- カテゴリ：一般
- 発売日：2016/12/09
- 出版社： 日経ＢＰ社
- サイズ：２１ｃｍ／１９９ｐ
- 利用対象：一般
- ISBN：978-4-8222-3583-3
読割 50
または紙の本
佐藤オオキのボツ本
著者 佐藤オオキ （著）
日の目を見ることのなかったボツ案と、そこに至るまでの経緯の中にこそ、デザイナーの葛藤や苦悩が潜んでおり、本質的な価値が存在している。「ボツ」を生かして、最高の発想を生むプ...
佐藤オオキのボツ本
佐藤オオキのボツ本
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商品説明
日の目を見ることのなかったボツ案と、そこに至るまでの経緯の中にこそ、デザイナーの葛藤や苦悩が潜んでおり、本質的な価値が存在している。「ボツ」を生かして、最高の発想を生むプロセスを教える。【「TRC MARC」の商品解説】
佐藤オオキさん率いるデザインオフィスnendoでは、現在400を超えるプロジェクトを同時進行させながら、「提案の数」「質」「スピード」の３つすべてを目指しています。クライアントから依頼を受けてから短期間で複数の詳細な案をしっかり提案し、プレゼンが盛り上がる。まるで息をするようにたくさんのデザインを生み出す佐藤さんの仕事の後ろには、当然のように、大量の「ボツ案」が積み上がっていきます。
【商品解説】
多くの企業のイノベーションやブランディングを実現した佐藤オオキ氏が、図や絵を活用した独自の発想・思考法・問題解決手法を語る。実際の手書きメモを多数収録し具体的なケーススタディーを通して学べる。【本の内容】
目次
- はじめに
- 第１章 散りゆくボツ案
- 「飲みきらせる」ゴミ箱
- 提案するのは形を超えたデザイン
- １・５倍の価値をデザインで作る
- 第２章 未来を導くボツ案
- ボツを推進力に変える
- ボツを恐れずアイデアを集約
著者紹介
佐藤オオキ
- 略歴
- 〈佐藤オオキ〉１９７７年カナダ生まれ。早稲田大学大学院修了。デザインオフィスｎｅｎｄｏ代表。共著に「ウラからのぞけばオモテが見える」など。
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書店員レビュー
丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2017年2月号より
書標（ほんのしるべ）さん
広告にしろＣＭにしろ製品にしろ、世の中に溢れる様々なものは「完成」されたものである。当然のことながら、その「完成」に至るまでには数限りない「ボツ」が存在する。
本書は、佐藤オオキ氏が代表を務めるデザインオフィス「ｎｅｎｄｏ」が手がけた仕事の中で、採用されなかった「ボツ案」のほんの一部を紹介した書籍だ。
「ボツ」の理由は一つではなく、単に商品のイメージとは違った、とか、最初のコンセプトと変わっていった、コストやタイミングの折り合いがつかなかったなどなど、実に様々である。
しかし、その「ボツ案」がヒントとなって「完成形」が生まれることがあるのも事実である。
普段私たちが目にする機会の少ない「完成」に至るまでを「ボツ案」と共に解説。
ものつくりの過程をわかりやすく垣間見られる一冊である。
