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紙の本
下流老人 続 一億総疲弊社会の到来 (朝日新書)
著者 藤田孝典 (著)
もはや“余生”は消滅したのではないか。これから私たちが迎えるのは、「死ぬまで働き続けなければ生きられない社会」かもしれない。世界一老後が過酷な国で、生きていくための「解決...
下流老人 続 一億総疲弊社会の到来 (朝日新書)
続・下流老人 一億総疲弊社会の到来
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商品説明
もはや“余生”は消滅したのではないか。これから私たちが迎えるのは、「死ぬまで働き続けなければ生きられない社会」かもしれない。世界一老後が過酷な国で、生きていくための「解決策」を示す。【「TRC MARC」の商品解説】
【文学/日本文学評論随筆その他】「年収400万でも将来、下流に 」──半年で20万部を突破し、流行語にもなった『下流老人』は、一般に金持ちと思われていた高齢者の貧困を 発見 した。続く本書では、ますます深刻化する現状を辿りつつ、自分が下流化しないための 解決策 を提示する。【商品解説】
「年収400万でも将来、下流に 」──半年で20万部を突破し、流行語にもなった『下流老人』は、一般に金持ちと思われていた高齢者の貧困を 発見 した。続く本書では、ますます深刻化する現状を辿りつつ、自分が下流化しないための 解決策 を提示する。【本の内容】
半年で20万部を突破し、流行語にもなった『下流老人』。本書では深刻化する現状を辿り、自分が下流化しないための解決策を提示。【本の内容】
著者紹介
藤田孝典
- 略歴
- 〈藤田孝典〉1982年生まれ。NPO法人ほっとプラス代表理事。聖学院大学人間福祉学部客員准教授。反貧困ネットワーク埼玉代表。ブラック企業対策プロジェクト共同代表。著書に「ひとりも殺させない」。
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紙の本
「高齢期の労働と貧困」
2019/04/25 20:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルのとおり、「下流老人」の続編。前作も読みましたが、非常に深刻な内容。
“3ない”状態(「収入がない」「貯蓄がない」「頼れる人がいない」)、高齢者の就職の困難さ、「健康寿命」の問題など、見に積まされます。
無策では済まない感じです。
電子書籍
鋭い指摘と提言
2018/12/05 09:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『続・下流老人 一億総疲弊社会の到来』は、前作の『下流老人 一億総老後崩壊の衝撃』が現状報告と問題的に重点が置かれていたのに対し、「ではどうすればいいのか」という解決の糸口の比重が大きくなっており、その際に財政社会学を専門とする慶応義塾大学経済学部教授の井上英策の考察やフランスの社会保障制度などが紹介されているのが興味深いです。
著者の最も切実なメッセージは「汝、理想を語るバカになれ」ということではないでしょうか。「仕方ない」とあきらめてしまうのではなく、「自己責任」論を振りかざして助けを求める人たちを攻撃するのではなく、また困難を「自分で何とかしよう」と個人の限界を超えて頑張って自殺したり家族と共倒れしたりするのではなく、みんなが安心して健康で文化的な生活を送れるような社会にしていくために、一人一人が声を上げ、つながりを形成し、少しずつでも社会がよくなる努力をしていくことが肝要ということですね。権利は「与えられる」ものではなく戦って「勝ち取る」もの。
紙の本
真っ暗な日本の近未来
2016/12/18 14:42
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
たった5つのケースと自説に都合の良い最新統計データを駆使し、誰でも「下流老人」になると恐怖心を煽り、北欧並の「高福祉高負担国家」を目指せという、リベラル原理主義本でした。
以前「高福祉高負担」は支持が広がらず、麻生内閣が「中福祉中負担」を提唱し今に至ったと記憶します。
確かに、新自由主義偏重の安倍による福祉全般に対する無策は腹立たしく、攻めきれない野党にも責任はあります。しかし20%以上の消費税負担に耐える覚悟はあるでしょうか。格差社会が臨界点まで進展しない限り、著者の主張が広がるとは思えません。
とにかく、本書は巧みに将来不安を煽っていて、「一度脱線すると追い詰められる」社会だと思い知らされ、読後は暗い気分となりました。中でも最も不安なのは突然の病気です。収入が絶たれる上に医療費負担のダブルパンチとなります。今は高額医療制度のお陰で、医療費を抑えることができますが、新自由主義崇拝の安倍が健康保険の形骸化(医療の商品化)を進めると、気軽に病院にも行けなくなるでしょう。
数兆円も使ってオリンピックを開催した後の日本に、一体何が残っているのだろうかと思いました。