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紙の本
アンダーアース・アンダーウォーター 地中・水中図絵
著者 アレクサンドラ・ミジェリンスカ (作・絵),ダニエル・ミジェリンスキ (作・絵),徳間書店児童書編集部 (訳)
掘って、もぐって、地球の中、まる見え! 普段は目にすることのできない、地面の下の世界と水中の世界を紹介した、前からも後ろからも読めるユニークな本。見返しに本文、ジャケット...
アンダーアース・アンダーウォーター 地中・水中図絵
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商品説明
掘って、もぐって、地球の中、まる見え! 普段は目にすることのできない、地面の下の世界と水中の世界を紹介した、前からも後ろからも読めるユニークな本。見返しに本文、ジャケット裏にポスターあり。【「TRC MARC」の商品解説】
地面の下や、水の中には、どんな世界が広がっているのでしょう。赤い「アンダーアース」の表紙から始まるのは、地面の下の世界。地下に巣をつくる動物や、一番深いところまで根をはった木、一番深い洞窟、さらに地球の核まで、大きな断面図と細かいイラストで紹介していきます。青い「アンダーウォーター」の表紙からは、水の中のいろいろ。船が浮く理由や、深海にいる魚、潜水艇などを紹介。これまで見たことのない足もとの世界へとご案内します。【商品解説】
掘って、もぐって、地球の中、まる見え! 『マップス 新・世界図絵』のミジェリンスキ夫妻による、ユニークな大型絵本。【本の内容】
目次
- 地面の下の秘密をさぐろう
- 地面の下の世界をさぐる、わくわくする旅に出かけよう。地下には、洞窟を調べる探検家や地下鉄の乗客などがいる。恐竜の化石や何百年も前の人の遺物、食べられる根っこもある。動物の地下の巣穴をのぞいたり、迷路のような洞窟や、世界一深い鉱山の底を見たりしてみよう。足もとのすぐ下にある薄い土の層から、熱く燃えたぎる地球の中心まで、下へ下へと案内してくれるのは、大きな断面図と細かく描かれたたくさんのイラストだ。読みおえたら、つぎは、「水の中」になにが隠れているのか見てみよう
- のろのろとはう、大小の虫
- アリの巣
- 巣穴にすむ動物
- 地面の下で育つもの
- 深くのびる根
- 地面の下にあるケーブルとパイプ
- 天然ガス
- 電気
著者紹介
アレクサンドラ・ミジェリンスカ
- 略歴
- 〈アレクサンドラ・ミジェリンスカ〉1982年生まれ。ポーランドの絵本作家。イラストレーター。グラフィックデザイナー。
〈ダニエル・ミジェリンスキ〉1982年生まれ。ポーランドの絵本作家。イラストレーター。グラフィックデザイナー。
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書店員レビュー
丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2017年2月号より
書標(ほんのしるべ)さん
『マップス 新・世界図絵』(徳間書店・3200円)の作者の新刊です。
赤い表紙を開くと、地面の下の世界。そこには想像以上の虫や動物がいたり、世界のトンネルや地下鉄の比較等、人間が作り出したその技術に驚かされます。
反対側の青い表紙を開くと、水中の世界。深海魚だけでなく、潜水艦の歴史や構造、潜水服の変化、水深3800メートルに沈んだタイタニック号も描かれています。その映画監督が水深約11キロのところまでひとり乗り深海探査艇で3時間過ごしたというのは驚きです。
両側から見ていって、真ん中に地球の深いところを描いてあります。誰も見たことのない地殻より深いところはどのようになっているのか。どのように調査したのか。興味の尽きない、親子でも楽しめる本です。
紙の本
地球の不思議
2024/02/18 00:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:DB - この投稿者のレビュー一覧を見る
写真集のようなものかと思っていたら、巨大な絵本でした。
まずはアンダーアース、地面に穴を掘って生活する生物たちが紹介されています。
ネズミたちやアナウサギ、イタチやビーバーはよくわかるが、カワセミも洞穴に住んでいるとは知らなかった。
地下を生活の場にしている生きものとしてアリのように身近なものから、餌のミミズを求めてひたすらトンネルを掘るモグラ、アリと同じような巣穴を作って集団生活するハダカデバネズミ、まるで地下都市のような巨大な巣穴を掘るプレリードッグまでその生態は様々だ。
そして根菜類ですがが紹介されます。
意外と大きいコンニャクイモ、名前は知っているけど味は不明なキャッサバ、アンデス原産のオカやウユコ、オシロイバナもどんな味なのか気になります。
そして50メートル以上に及ぶこともある木の根や、人間が埋めたケーブルやパイプ、地下鉄や鉱山といった話が続く。
掘ると言えば遺跡発掘の話も出てきて、アルゼンチンの南端の方で見つかったティタノサウルス類のなかでも最大のドレッドノータス・シュラニの化石の話は興味深い。
洞窟探検もなかなか面白そうです。
深さが2000メートル以上あるというジョージアのクルーベラ洞窟が紹介されていた。
鉱物やマントル、火山の話を経て地球の中心で今度は海の話へ。
湖は地球上の淡水の1%を占めるだけだが、多くの生命の棲み処となっている。
残りの淡水は極地の氷河や万年雪だそうです。
そして地球上の水の97%は海水、地球が水の惑星と言われる所以だ。
サンゴ礁やブルーホールを見るためにも、ダイビングやフリーダイビング、潜水艦の話が続きます。
海の巨大生物としてシロナガスクジラとダイオウホオズキイカが出てくるが、どちらも大きなページに目だけが描かれていてその大きさを想像させるものになっているのが面白い。
そして水に潜る科学者たちとして、日本のしんかい6500も紹介されている。
深海の熱水噴出孔や「失われた都市」と呼ばれる石灰で作られた熱水噴出孔、そして様々な姿の深海生物が出てきます。
マリアナ海溝の底へディープシー・チャレンジャー号でもぐったジェームズ・キャメロンの話を読んだら海を舞台にしたアバターも見てみたくなった。
子供の頃に親に「道路の下って何があるの?」と聞いたことがあるが、その時に本書を読んでいたら進んだ道は違ったかもしれない。
本書を読んで海や地の底に興味を持つ子供たちが増えるといいなと思いました。