の仲間は、鞍馬の火祭りの日に再会した。「夜行」とは何か。彼女と再会できるのか−。『STORY BOX』掲載を全面改稿。【「TRC MARC」の商品解説】

僕らは誰も彼女のことを忘れられなかった。

私たち六人は、京都で学生時代を過ごした仲間だった。十年前、鞍馬の火祭りを訪れた私たちの前から、長谷川さんは突然姿を消した。十年ぶりに鞍馬に集まったのは、おそらく皆、もう一度彼女に会いたかったからだ。夜が更けるなか、それぞれが旅先で出会った不思議な体験を語り出す。私たちは全員、岸田道生という画家が描いた「夜行」という絵と出会っていた。
旅の夜の怪談に、青春小説、ファンタジーの要素を織り込んだ最高傑作!
「夜はどこにでも通じているの。世界はつねに夜なのよ」

【編集担当からのおすすめ情報】
春風の花を散らすと見る夢は
さめても胸の騒ぐなりけり
--西行法師【商品解説】

収録作品一覧

尾道 16−64
奥飛驒 65−109
津軽 110−158

著者紹介

森見登美彦

略歴
〈森見登美彦〉1979年奈良県生まれ。京都大学大学院修士課程修了。「太陽の塔」で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。「夜は短し歩けよ乙女」で山本周五郎賞を受賞。

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みんなのレビュー161件

みんなの評価3.7

評価内訳

紙の本

“恒川光太郎”的な雰囲気漂う快作

2016/12/20 20:50

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タンポポ旦那 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「きつねのはなし」を読んだ時、モリミーにはホラー風の作品は合わないのかも……と感じたものだったが、著作を重ね、やはり期待に応える力量に感心した。「ペンギン・ハイウェイ」で全く新しいモリミーを見せたのと同様に、どこまでその世界を拡げていくのか、いま最も目が離せない作家の一人だ。
本作は恒川光太郎の「夜市」を思わせる雰囲気を漂わせながら、夜に魅かれ、朝に焦がれる独自の美世界を構築している。銅版画に魅かれる主人公達と、不可思議な画家との関わりが、魅力ある物語を紡ぎだしている、と感じた。

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電子書籍

洗練されたストーリー

2017/01/01 21:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぎんまる - この投稿者のレビュー一覧を見る

とても面白かったです!
いつも物語の構造が理系的なのに、表現力が細やかで大好きです。
ストーリーがパラレルだけで終わらず、収束、また分岐という今までの森見さんと違う展開で、何回か読み返して反芻したいです。
夜と朝の世界の対比に、「世界はつねに夜なのよ」、ガガーリンの「地球は青かった」が解釈のキーワードである気がしました。
続編、というか裏写しのストーリーも読みたいお話しです。

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紙の本

夜行

2016/12/11 19:41

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る

待ちに待った森見登美彦さんの10年目の作品はミステリアスであり、登場する女性に毎回心踊らせています。

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紙の本

ちょっと不気味で不思議なお話し。

2016/12/03 21:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

異次元に足を突っ込んだような、異空間を覗き込んだようなお話でした。
森見さんの明るくてあっけらかんとしたお話も大好きですが、今回のようなちょっと不気味なお話も大好き。
きっかけは鞍馬。現代の京都でもちょっと不気味な雰囲気を残してる地域ですよね。
いまでも神隠しがあっても可笑しくない感じ。
不思議な絵、消えた女、記憶の齟齬、いろいろ織り込まれ上手い具合に調和し不思議な結末へと向かいます。

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紙の本

夜の世界

2016/11/01 13:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:D - この投稿者のレビュー一覧を見る

森見先生の作品はこれまでに何度も読んでいますが、『夜行』ほど読者に不安を感じさせるものはなかったと思います。夜の世界の不気味さが、視覚、聴覚、嗅覚、触覚から伝わってきます。自己の存在が揺るがされ、自分がいったい世界のどこにいるのか何度も考えさせられました。夜が明けて欲しいという思いからついつい夜更かしして読み終えてしまえるものでした。

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電子書籍

不思議な世界

2017/02/27 21:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

夜行が主題だと思って読み進めていたが、それが裏の世界だったとは。不思議の世界に、どんどん引きこまれ、一気に読めた。絵が頭の中に浮かび、次第に様々なことが繋がって行くのが興味深かった。

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電子書籍

引き込まれる作品

2017/01/12 16:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yukka - この投稿者のレビュー一覧を見る

不思議な魅力のある作品だった。
ひとつひとつの章はハッキリしない終わり方のストーリーなのにもかかわらず、読んで行くうちに何だかそれが当然のような気がしてくる。
自分自身が夜行列車の窓から外を眺めているような気分が頭から離れなくなった。
読後感は悪くないし、細かく謎を解くと言うよりは物語の雰囲気にひたる作品だと思う。

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紙の本

鞍馬は有頂天家族だけではなかった

2016/11/25 12:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者の活劇的作品をピンボール系と例えるならば、本作は貞子風スーパーマリオ系と例えたい。しっとり感とストーリー性はまさに森見の真骨頂といったところか。

