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ナルニア国物語 2 ライオンと魔女と衣装だんす(光文社古典新訳文庫)

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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2016/12/08
  • 出版社: 光文社
  • レーベル: 光文社古典新訳文庫
  • サイズ:16cm/297p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-334-75346-7

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文庫

紙の本

ナルニア国物語 2 ライオンと魔女と衣装だんす (光文社古典新訳文庫)

著者 C・S・ルイス (著),土屋京子 (訳)

戦火を逃れ、田舎に疎開してきた四人きょうだいが預けられたのは、変わり者の教授が暮らす古い屋敷。その一室に置かれた衣装だんすに潜り込むと、その奥には雪に閉ざされた異世界「ナ...

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ナルニア国物語 2 ライオンと魔女と衣装だんす (光文社古典新訳文庫)

713(税込)

ナルニア国物語2 ライオンと魔女と衣装だんす

670 (税込)

ナルニア国物語2 ライオンと魔女と衣装だんす

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商品説明

戦火を逃れ、田舎に疎開してきた四人きょうだいが預けられたのは、変わり者の教授が暮らす古い屋敷。その一室に置かれた衣装だんすに潜り込むと、その奥には雪に閉ざされた異世界「ナルニア国」が広がっていた…。【「TRC MARC」の商品解説】

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みんなのレビュー3件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (0件)
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  • 星 1 (0件)

2016/12/20 21:18

投稿元:ブクログ

小学四年生以上の漢字にルビがふってあるとのこと。

男の子二人と女の子二人の四人兄弟の話しです。ある素敵な人が出てきます。

いつか、クリスマスの数日前に、ターキッシュ・デライトを食べながらこの本を読めたら最高です。

イラストが気に入りました。子どもが塗り絵をしてくれたら、すごくうれしい。

2017/05/21 17:07

投稿元:ブクログ

・新訳のナルニア国物語、既刊分3冊読了、やはりおもしろい。私のナルニアはタムナスさんに始まる。最初に読んだ時、隠れんぼよりもこちらが強く印象に残つた。雪の森の中の街灯とフォーンのタムナスさん、その後、様々な事件の起きるナルニア国であるが、私はここから離れられない。試みに岩波少年文庫版「ライオンと魔女」を見る。「それはルーシィよりすこし背が高いひとで、雪のつもったまっ白な傘をさしていました。腰から上のほうは人間のようですが云々」 (17頁)となつてゐた。C・S・ルイス「ライオンと魔女と衣装だんす」(光文社古典新訳文庫)で は「その人はルーシーよりほんの少しだけ背が高く、傘をさしていて、傘には白く雪が積もっていた。腰から上は人間の姿だが云々」(土屋京子訳、18頁)と ある。文末が変はり、漢字表記が増えてゐる。「それは」と「その人は」といふ認識の違ひもあらうか。その程度の違ひである。読んだ感じでは新訳のほうが良いと思ふ。訳者はこれについて、「児童文学であるけれども大人でも楽しめるように、従来の日本語訳よりは少し大人っぽい文章で訳した。」(土屋訳「魔術師 のおい」322頁)と書いてゐる。児童文学は児童文学風に訳す、これがあるべき姿かもしれない。ですます体で丁寧にしておけば優しくて子供にふさはしいといふことであると思ふが、本当にさうなのかどうか。小さな子のための読み聞かせならばそれでも良ささうである。しかしナルニアとなるとどうなのであらう。 薦められたにせよ、自ら読まうとする子供達であらう。そんな子には「少し大人っぽい文章で」も良いのではないか。この、新訳では第2巻となる「ライオンと」は子供4人が主人公であつても、物語のイメージは決してそのやうなものではない。4人がナルニアに入つた時点で既に事態は切迫してゐる。そんな雰囲気は、ですますよりもだやであるの方が生きるのではないか。岩波の瀬田貞二訳は、新訳を読んだ後で見ると、児童文学を意識しすぎた訳に思へる。そこは物語全体の雰囲気を考慮して文末を選ぶべきではなかつたか。その点、土屋訳は良い。「その人物は、フォーンだった。」(18頁)と端的である。ところが瀬田訳は 「この人は、フォーンでした。ヤギとひととのいりまじった、野山の小さな神です。」(18頁)となつて、訳註が本文に取り込まれてゐる。巻末等の訳註なしだとかう処理するしかないのかもしれない。しかし、いくら児童向けとはいへ、これでは説明が不十分ではないか。つまり、かういふのは訳註で処理すべきものなのである。訳註を取り込むことも多いやうだが、端的を旨として、訳註が必要ならば訳註として処理すべきである。この流れでついでに書けば、今風に言ふと物語の重要なアイテムたるターキッシュ・ディライト、これを瀬田はなじみ易さからプリンに置き換へた(岩波少年文庫版264頁)が、土屋はそれを元に戻し た(294頁)。時代の差である。今ならば、トルコの菓子でも食することは易しい。当時、異国の食物への瀬田の配慮は必要であつたが、現状では不要になつたのである。これなどはいたしかたのないことで、いかに岩波といへども、瀬田訳のこの部分だけを勝手に元に戻してし���ふことはできまい。そんなわけで、やつと原作のお菓子が登場できたのだと思ふ。
・本当に久しぶりに出た新訳を読んだので、長々とその印象を書いてしまつた。要するに、ナルニア国は面目を一新したのである。もしかしたら、これで児童文学のくびきから逃れることができるのかもしれない。さうして、普通のファンタジーとして楽しまれる物語となつてほしいと思ふばかりである。

2017/04/22 22:28

投稿元:ブクログ

4人の子供たちの冒険。白い魔女ことジェイディスが再びナルニアに入り込み、いつまでも続く冬の世界として支配しようとしている。サンタクロースの来ない、永遠の冬!
そのイメージのあとではなおさら、アスランが来ていて春の兆しが感じられる描写が、美しく見える。そんな兆しの第一が、サンタクロースってのが愉快。
魔女と歩くエドマンドが、次々に起こる春の目覚めのさなかにいるところ・・・エドマンドの気持ちは何も書かれていないけど、彼が光景に目を奪われ、自分の境遇を省み、きっといま心のウロコのようなものがぼろぼろと剥がれ落ちているんじゃないだろうか・・・と自然と考えていた。春の力、描写の力だ。
解説が懇切丁寧でなるほどうんうんと頷けるものだったんだけど、キリスト教的な要素があるというのはキリスト教にふだん親しみのない私でも感じ取れた。まずアダムの息子、イヴの娘という呼び方。そして、いけにえとして死んだアスランの復活。作者のルイスはキリスト教弁証家としても有名なんだそうだ。
教義、教訓を含んだものが物語として純粋に面白いかどうかは、日本の物語でも同じであるように意見の分かれるところだろう。寓話的なパターンにはまりつつも、子供たちのみずみずしい心の動きや石からもどった動物たちの鮮やかな命の輝きなどに、物語としての色があるかなぁと思う。