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商品説明
【小説すばる新人賞(第29回)】中学生の頃、4人の親友を繫げていたのは「宇宙」への果て無き好奇心だった。やがて離れ離れになった彼らは大人になり、それぞれ別の道を歩いていたが、大切な人の死をきっかけに再会し…。『小説すばる』掲載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
「小説すばる新人賞」史上最年少受賞
大人になった僕たちの、“ 夢”との向き合い方。
16 歳の現役高校生が描く、ストレートな青春群像劇。
中学三年生の夏休み。宿題が終わっていない祐人は、幼馴染の薫、理奈、春樹とともに、町の科学館のプラネタリウムに併設された図書室で、毎年恒例の勉強会をおこなっていた。そんな彼らを館長はにこやかに迎え入れ、星の話、宇宙の話を楽しそうに語ってくれた。小学校からずっと一緒の彼らを繋いでいたのは、宇宙への強い好奇心だった。宇宙の話をするときはいつでも夢にあふれ、四人でいれば最強だと信じて疑わなかった。時が経ち、大人になるまでは――。
祐人は昔思い描いていた夢を諦め、東京の大学を卒業後、故郷に帰り、公務員となった。そんな祐人を許せない理奈は、夢にしがみつくように大学院に進み、迷いながらも宇宙の研究を続けている。薫は科学館に勤め、春樹は実家の電気店を継いだ。それぞれ別の道を歩いていた彼らが、館長の死をきっかけに再び集まることになる――。
第29 回小説すばる新人賞 受賞作
【本の内容】
著者紹介
青羽 悠
- 略歴
- 〈青羽悠〉2000年愛知県生まれ。「星に願いを、そして手を。」で小説すばる新人賞を受賞し作家デビュー。
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青臭さ
2017/04/21 00:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
N市近郊の、プラネタリウムのある科学館。中学から高校にかけてを、ここで過ごした男女4人が数年ぶり、館長の死をきっかけに集まる。大人たちや後輩もからみ、連作中編といった形で展開する青春群像劇。構成はよく練ってあるが、凝りすぎの感も否めない。小説すばる新人賞受賞にあたって、選考委員は「粗削りだが伸びしろに期待」と評したらしい。当たり前の話。要は2作目。これも当然だが、今、高校3年生であることを踏まえると、本格的な活動と評価は、大学に進んでからか。
電子書籍
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2019/02/28 23:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わらびぃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
感じられない。ストーリーやキャラ設定はこれから学んでいくとしても。最初の数ページで、文章のなんともいえないちぐはぐ感に身をよじらせながら読んだけど、耐えきれなくなって挫折。うう。選考委員も小説として欠点だらけとか指摘してんだから、受賞作なしにするという選択肢は無かったのか?新人賞は作品評価より作家発掘コンペになってるのが現状だから仕方ないのかな……。