「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/11/21
- 出版社: 吉川弘文館
- サイズ:19cm/276p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-642-05838-4
紙の本
平安京はいらなかった 古代の夢を喰らう中世 (歴史文化ライブラリー)
著者 桃崎 有一郎 (著)
平安京は必要だったのか−。理念優先で造られ、住むには不便だった都市が、その「使いにくさ」を克服し、中世京都へと脱皮していく姿を鮮やかに描く。新視点で平安京を捉え直し、“千...
平安京はいらなかった 古代の夢を喰らう中世 (歴史文化ライブラリー)
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
平安京は必要だったのか−。理念優先で造られ、住むには不便だった都市が、その「使いにくさ」を克服し、中世京都へと脱皮していく姿を鮮やかに描く。新視点で平安京を捉え直し、“千年の都”の本質に迫る書。【「TRC MARC」の商品解説】
平安京は本当に必要だったのか―。朝廷の壮大な理念が優先され、住む側にとっては不便きわまりなかった都市。儀礼を演じる劇場として巨大化した“理想の都”は、ついに天皇でさえも空間を持てあまし、やがて縮小をくり返しながら中世京都へと脱皮していく。「使いにくさ」に目を向け平安京を捉え直した、“千年の都”の本質に迫る刺激的な一冊。
【商品解説】
平安京は本当に必要だったのか―。朝廷の壮大な理念が優先され、住む側にとっては不便きわまりなかった都市。儀礼を演じる劇場として巨大化した“理想の都”は、ついに天皇でさえも空間を持てあまし、やがて縮小をくり返しながら中世京都へと脱皮していく。「使いにくさ」に目を向け平安京を捉え直した、“千年の都”の本質に迫る刺激的な一冊。【本の内容】
目次
- 中世からは見えない中世京都―プロローグ/平安京の規格と理念(古代のミヤコと中国の都城─律令国家が求めたもの/平安京の規格─座標系に投影された身分秩序の写像/日本の身分制度―ラベルとしての位階官職、原点としての天皇/平安京の構造と身分制度―観念的な秩序の実体化)/実用性なき平安京(平安京を守る朝廷、平安京を破壊する住人/平安京は日本の実情に合わせて造られたか/実用性なき主要街路・朱雀大路/外交の〝舞台〟としての朱雀大路/祭礼の〝舞台〟としての朱雀大路)/大きすぎた平安京―〝平安京図〟という妄想(未完成の平安京/衰退する右京/成長する左京/土地があり余る平安京/平安京を埋められない人口/縮小する政務、引きこもる天皇)/平安京の解体と〝京都〟への転生(摂関政治と平安京の再利用―平安京の終わりの始まり/持て余す大内裏、快適な里内裏─仮住まいに永住する天皇/院政が捨てた大内裏―中世京都への脱皮、抜け殻としての平安京/大内裏を諦めなかった男・信西―選択と淘汰の大内裏再建/信西の中世国家設計と正面観主義―〝背景セット〟としての平安京・大内裏)/内裏の適正サイズと大内裏の中世的〝有効活用〟―エピローグ
著者紹介
桃崎 有一郎
- 略歴
- 〈桃崎有一郎〉1978年東京都生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(史学)。高千穂大学商学部教授。著書に「中世京都の空間構造と礼節体系」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
平安京は1300年かけて完成。
2017/06/03 14:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nobita - この投稿者のレビュー一覧を見る
視点が面白い。平安京はほぼ完成したイメージがあったが半分近くは未開発。