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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.6 306件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2016/10/25
  • 出版社: 小学館
  • サイズ:20cm/253p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-09-386456-5

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紙の本

夜行

著者 森見登美彦 (著)

僕らは誰も彼女のことを忘れられなかった。長谷川さんが姿を消した夜から10年。僕ら5人の仲間は、鞍馬の火祭りの日に再会した。「夜行」とは何か。彼女と再会できるのか−。『ST...

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夜行

1,361 (税込)

夜行

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商品説明

僕らは誰も彼女のことを忘れられなかった。長谷川さんが姿を消した夜から10年。僕ら5人の仲間は、鞍馬の火祭りの日に再会した。「夜行」とは何か。彼女と再会できるのか−。『STORY BOX』掲載を全面改稿。【「TRC MARC」の商品解説】

僕らは誰も彼女のことを忘れられなかった。

私たち六人は、京都で学生時代を過ごした仲間だった。十年前、鞍馬の火祭りを訪れた私たちの前から、長谷川さんは突然姿を消した。十年ぶりに鞍馬に集まったのは、おそらく皆、もう一度彼女に会いたかったからだ。夜が更けるなか、それぞれが旅先で出会った不思議な体験を語り出す。私たちは全員、岸田道生という画家が描いた「夜行」という絵と出会っていた。
旅の夜の怪談に、青春小説、ファンタジーの要素を織り込んだ最高傑作!
「夜はどこにでも通じているの。世界はつねに夜なのよ」

【編集担当からのおすすめ情報】
春風の花を散らすと見る夢は
さめても胸の騒ぐなりけり
--西行法師【商品解説】

収録作品一覧

尾道 16−64
奥飛驒 65−109
津軽 110−158

著者紹介

森見登美彦

略歴
〈森見登美彦〉1979年奈良県生まれ。京都大学大学院修士課程修了。「太陽の塔」で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。「夜は短し歩けよ乙女」で山本周五郎賞を受賞。

掲載中の特集

ファンタジー 小説をテーマに10作品以上をラインナップしています。

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書店員レビュー

丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年11月号より

書標(ほんのしるべ)さん

森見登美彦さんの待望の新刊が発売された。今かまだかと待っていた甲斐があって、不思議感たっぷりのファンタジー?怪談?初めての感覚だった。ストーリーはずっと暗くいつも夜なのに、全く嫌な気分がしないのは何だろう、この感じ。嫌な気分どころか、まるで闇に吸いこまれるように読み進んでいた。
10年前に失踪した彼女はどこにいるのか、生きているのか、果たして…仲間5人と繰り広げる連続ストーリー。最後の最後まで混線する展開に、ただただ呆然とした。
森見登美彦10周年記念作品。同時に発売された初の対談集『ぐるぐる問答』(小学館・1200円)もおすすめだ。

みんなのレビュー306件

みんなの評価3.6

評価内訳

紙の本

“恒川光太郎”的な雰囲気漂う快作

2016/12/20 20:50

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タンポポ旦那 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「きつねのはなし」を読んだ時、モリミーにはホラー風の作品は合わないのかも……と感じたものだったが、著作を重ね、やはり期待に応える力量に感心した。「ペンギン・ハイウェイ」で全く新しいモリミーを見せたのと同様に、どこまでその世界を拡げていくのか、いま最も目が離せない作家の一人だ。
本作は恒川光太郎の「夜市」を思わせる雰囲気を漂わせながら、夜に魅かれ、朝に焦がれる独自の美世界を構築している。銅版画に魅かれる主人公達と、不可思議な画家との関わりが、魅力ある物語を紡ぎだしている、と感じた。

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電子書籍

夜に惹かれる人に

2017/07/14 21:09

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

不安と安心を行き来する不思議なお話です。
何回も同じ本を読む事は珍しいのですが、読み返したくなりました。

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電子書籍

魅力的な夜の世界

2017/06/25 19:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る

少し怖くてぞくぞくしたけれど、とても面白かった!京都が舞台じゃないとなんかしっかりしてる森見さん。久々のめり込んだ読書だった。「夜行」「曙光」表裏一体の世界。どっちにも「私」はいるけれど、全然違う人生を歩んでいるんだ。これは今までに出会ったことのない視点だ。人生違うなら行ったり来たりしてみたい。どちらかというと「夜行」の世界の方が好みかな。夜行列車も好きだしなあ。青森の五能線、ストーブ列車、飯田線など鉄男と鉄子が唸るチョイスもなかなか。五能線はいい。また乗りたい。私を「夜行」の世界へ運んでおくれよ。鉄道。

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電子書籍

不思議だ。

2017/06/04 19:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

不思議としか言い様のない出来事が積み重なって、逆転して、逆転して。私が知ってたモリミーワールドとはまた違う、でもどこかで続いてる。「怖さ」というより「不安・不安定」って感じですかね。読み進めるにつれ、中断が出来なくなる中毒性が現れて、結末が気になってしかたなくなるお話でした。

