「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
関東軍にひとり抗い続けた馬占山。1931年、彼は同じく張作霖側近だった張景恵からの説得を受け、一度は日本にまつろう。一方、溥儀は日本と国際連盟の狭間で、深い孤独に沈み込んでいた。『小説現代』連載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
張作霖爆殺事件から3年、息子・張学良は無抵抗将軍となり、清朝最後の皇帝・溥儀は玉座を追われたなか、満洲の野に放たれた猛獣と化した関東軍に一人反抗を続ける男・馬占山。
馬は同じ張作霖側近であった張景恵の説得を受け一度は日本に従うが──。
一方、満洲国建国を急ぐ日本と大陸の動静に目を光らせる国際連盟の狭間で、溥儀は深い孤独に沈み込んでいた。
ついに日本の軍部もその存在を知るところとなった天命の具体「龍玉」は今、誰の手に──。
『蒼穹の昴』シリーズ第五部、第二巻は日中の思惑が激突する満洲を舞台に、義と信に生きる男たちがしのぎを削る。【商品解説】
目次
- 第二章 還我河山
著者紹介
浅田次郎
- 略歴
- 〈浅田次郎〉1951年東京都生まれ。「鉄道員」で直木賞、「中原の虹」で吉川英治文学賞、「終わらざる夏」で毎日出版文化賞受賞。2015年紫綬褒章受章。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
迫力の展開
2017/01/16 19:35
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃっつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ご存知浅田次郎先生の蒼穹の昴4部作の第4部。
まだ2巻目ということもあり、浅田節は炸裂するに至っておりませんが、随所にちりばめられた中国語のセリフが輝きます。
薄幸の清朝最後の皇帝溥儀の心中が細かく緻密に描かれています。
ファンならずとも蒼穹の昴から読み直したくなること必至の名作です。