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- カテゴリ：一般
- 発売日：2016/11/13
- 出版社： 西村書店
- サイズ：２０ｃｍ／３２３ｐ
- 利用対象：一般
- ISBN：978-4-89013-754-1
紙の本
ビアトリクス・ポターが愛した庭とその人生 ピーターラビットの絵本の風景
【アメリカ園芸作家協会金賞（２０１４年）】ビアトリクス・ポターの人生をたどりながら、そこに園芸がいかに大きくかかわっていたのかを解説。ポターが実際にどんな庭づくりをしてい...
ビアトリクス・ポターが愛した庭とその人生 ピーターラビットの絵本の風景
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商品説明
【アメリカ園芸作家協会金賞（２０１４年）】ビアトリクス・ポターの人生をたどりながら、そこに園芸がいかに大きくかかわっていたのかを解説。ポターが実際にどんな庭づくりをしていたのかを、美しい写真や挿絵とともに紹介し、ポターゆかりの各地を案内する。【「TRC MARC」の商品解説】
ピーターラビットの作者として知られるビアトリクス・ポター。彼女のおはなしの中で動物とともに登場する植物たちは、生き生きととてもリアルに描かれている。ポターは執筆活動のかたわら、かなり熱心に庭づくりや畑仕事にもかかわっており、挿絵の中の花や木々は、自身の庭や菜園で実際に育てていたものたちばかり。
本書では、まず第Ⅰ部でポターの人生における園芸のかかわりを概観し、第Ⅱ部では、ポターの庭の様子を四季をとおして眺め、どの作品のどんな場面で庭の植物が登場しているかを検証。最後の第Ⅲ部では、ロンドンおよび湖水地方における、ポターゆかりの場所や施設なども紹介する。
ポターが書き残した日記や手紙をてがかりにしながら、愛らしい挿絵や、四季折々の庭の植物たちの写真とともに、いざ、ポターの庭へ。【商品解説】
目次
- 【目次】
- 第Ⅰ部 園芸家としての人生
- 1 発芽期
- 2 分枝期
- 3 開花期
- 4 定着期
- 5 成熟期
- 6 結実期
- 第Ⅱ部 ビアトリクスの庭の一年
著者紹介
マルタ・マクドウェル
- 略歴
- 〈マルタ・マクドウェル〉造園家、文筆家。ビアトリクス・ポター協会会員。園芸にまつわる文筆活動、講義などをおこなうほか、ニューヨーク植物園で景観史や園芸学を教える。
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紙の本
ひとりのガーデナーとしてのポター
2017/02/28 10:49
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：ジマイマ - この投稿者のレビュー一覧を見る
新しい視点から描いたポターの人生。どのページからも、彼女の愛した自然の息吹が感じられるのは、著者の造園家としてのゆるぎなさであろう。巻末のビアトリクスの庭と作品に登場する植物リスト、索引もありがたい。訳者あとがきにもあるように、ひとりでも多くの方が、ポターが丹精こめてつくりあげた庭ですごしてほしい。この本をひもといて、ぜひ！
紙の本
今なら間違いなく科学者として学会員だったはず
2021/06/01 21:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：amisha - この投稿者のレビュー一覧を見る
ピーター・ラビットの作者として有名な彼女の生い立ちをあまり知らなかった。今なら、きっと植物の研究者になっていただろう。絵本の背景に隠された、英国の気候風土と彼女が生まれ育った環境が非常によくわかった。
著者は園芸や造園が専門で、絵本に描かれた植物を実際の写真でわかりやすく解説し、また資料となる古写真や図表も適材適所に豊富に使われている。巻末に植物の一覧表で、植物名・学名・登場する作品名が整理されていることに感銘をうけた。読み物としても、写真や図絵を鑑賞する資料としても優れた一冊である。