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紙の本

心を大きく揺さぶられました。

2016/11/17 17:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:スカイ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレ注意

一言。
傑作です。

誰かと、誰かは、一度離れても、必ずまたいつか、何処かで接点があり、それは、この本は夜をテーマに壮大に繰り広げられ、そして、夜という、一見暗闇の中での危うさ、切なさを、見事に表現しています。

私は、ミステリアスな要素よりも、ファンタジーの要素が強いと感じました。

長編だけど、直ぐに世界に引き込まれるので、さらさら読めます。

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紙の本

いまいちでした

2017/02/11 12:26

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヒート - この投稿者のレビュー一覧を見る

物語の展開がいまいちでした。
?の部分が多かった。

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紙の本

毛色は違うがこれもアリ

2016/12/09 15:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:katu - この投稿者のレビュー一覧を見る

知ってはいたが、いつもとは毛色の違う作品。暗めのファンタジーというか怪談ですな。ニコール・キッドマン主演の「アザーズ」という映画を思い出した。個人的には、いつもの森見作品の方が好きだけど、これはこれでありなんじゃないだろうか。

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2017/02/23 20:59

投稿元:ブクログ

不思議な世界感とホラー感覚の雰囲気が独特で、謎がそのままになっているところがもどかしような、それでいて、解決しない事こそがホラーぽいって思ったり、なかなか微妙な距離感を持つ作品でした。もともと個人的にはそんなに好きな作家さんじゃないのですけど(むしろ苦手(笑))、好きな人にはたまらなく好きなんだろうなあって想像しながら読みました。でも、回顧録的なシーンでは、どうも年齢が高めに想像しがちで、もやもやのままのもやもや(笑)

2016/12/13 23:37

投稿元:ブクログ

 岸田道生の銅版画の48作の連作『夜行』。鞍馬の火祭の日に不思議が起こる。

 表紙は手を挙げているイラストではないんだなと思いました。それぞれの話がそこで終わり?というラストで意味がわからずもやもや。
 行ったことがある場所が多かったので想像しながら読めました。どの場所もなんとなくそういった不思議が起こりそうな場所だなと思うので、さすがだなと思いました。
 なんとも言えないぞわっとした感じや忍び寄る闇感がうまく言葉で表されていてなるほどと思いました。うたた寝をして目が覚めたとき、ガガーリンの言葉等。

2016/12/31 19:36

投稿元:ブクログ

よくできました…パチパチパチ…って感じ~大学時代、同じ英会話学校に通っていた人達と出掛けた鞍馬の火祭の夜、僕・大橋が密かに好意を寄せていた長谷川さんが失踪した。十年後、東京で働いている僕が企画して、一緒にいた人達を誘って鞍馬に行く計画を立て、貴船口の旅館で、岸田道生という画家の「夜行」という連作の銅版画に纏わる話が出てくる。当時大学院生だった中井さんは、5年前に家出した奥さんを尾道に迎えに行った時の不思議な体験を語り、当時一回生だった武田君は松本から車で奥飛騨へ向かう最中、不思議な老婆を乗せてこの中の二人に死相が出ていると言われ、それは先輩なのか、先輩の彼女なのか、はたまたその妹なのか、自分なのか。残ったのは密かに交際を続けていた彼女と武田だった。画廊勤めの藤村さんは、夫とその後輩と上越廻りの夜行列車で青森に向かい、トンネルの向こうで燃えている家に寄り添って立っている女性が気になり、ついに津軽で見た家に吸い込まれるように後輩は消えたのが3年前だった。最年長の田辺は劇団を諦めて豊橋に帰った後、飯田線に乗って、不思議な女子高生と偽僧侶に出会い、偽僧侶が岸田サロンに出入りしていたいけすけない佐伯だった。岸田が死んだ日、佐伯も田辺も訪れていたのだった。そんな話を終えて叡鉄に乗って火祭りが終わった鞍馬からの帰り道、歩いている内に一人になった大橋が、中井に電話を掛けると京都のホテルのバーに居て、すぐに来いと言われる。行ってみると中井は、大橋がこの十年間失踪していたのだという。画廊を訪れ「夜行」というシリーズの代わりに掲げられている「燭光」シリーズを発見し、死んでいない岸田に連絡を取って貰うと、出てきた奥さんは長谷川さんだった。4人で不思議な話だと言い合っている内に、寂しい居間に変わり…~今までの森美作品とは違って、よく出来たミステリーファンタジーに仕上がっているのだが、表紙の絵が可愛すぎてイメージと異なる。森見ファンタジックワールドに馴れている人を違う世界に誘うように…かな?

2016/12/13 23:25

投稿元:ブクログ

京都。絵画。パラレルワールド。鞍馬の火祭の日に姿を消した友人がいた。10年ぶりにあの時のメンバーで集まることになったその日、ひとりひとりが不思議な話を始めた。

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