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商品説明
高山樗牛と姉崎嘲風が編み出した造語「憧憬」から明治中・後期の思考様式を探るとともに、2人の思想形成を検証し、〈誌友交際〉という同時代のメディアの実態を解明することで、日清・日露戦争期の新しい思想史像を提起する。【「TRC MARC」の商品解説】
夭逝した評論家・高山樗牛と日本宗教学の父・姉崎嘲風。二人が編み出した「憧憬」という造語が近代日本思想にもたらしたものとは。【商品解説】
目次
- 序章−研究の視角
- 第一節 〈憧憬〉の発見
- 第二節 〈憧憬〉の精神史の意義
- 第三節 史料と構成の概観
- 第一章−明治期における「美術」の語り方と「美学」の誕生
- 第一節 「美術」の語り方
- 第二節 「世界の美術国」という認識
- 第三節 「批評」の成立
- 第四節 「書生社会」と「誌友交際」
- 第二章−高山樗牛・姉崎嘲風におけるドイツ哲学の受容
著者紹介
長尾 宗典
- 略歴
- 〈長尾宗典〉1979年群馬県生まれ。筑波大学大学院博士課程人文社会科学研究科歴史・人類学専攻単位取得退学。博士(文学)。国立国会図書館司書。専攻は日本近代思想史・メディア史・図書館史。
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