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電子書籍

洗練されたストーリー

2017/01/01 21:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぎんまる - この投稿者のレビュー一覧を見る

とても面白かったです!
いつも物語の構造が理系的なのに、表現力が細やかで大好きです。
ストーリーがパラレルだけで終わらず、収束、また分岐という今までの森見さんと違う展開で、何回か読み返して反芻したいです。
夜と朝の世界の対比に、「世界はつねに夜なのよ」、ガガーリンの「地球は青かった」が解釈のキーワードである気がしました。
続編、というか裏写しのストーリーも読みたいお話しです。

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紙の本

夜行

2016/12/11 19:41

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る

待ちに待った森見登美彦さんの10年目の作品はミステリアスであり、登場する女性に毎回心踊らせています。

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紙の本

ちょっと不気味で不思議なお話し。

2016/12/03 21:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

異次元に足を突っ込んだような、異空間を覗き込んだようなお話でした。
森見さんの明るくてあっけらかんとしたお話も大好きですが、今回のようなちょっと不気味なお話も大好き。
きっかけは鞍馬。現代の京都でもちょっと不気味な雰囲気を残してる地域ですよね。
いまでも神隠しがあっても可笑しくない感じ。
不思議な絵、消えた女、記憶の齟齬、いろいろ織り込まれ上手い具合に調和し不思議な結末へと向かいます。

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紙の本

夜の世界

2016/11/01 13:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:D - この投稿者のレビュー一覧を見る

森見先生の作品はこれまでに何度も読んでいますが、『夜行』ほど読者に不安を感じさせるものはなかったと思います。夜の世界の不気味さが、視覚、聴覚、嗅覚、触覚から伝わってきます。自己の存在が揺るがされ、自分がいったい世界のどこにいるのか何度も考えさせられました。夜が明けて欲しいという思いからついつい夜更かしして読み終えてしまえるものでした。

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電子書籍

ぞわっ

2018/05/09 21:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くれーぷ - この投稿者のレビュー一覧を見る

何気なく手に取った本だった。話は数人がぽつぽつ語るような形だが、読んでいくうちに何か恐ろしくなって来てしまった。私まで引きずりこまれそうで、しばらくTVをつけっぱなしにして気を紛らわせた。本当の世界はどっちなのか…最後まで謎めいていた。

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電子書籍

夜行

2017/06/02 09:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:おじ屋 - この投稿者のレビュー一覧を見る

森見登美彦の新たな一面。
じわりと効いてくる恐怖感は、どこか懐かしい感覚も伴って
不思議に読み終えた時の感じが持続してしまう。
パラレルワールドが、連作の絵によって引き起こされるアイデアも素敵だ。

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電子書籍

不思議な世界

2017/02/27 21:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

夜行が主題だと思って読み進めていたが、それが裏の世界だったとは。不思議の世界に、どんどん引きこまれ、一気に読めた。絵が頭の中に浮かび、次第に様々なことが繋がって行くのが興味深かった。

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電子書籍

引き込まれる作品

2017/01/12 16:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yukka - この投稿者のレビュー一覧を見る

不思議な魅力のある作品だった。
ひとつひとつの章はハッキリしない終わり方のストーリーなのにもかかわらず、読んで行くうちに何だかそれが当然のような気がしてくる。
自分自身が夜行列車の窓から外を眺めているような気分が頭から離れなくなった。
読後感は悪くないし、細かく謎を解くと言うよりは物語の雰囲気にひたる作品だと思う。

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紙の本

鞍馬は有頂天家族だけではなかった

2016/11/25 12:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者の活劇的作品をピンボール系と例えるならば、本作は貞子風スーパーマリオ系と例えたい。しっとり感とストーリー性はまさに森見の真骨頂といったところか。

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紙の本

心を大きく揺さぶられました。

2016/11/17 17:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:スカイ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレ注意

一言。
傑作です。

誰かと、誰かは、一度離れても、必ずまたいつか、何処かで接点があり、それは、この本は夜をテーマに壮大に繰り広げられ、そして、夜という、一見暗闇の中での危うさ、切なさを、見事に表現しています。

私は、ミステリアスな要素よりも、ファンタジーの要素が強いと感じました。

長編だけど、直ぐに世界に引き込まれるので、さらさら読めます。

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紙の本

ミステリアスなファンタジー

2017/08/30 21:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る

「夜行」という連作の画にまつわる不思議な話を題材にしています。画の正体や失踪の真実についていかなるトリックであるのか考えながら、どのようなカラクリのある世界であるのか、気になりながら読んでいましたが、結局最後までそのあたりの正解は明示されていなかった点が残念です。感覚としては怖い話に近いのでしょうか。2chで有名な『リゾートバイト』などは本当の話であるのか釣りであるのか不明ですが、実話であればかなり怖い話であり、また現実味のない話ともいえます。本作品はそもそも確実にフィクションであることが前提となっているわけですが、このような作風ならばどこか現実味を持たせた方がよかったのではないかとも思えます。

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