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炎路を行く者 守り人作品集 (新潮文庫 「守り人」シリーズ)
著者 上橋菜穂子 (著)
【吉川英治文庫賞(第8回)】ヒュウゴはなぜ家族を殺した国の王子に仕えることになったのか。バルサは養父ジグロとの放浪の旅の中で、どうやって成長していったのか。「守り人」シリ...
炎路を行く者 守り人作品集 (新潮文庫 「守り人」シリーズ)
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商品説明
【吉川英治文庫賞(第8回)】ヒュウゴはなぜ家族を殺した国の王子に仕えることになったのか。バルサは養父ジグロとの放浪の旅の中で、どうやって成長していったのか。「守り人」シリーズの番外編にあたる「炎路の旅人」「十五の我には」の2編を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
『蒼路の旅人』、『天と地の守り人』で暗躍したタルシュ帝国の密偵ヒュウゴ。彼は何故、祖国を滅ぼし家族を奪った王子に仕えることになったのか。謎多きヒュウゴの少年時代を描いた「炎路の旅人」。そして、女用心棒バルサが養父ジグロと過酷な旅を続けながら成長していく少女時代を描いた「十五の我には」。──やがて、チャグム皇子と出会う二人の十代の物語2編を収録した、シリーズ最新刊。【商品解説】
収録作品一覧
炎路の旅人 | 9−242 | |
---|---|---|
十五の我には | 243−300 |
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読み応えたっぷり
2022/04/10 23:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヒュウゴがいかにして<鷹>となったのかを描く「炎路の旅人」
ヨゴ皇国がタルシュ帝国に滅ぼされ、国を守る上級武人の家の長男だったヒュウゴが喪った誇りややり場のない怒り、皇国が健在のころに抱いていた想い、これらとどう向き合って<鷹>となる選択をしたか。読み応え十分なストーリーだし、ヒュウゴのような過酷な状況じゃなくとも、誰もが大なり小なり抱えるであろう葛藤があり、感情移入しやすい。
バルサが若かりし頃の用心棒としての姿を描く「十五の我には」
傷ついたバルサに、ジグロが贈った詩がとにかく秀逸。
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最後の詩に共感!
2017/09/03 08:58
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投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヒューゴ、バルサの15歳の時の短編2編。バルサの物語はとにかくジグロ素敵でかっこいい!バルサに聞かせた詩も素晴らしく思いました。『15の時に見えないものが、20になると見える』とのジグロが聞かせた詩をバルサが思い出しての感想で『30を過ぎてもまだまだ見えないものがたくさんある』心に残った話しでした。
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若き日のヒュウゴとバルサ
2017/07/26 22:29
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投稿者:あらら - この投稿者のレビュー一覧を見る
ともに10代のヒュウゴとバルサを描いた短編集。
2人がどう大人になっていったか、挫折と葛藤の日々。
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被征服者の思い
2017/02/09 18:01
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投稿者:ねむこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
何故かチャグムに、損得抜きの肩入れをしていたように思えた登場人物の背景が書かれており、すとん、と納得がいく思いがしました。また、バルサの成長をたどることができる貴重な作品です。
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番宣
2017/01/29 01:45
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投稿者:papakuro - この投稿者のレビュー一覧を見る
守人シリーズのドラマ放映に合わせて発売された,半分は番宣?
サブキャラの生い立ちを描いたサイドストーリーがメイン。
帯に「読むとヒュウゴが好きになる」と有るけれど,別に好きにはなれなかった。
全体に殺伐とした内容。ヒロインがテレパシーを使ったり,ナユグが見えたりする以外はファンタジー色はない。
しかし作者はどうやって殺し合い殴り合いのシーンを書くんでしょう。何か武道の心得でもあるのでしょうか。
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それぞれの回顧録
2017/01/17 15:54
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投稿者:ハシ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヒュウゴとバルサ。ともにまだまだ未熟な少年時代の物語。本編を読み終えてからこの話を読むと、また本編を読み返したくなります。
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これぞ!
2017/01/15 17:14
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投稿者:想井兼人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
守り人シリーズの主人公はバルサだけど、そのほかにも魅力あふれるとキャラクターが多く登場する。
本書の大半の物語の主人公役のヒューゴもその1人。
本書は、故国を征服した帝国に、ヒューゴが身を投じた背景事情がきちんんと描かれている。切ない背景事情は、ヒューゴの決意の強さの証明である。
守り人シリーズは、7まだまだ終わらないな。
ジゴロやタンダなど、まだまだ描くべき人物はたくさんいるのだから。
これぞ上橋作品の強みだ
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あとがき
2017/01/08 11:10
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投稿者:ひややっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヒュウゴの物語もバルサの若いころのエピソードもジンと胸を打ちます。そしてあとがき、上橋さんの家庭の事情などが淡々と書かれており、その大変さにふーっと思いが募りました。